未納に近い納税額をあえて選んでいる人は、人間失格ですか?
先日、以下の記事を書いたところ、読んで頂いた方に感想のコメントを頂きました。
こちらが頂いたコメントです↓
すみません、あなたのあげた人達は全員、未納に近い納税額をあえて選んでいる、という点で社会に多大な迷惑をかけてますけど、とりあえず、人への迷惑はかえりみない厚顔無恥で残虐な人間性になれ、ということですか?
今回は、頂いたコメントにお答えして行きたいと思います。
もちろん、厚顔無恥で残虐な人間性になれ、という事ではありません。
しかし、時と場合によって、社会に迷惑をかける事を気にしなくていい、と思っています。
どういう事か、順に説明して行きましょう。
まず、コメントには、あなたのあげた人達は全員、未納に近い納税額をあえて選んでいる、と書かれています。
この、あなたのあげた人達とは、きっと、記事内で紹介した、ほぼニートのPhaさんと20代で隠居を選んだ大原扁理さんの事ですね。
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派遣村に行った人達や保育園落ちた日本死ねのお母さんは、あえて未納に近い納税額を選んでいるわけではありません。
未納に近い納税額を選ぶしかなかった、また、そもそも払えなかった人達だと思っています。
なので、今回は、Phaさんと大原さんの生き方を考えてみますね。
まぁ、このお二人は確かに、未納に近い納税額をあえて選んでいると思います。
おそらく、税金を払わなかったり、未納に近い納税額しか払えない事で、日本の経済を弱体化させている。
そして、税金をちゃんと払っている人間が損をしている、と言うご意見でしょう。
だからこそ、多大な迷惑をかけている、と考えている。
それについて、ちょっと考えてみます。
働く事が下手な人は、必ずいる
ほぼニートのPhaさんも20代で隠居の大原さんも、はっきり言って就職して、会社で働く事に向いていません。
もっと言うと、売上げのために、ガンガン働くこと、そのものに向いていないんです。
そして、そういう人達は、意外に多く存在しています。
向いていない人達が会社で働く事になれば、うつや精神的な病になってしまう可能性があります。
また、まだ記憶に新しい電通の過労死事件を考えても解るように、今や日本の労働現場は、崩壊していると思うんですよ。
今はブラック企業の増加、サービス残業当たり前の思想、単身女性の4人に1人が非正規雇用で、年収200万円以下などの現象が進んでいます。
まだあります。少子高齢化で、高齢者の貧困は、ますます深刻になって行きます。
今後、高齢者の方々は、年金だけでは食べて行けないので、生活保護を使う事になるでしょう。
子供の貧困はもっと深刻です。
2014年の厚生労働者のデータで、子供の貧困率は6人に1人という公式発表が出ています。
こういう現実を考えて行くと、貧乏でも仲間と繋がって生きて行くPhaさんの生き方や20代で隠居して、支出を減らす暮らしに挑戦している大原さんの生き方から学ぶ事は多いと思うんです。
戦場のような労働現場で競争させられて、心身ともにボロボロになりながら、税金を払うために苦しい気持ちを我慢する。そして、うつになって行く。
そんな地獄のような人生を送るぐらいなら、貧乏を肯定して、未納に近い納税額を払って、楽しく生きていく方を選びます。
ですので、税金を払うために働き過ぎて、うつになったり、身体を壊して病気になるぐらいなら、社会に迷惑をかけていいので、税金を払うために働く事を辞めたほうがいいと思います。
もし、うつになってしまったら、精神障害者保健福祉手帳の取得を検討し、生活保護も考えてみてください。
社会に迷惑がかかるか?を考えるよりも、まずは自分の心身の健康を考えるべきです。
んで、考えた結果、働けるなら働いて、それなりの税金を払えばいい。
でも、社会に迷惑がかかるか、を一番に考えるよりも、自分の心身の健康をチェックする事のほうが重要なんです。
私は冒頭に、時と場合によって、社会に迷惑がかかる事を気にしなくていい、と言いました。
その、時と場合とは、これまで説明したように、ブラック企業に入ってしまって、過労でうつになってしまった状態の事を言います。
そんな時は、社会に迷惑がかかる、ことを無視しましょう。自分を一番に考えるんです。
それぐらいで丁度いいんですよ、今の世の中は。
共に、働き方、生き方を考えて行こうではないか?!
人間は「価値があるから生きる」のではなく、「生き抜くことで価値が生まれる」
当ブログは脱貧困、貧困問題解決がテーマです。
そして、そのテーマの柱になっているのが、この記事のタイトルになっている言葉。
人間は「価値があるから生きる」のではなく、「生き抜くことで価値が生まれる」
これなんですよ
もっと言えば、たとえ、失敗続きでも、財産が無くても、特技も才能も無くても、地位や名誉が無くても、寿命が来るまで、最後まで生き抜く事に価値があるんです。
しかし、こんな事を言うと、必ず性格の悪い人達が、文句を言って来ます。
「はぁ?、そんなわけないだろう?、資本主義なんだから、非生産的な人間は価値が無いんだよ」
性格悪いですねぇ~(笑)
ただ、資本主義社会の中では、確かに正論です。
でも、その正論をすんなり受け入れると、どんどん恐ろしい世の中になって行きます。
その恐ろしい世の中の恐ろしさとは何か?
ちょっと、考えてみましょう。
相模原の事件を忘れるな
相模原障害者施設殺傷事件を覚えていますか?
きっと、「忘れる事は出来ませんよ」と、答える人がいるでしょう。
こんな事件でした。
ネットから引用してみましょう。
2016年7月26日未明に神奈川県相模原市緑区千木良にある神奈川県立の障害者福祉施設で発生した、刃物による大量殺傷事件である。同日中に19人の死亡が確認され、26人が重軽傷を負った。
これは、本当に悲惨な事件でした。そして、この事件にこそ、「人の価値を生産的かどうか」で判断する危険性が表れています。
つまり、人の価値を経済的に生産的かどうかで判断するという事は、今後、この事件の加害者と同じ発想の人が増えて行く、という事なんです。
あの事件の加害者は、「障害を持っている人達は、役に立たないので、排除したほうがいい」という思想を持っていた、と言います。
私は、その思想があの殺傷事件を起こす原動力になったのではないか、と思いました。
だからこそ、もっと、世の中に、人間は「価値があるから生きる」のではなく、「生きることそのものに価値がある」という考えが広まる必要がある、と思うんですよ
そうでなければ、ますます、相模原事件の加害者のような「経済的に非生産的な人間は消せばいい!」という考えが広まってしまう、と思うんです。
実際に、あの事件の加害者に共感する声もあった、と言います。
相模原・障害者施設殺人事件の犯人に共感の声?世の中が悪い方向へ | 歩叶コラム
それは、本当に恐ろしい事です。
私が訴える恐ろしさとは、こういう事なんですよ
どうでしょうか?ぜひ、じっくり考えてみてください。
共に、人間の価値を考えて行こうではないか?!
本当に社会を変えた3つの出来事があった事を覚えていますか?
社会を変える事は出来ない。
そんなふうに思っている人は、多いのではないでしょうか?
当ブログは脱貧困がテーマです。
大きく分けて、脱貧困する方法は二つあります。
一つ目は、社会の構造(政治、行政)を変えるために活動して行く
二つ目は、お金に対する価値観を変えて、支出を減らし、仲間と繋がって行く
上記の二つです。
すでに、二つ目のお金に対する価値観を変えて、支出を減らし、仲間と繋がって行く、という生き方は、多くの人が実践しています。
たとえば、有名なところで言えば、ほぼニートのPhaさん。
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Phaさんは、だいたい年収150万円ぐらいですが、同じ貧乏人達と繋がり、シェアハウスをする事で、共存を維持しています。
次に、20代で隠居生活を選んだ大原扁理さん。
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大原さんは、年収90万円ですが、極端に支出を減らす事で、お金が無くても楽しい生活を実践しています。
このように、二つ目の生き方は、Phaさんや大原さんのように、ロールモデルがたくさん出て来ました。
しかし、一つ目の社会の構造(政治、行政)を変えるために活動して行く、という生き方は、どうでしょうか?
実は、あまり知られていません。それどころか、「社会の構造を変えるなんて、無理なんだよ」と、諦めの気持ちを持っている人が多い。
しかし、完全に諦めてしまうのは、まだ早い。
過去に、社会のあり方にメスを入れて、社会構造を変えた出来事があったんです。
やり方は、以下の3つ。
その1・仲間とチームを作って、社会に呼びかけて行く(NPO団体、ソーシャルビジネスも含まれる)
その2・ネット、SNSを使って、社会に呼びかける
その3・本を書いて、社会の構造の問題点を指摘する
以上の3つです。
以下に、3つにまとめてみました。実例をご紹介します。
年越し派遣村
年越し派遣村を覚えていますか?
平成生まれの方は、知らない人がいるかもしれません。
ご説明しましょう。
2008年、9月に起きたリーマンショックの影響で世界同時不況が発生しました。
日本にもリーマンショックの影響で、派遣の労働者が一斉にクビになる、という事態が発生したんです。
そんな時に、立ち上がったのが労働組合や支援団体「反貧困ネットワーク」など約20のNPO団体、支援団体です。
サイトから引用しましょう。
派遣切りされた労働者らに年末年始の食事と寝泊まりできる場所を提供しようと、労働組合や支援団体「反貧困ネットワーク」など約20団体が昨年12月31日~1月5日、東京の日比谷公園に設けた。
想定を上回る人が集まり、実行委員会によると5日朝までの「入村者」は約500人。2日には厚生労働省が省内の講堂を緊急開放した。生活保護の相談などにも応じた。
どうでしょうか?、この頃、私はまだ学生でしたが、当時の派遣村の動きに、ちょっとした革命を見たような気がして、身震いしたのを今でもよく覚えています。
派遣村は、マスコミだけではなく、政府も動かして、民主党(現・民進党)政権時代の公設派遣村設立に大きな影響を与えました。
まさに、社会の構造を一歩変えた、と言えるでしょう。
これは、その1の仲間とチームを作って、社会に呼びかけて行く(NPO団体、ソーシャルビジネスも含まれる)というやり方です。
保育園落ちた日本死ね!!!
これは、、皆さんの記憶に新しい出来事だと思います
保育園に落ちたお母さんがその怒りをはてなダイアリーに書きました。
すると、異常なほど、バズって、マスコミや最終的に国会にまで影響を与えました。
上記の記事が総理大臣の前で読まれるのをテレビで観た時、私はブログ、ネット、SNSの大きな力を実感したものです。
これは、その2のネット、SNSを使って、社会に呼びかける、というやり方ですね。
当ブログの最終目標も、自分が書いた記事が国会で読まれて、総理にまで届く事です。
「下流老人」と「最貧困女子」
藤田孝典さんの「下流老人」と鈴木大介さんの「最貧困女子」は世の中を変えた、と言っても言い過ぎではありません
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本を書かれた、ご本人たちも、まさか、ここまでの大ベストセラーになるとは思っていなかったのではないでしょうか。
もし「下流老人」という本が発売されなかったら、老後の危機感がこれほどまで世の中に広がっていなかったかもしれない。
もし「最貧困女子」が発売されていなかったら、貧困の深刻さがまだ伝わっていなかったかもしれない。
そう思うと、この2冊の影響は、かなり大きいと思います。
これは、その3の本を書いて、社会の構造の問題点を指摘する、というやり方ですね
さぁ、どうだったでしょうか?
もう一度、おさらいしましょう。
その1・仲間とチームを作って、社会に呼びかけて行く(NPO団体、ソーシャルビジネスも含まれる)
その2・ネット、SNSを使って、社会に呼びかける
その3・本を書いて、社会の構造の問題点を指摘する
この3つです。
今回、紹介した実例は、すべて大成功でした。
もしかしたら、「紹介された3つをやるのは、そんな簡単じゃないよ」と、思ったかもしれない。
しかし、みんな、今すぐ出来る簡単な事から、始めたんですよ。
まずは、ブログを書くこと、友達を集めて座談会をやってもいい。
そういう小さい事の積み重ねが、世の中を変えるんです。
共に、社会を変えて行こうではないか?!
知人と友達と親友の境界線ってどこ?
私逹は、コミュニケーションの距離感が人それぞれ違います。
『えっ、そんな事ないでしょ?、みんな、だいたい一緒でしょ?』
もしかしたら、こんなふうに言う人がいるかもしれません。
では、そんな人に質問したい。
『私が突然、あなたの事を友達だよね?』と、言ったらどうしますか?
もちろん、この記事を読んでいる人の中に、私のリアルな友達がいれば、『そうだね!』と、答えてくれるかもしれません。
しかし、当然ですが、まったく会った事がない人であれば、『いや、友達なわけないじゃん』と答える人がほとんどでしょう。
けれど、ネット(ブログ)というものは、面白いものなんですよ
このブログを昔から読んでくれている人は、会った事もないのに、私の事を『友達』と同じ気持ちで接してくる人がいるんです。
皆さんも、経験した事ありませんか?
自分のツイッターとかFacebookの投稿に、一度しか会った事ないのに、まるで友達のような馴れ馴れしいコメントをしてくる人(笑)
時々、いるでしょ?
ブログを書いてると、あれと、同じ現象が起きるんです。
突然、『あなたは、あんな記事を書くべきじゃないと思う、裏切られました』と、コメントで指摘してくる人が出て来るんですよ。
でも、私からしたら、「そもそも、あなたは誰なんだよ?」という気持ちなんです(笑)
きっと、突然、まいぶれもなく、批判コメントをくれる方は、ご自身の中では、私と友達のような感覚になっていると思うんです。
今の話しは、ネット内でのお話しでした。
が、リアルな生活の中でも、ネット内と同じような、人との距離感のズレは起きているものなんです。
今回は、我々が生活していくうえで重要な人との距離感について、考えてみましょう
人間関係の境界線はどこ?
あなたは、知人、友達、親友の境界線をどんなふうに考えていますか?
一度、会っただけだと、知人?
二回会ったら、友達?、それとも、さしで食事したり、飲みに行ったりしたら、友達?
じゃあ、親友はどうだろう?
家族でも話せない悩みをうちあけたら、親友?
しかし、肝心の相手は、自分の事を友達、親友としてではなく、単に知人と思っているだけかもしれない。
なんか、いろいろ考えすぎて、頭が痛くなって来ました。
実は、20代の前半、私は自分の知人、友達、親友の境界線に悩んでいました。
相談したいけど、相手は自分をただの知人にしか思っていないかもしれない。
そんな事で悩んで、話しかけられないでいました。
けれど、30代になった今は、まったく悩んでいません。
自分なりの答えが、はっきりとみつかったからです。
お伝えしましょう
知人も友達も親友も、相手が、どう思ってくれるかに、任せましょう(笑)
これが、一番いいです
相手が知人と思っているなら、それでいい。
相手が友達と思っているなら、それでいい。
相手が親友と思ってくれているなら、それでいい。
こんなふうに、考えてからは、人間関係の距離感、境界線にいちいち悩まなくなったし、人にどんどん話しかけれるようになりました。
どうでしょうか?
もし、人間関係の距離感に悩んでいたら、ぜひ、参考にしてください。
共に、人間関係を楽しんで行こうではないか?
「したいこと」を考えるよりも「しないこと」を考える方が重要だ、と思う理由
今、我々に必要な事は、「したいこと」を考えるよりも、「しないこと」を知ることです。
こんな事を言ったら、あなたはどんなふうに思うでしょうか?
考えてみてください。
自分の「したいこと」って、ちゃんと解っていますか?
今、思いつくだけの「したいこと」を発表してみてください。
ちょっと、ここで、この記事を読むのを一旦中止して、じっくり考えてみましょう。
考えました?、どうでしょうか?、けっこう出て来るでしょう?
では、ここでもう一つ質問です。
今、あなたが考えた「したいこと」の中に、「しなければいけないこと」がいくつ入っていましたか?
この質問に、『「しなければいけないこと」は入ってなかったよ』、と答えられる人は、この記事を読む必要はありません。
しかし、仕事や人間関係での「しなければいけないこと」がたくさん入ってしまった人は、ぜひ、続きを読んでほしい。
と言うのも、私は、日頃から、現代人は、「したいこと」が、いつのまにか「しなければいけないこと」に変わってしまっているのではないか、と危惧しているからです。
どういう事か?、今、私は、「したいこと」を発表してみてください、とお願いした時に、条件や制約をつけませんでした。
だから、どんな夢物語を発表しても良かったんです。
しかし、それなのに、現実的な仕事や人間関係の「しなければいけないこと」を考えてしまった人がいたはずなんですよ。
私は、思うんです。
現代人は、「したいこと」を考える事が下手になってしまっていて、「しなければいけないこと」ばかり考えてしまっている、と。
そこで、私から提案です。
「したいこと」を考える事が下手になってしまったなら、逆のアプローチで、「しないこと」を考えてみてはどうでしょうか?
「しないこと」がはっきりすれば、自然と「したいこと」が浮き出てくるはずです。
ぜひ、一緒に「しないこと」を考えてみましょう。
しないことリストを作ろう
そのために、参考にしてほしい本があります。
元「日本一のニート」・Phaさんが書いた「しないことリスト」という本です。
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この本は、Phaさんがほぼニートとして生きて行くために、「しないこと」を改めて確認して行く構成になっています。
しかし、それは、けして、プライベートな内容ではありません。
Phaさんは、本の冒頭でこんな事を書いています。
世の中には、無数の「しなきゃいけないこと」があふれている。
テレビを見ても、ネットを見ても、本屋に入っても、そこらじゅう、「これをしないとヤバい」というメッセージだらけだ。
なぜ、こんなにも「しなきゃいけないこと」に追われるのだろうか?
その理由の一つは「情報が多すぎるからだ」。
(中略)もう一つの理由は、「そのほうが儲かる人がいるからだ」
(中略)いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当はべつにしなくていいことだ」
なぜしないといけないかが、自分でよくわからないことは、もうやめよう。
まわりに理解されなくても、自分で実感の持てることや、自分のしたいことだけをやっていこう
だからこそ、周囲の雰囲気に惑わされないために、自分なりの「しないことリスト」を作成する事が重要になって来ます。
共に、「しないこと」リストを作って、本当に「したいこと」を発見して行こうではないか?!
いい恋愛とは、本音と本音のマッチングが成功する事である、と思う理由
あなたはどんな恋人が欲しいですか?
今、彼氏、彼女がいる人もちょっと考えてみてください。
要するに、理想のタイプってやつを聞いています。
おそらく、男なら性格のいい美人とつき合うこと。女性なら性格のいいイケメンとつき合うこと。こんなふうに、答える人が多いでしょう。
きっと、上記の二つのタイプが典型的な理想像だと思うんです。
じゃあ、究極のベストカップルとは、性格のいい美人と性格のいいイケメンが恋人同士になる事なのでしょうか?
しかし、問題はそんなに単純ではありません。
街の中を歩いて、観察してみてほしい。
美人とイケメンのカップルって、実はそんなにいませんよね?
私は、毎日のように、渋谷にバイトに行きますが、美人とイケメンのカップルをほとんど見かけなくなりました。
いや、もしかしたら、昔から美女とイケメンカップルって、そんなにいなかったのかもしれない。
ここに、恋愛の不思議があります。
だって、そうでしょ?
多くの人が「どんな人とつき合いたい?」と質問すると、「性格のいい美人」とか「性格のいいイケメン」と答えるのに、実際には、イケメンと美人のカップルは少ない。
性格のいいイケメンは、性格のいい美人を求めていて、性格のいい美人は性格のいいイケメンを求めているはずなのに。
不思議です。
私なりの答えを言いましょう。
きっと、理想と本音が違うんです。
「どんな人とつき合いたい?」と、聞かれると、多くの人は理想を答えます。
しかし、本音は違う人を想い浮かべているのではないのでしょうか。
これには、二つのパターンがあります。
一つは、理想と本音は違う事を理解しながら、答えている人。
答えながら、「まぁ、こんな人はいないけどね」という前提で答えている人です。
二つ目は、理想と本音の違いが解らないで答えている人。
この二つ目が非常に厄介です。
なぜなら、理想と本音の違いを自分で理解しないと、とんでもなく辛い恋愛をする可能性があるからなんですよ。
今回は、私やあなたが、なるべくいい恋愛をするために、自分の本音を探ってみましょう。
ヤリチンとでもいい恋愛が出来る?
ヤリチンという言葉をご存じでしょうか?
ヤリチンとは、複数の女性と深い関係になることだけを目標に生きている男の事です。
ですので、女性がヤリチンとつき合うと、心がズタズタになってしまう、とよく言われます。
そりゃ、そうですよね、ヤリチンはそもそも身体目当てで、女性に近づいているので、傷つく可能性が高くなるのも頷けます。
しかし、そんなゲス男、ヤリチンとでも、いい恋愛をしてしまう女性がいるんですよ。
それは、男性の身体目当てで、恋愛する女性です
男性も女性もお互いに身体目当てなら、なんら問題なし。とても素敵な恋愛です。
まぁ、そんな関係を恋愛と呼ぶのかどうかは、いろいろとご意見があると思います。
が、当事者である本人たちが「この関係は恋愛です」と、もし言うのなら、「はい、解りました」と言うしかありません(笑)
このように、自分が自分の本音をしっかりと理解する事によって、世間的にはダメ男と言われる人とでも、いい恋愛をしている女性はけっこういるのではないでしょうか。
ヤリチンといい関係を作れる女性は、「自分も身体目当てだからいい」という本音を理解していました。
しかし、本音を理解していないと地獄です。
先ほど、ヤリチンに傷つけられる女性達のお話しをしました。
彼女たちは、もしかしたら、自分の本音に目をそらしているのかもしれない、と思うんです。
そもそも、心がズタズタになっている時点で、ヤリチンとはいい恋愛が出来ていません。
それなのに、関係を続けてしまうのは、何故なのか?
どうやったら、「身体目当ての恋愛は嫌だ!」という本音に正直になれるのか?
次は、その解決策を無理やり考えてみましょう。
傷ついた瞬間を無視しない
実は、これについて、簡単な解決策はないんですよ。
よく言われるのは、自己肯定をする事です。自分に自信がないから、ヤリチンとつき合って、辛い恋愛をしてしまう。
しかし、自分を大事にして、肯定するためには、時間がかかります。
だから、解決策らしい解決策はないんです。
ただ、一つだけ、自分の本音に正直になるきっかけをみつける事は出来ます。
それは、傷ついた瞬間を無視しない、ということ。
傷ついた瞬間、あなたの本音がはっきりと解るチャンスだからですよ。
たとえば、私の場合で、説明しましょう。
私は今、34歳の男性です。実は、20代の前半、ヤリチンに憧れていました。
複数の女性と深い関係にならなきゃ意味がないと思っていたんです。
なので、20代前半は、飲み会で会った女の子全員に声をかけていました
最低ですね(笑)
しかし、途中でヤリチンを目指す事を辞めてしまいます。理由は、簡単。
疲れてしまったからです。「俺はいったい何をやっているんだろう・・・」と、むなしくなってしまったわけですよ
という事は、私の本音は、ヤリチンになる事じゃなかったという事です。
べつに、「いい人」とか「フェミニズム」アピールをしたいわけじゃありません。
純粋に、疲れてしまった、むなしくなってしまった、傷ついた、だけです。
このように、自分の気持ちが疲れている時、傷ついた時こそ、自分の本音に気がつくチャンスなんです。
どうか、忘れないで。
共に、自分の本音を受け入れて、いい恋愛をして行こうではないか?!
努力が続かない人へ、一日30分の勉強から始めなさい!
当ブログは脱貧困をテーマに書いてます。
突然ですが、ここで質問。
脱貧困に必要なものとは、何でしょうか?
お金、人脈、SOSを出すこと、いろいろあると思います。
が、最も必要なのは、努力です。
脱貧困を目指して、自分でコツコツと前に進んで行く事が重要なんですよ
もちろん、自己責任論を訴えるつもりはありません。
自己責任は50%でいい。残りの半分は社会、国(行政)に責任があると考えています。
でも、あとの50%は自分の責任として引き受けないと、何も変わりません。
これは、何も脱貧困というテーマに限った話しではない、と思うんです。
考えてみてください。
あなたが今より年収を上げたいと考え、何か資格を取ろうと考えます。
その場合、当たり前ですが、資格の勉強をするでしょう。そう、努力をするんですよ。
このように、みんな、努力の重要性を解っています。
しかし、努力して上手くいく人と努力が続かずに諦めて行く人がいる。
どうして何でしょうか?、この問いは、脱貧困という観点から見ても、注目するべき問題提起です。
ちょっと、一緒に考えてみましょう。
根性論=努力は、間違い
努力が続かない人の原因は、ズバリ、これです。
根性=努力と考えている。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
自分の人生を変えるために、毎日、コツコツと勉強する事を決意する。
「よし、やってやる!」と、やる気満々です。
しかし、最初は、努力が続くんだけど、だんだんと誘惑に負けて行きます。
友達から飲み会、合コンの誘いが来たり、ついついゲームやっちゃったり、テレビ番組を観るようになってしまう。
そして、「今日、一日ぐらいサボってもいいや」と、思い、結局、努力を辞めてしまう。
きっと、今、力強く頷きながら読んでいる人が多くいるはずです(笑)
こんなふうに考えて行くと、やっぱり、根性=努力の考え方では、上手くいかない事が解ります。
どうすれば、いいのか?、ここで、この問題を解決するために、役立つ本をご紹介致しましょう。
- 作者: 古市幸雄
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- 作者: 古市幸雄
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2007年の大ベストセラー・古市幸雄さんが書いた「1日30分を続けない、人生勝利の勉強法55」という本です。
この本のタイトルに、すでに今回の解決案が書かれていますね。
そうです、毎日、一日30分の勉強を続けることが、努力を続けるコツなんです。
皆さんは、「はぁ?、一日30分でいいのかよ」と、ツッコミたくなっているかもしれません。その疑問に対して、古市さんはこんなふうに答えています。
三日坊主も50回繰り返せば、年間150日分になる
三日坊主にならず勉強を何年も続けて行くコツは、毎日、たくさんの勉強をせずに、30分や1時間程度でいいので習慣化し、何年も続けて行く事です。
この場合、勉強とは読書を含め、あなたを一段高いレベルに向上させるあらゆる活動を含みます。
一日5時間一週間だけ勉強するよりも、毎日30分の勉強を5年間続けるほうが何十倍も効果的です。習慣化すれば、何の苦にもなりません。
5時間イヤイヤ勉強すれば、勉強が嫌いになるのは当たり前です。
(中略)なかには、せっかく勉強をはじめても三日坊主になり、自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。
しかし、三日坊主でもいいのです。
三日坊主を年間50回繰り返したら、一年間で150日も勉強している事になります。
私が根性=努力は、間違っているとお伝えした理由が解って頂けたでしょうか?
気合いを入れて、難しい事にチャレンジする必要はなかったんですよ
一日30分の勉強という、簡単な事から始めればいいんです。
私は、この本を読むたびに、なんだかワクワクして来るんですよ(笑)
皆さんはどうでしょうか?
この本には、他にも努力を続けるアイディアがたくさん書かれています。
たとえば、こんな感じ。
・テレビを毎日2時間見る人は、一年間で2か月分も消費する
・「30分勉強→15分休憩」の1セットを基本とせよ
・眠気をコントロールするために、朝~正午に食べるのは果物だけにせよ
・勉強空間には、椅子→照明→デスクの順で投資せよ
どれも興味深いアイディアばかりです。ぜひ、読んでみて
共に、努力を続ける人になろうではないか?!