Nスぺ、あさイチの『貧困報道』で感じた、実践的である事の重要性!
まず、はじめに、どこが問題点なのか?を検討すること。
そして、二つ目に、どんどん行動していくこと。
この二つは、貧困問題を解決して行くうえで、セットにして行かなければならない、と実感しています。
と言うのも、Nスぺの『女性の貧困~新たな連鎖の衝撃』とあさイチの『気づいていますか子供の貧困』を観たからなんですよ。
皆さん、Nスぺとあさイチ観ました?
僕、恥ずかしながら、Nスぺ、観逃しました(笑)
完全に日にちを間違えていました、何たる失態。
今、WEBでどんな内容だったのか必死で確認している次第です。
もし、「Nスぺ録画したよ!DVDにして貸そうか?」という優しい方がいたら、ケンタロウまでご連絡くださいませ!
さて、Nスぺとあさイチがどんな報道をしたのか、簡単に振り返ってみましょう。
あさイチは、「気づいていますか子供の貧困」というタイトルが示すように、子供の貧困に焦点を絞っています。
Nスぺは、『女性の貧困』がテーマ。
前回も同じテーマで放映し、話題になり、第二弾という事になっています。
貧困状態の方を支援する各NPO団体、非営利団体のコメントを読んでみましょう。
まず、『難民高校生』を書いた仁藤夢乃さんのツイートから。
彼女は、colaboという貧困状態にある若い女性を支援するNPOの代表です。
張ってあるブログも一緒にお読みください。
「若年女性や子どもの貧困」について今回の報道を受けてブログに書きました。ご覧ください。◼︎生活保護に対する間違った認識◼︎10代が国の保障を受けることの難しさ■ 心の問題じゃない。必要なのは「衣食住」とプラスαとしての関係性 #nhk http://t.co/gkYmaPadMj
— 仁藤夢乃 『難民高校生』 (@colabo_yumeno) April 28, 2014
次に、長年、日本の貧困問題と向かい合って来た、NPO自立サポートセンターもやいの大西連さんと稲葉さん。
NHKのみなさまにお願いしたいこと(大西連) - Y!ニュース http://t.co/fjE5ceNceZ
「なぜ制度利用にいたらないのか、阻害要因は何なのかなど、切り込んだ取材や報道になっても良かったのではないか」
— 稲葉剛 (@inabatsuyoshi) April 28, 2014
次は偉い人達のご意見。
これもじっくり読んでおきましょう♪、『NHKはなぜ生活保護のことを伝えないのか~NHKスペシャル「女性たちの貧困」を視て』 http://t.co/j3FGUcjCOs
— 浅野健太郎 (@billywilder8) April 29, 2014
これも読んでおこう♪、尾藤廣喜氏 NHKスペシャル「女性たちの貧困」について - Togetterまとめ http://t.co/tTAQk447yY
— 浅野健太郎 (@billywilder8) April 29, 2014
どうすっか?読みました?
みんな言い方は違うけど、同じ事を言ってるような気がします。
『ケンタロウ、それ違うよ』と思う方は、コメントなのでツッコんでくださいね。
皆さんが言っている事の共通点は、大きく分けて二つです。
生活保護についての報道があいまい!
司法書士、徳島さんは「NHKは母親に社会保障を受けない理由を聞き、報道してほしかった」と、言います。
また、仁藤夢乃さんは、「困窮状態にある人は、そもそもこれまで誰も力になってくれなかったり、今の生活で必死でそれ以上を諦めていることから、人に頼る事を考えられない状態になっていたり、「生活保護を受けると地域の目が・・・」、「子供が学校でなんと言われるか」と、心配する人も多いです」
なるほど、「生活保護を受ければいいじゃん!」って簡単に言うなよ!、と言う事ですね。
でも、実際問題、日本には生活保護しかセーフティネットがない。
この問題をもっと突っ込んでほしかったという事なんでしょね。
状況だけ説明して、具体的な支援策を報道してない
皆さんのツイートやブログを読んでみると、「状況だけ説明して終わるんじゃなくて、解決策を教えてくれよ」と、言っているような気がします。
具体的に言うと、こういう事。
明らかに生活保護が必要な状態にある方(要保護者)が福祉事務所で理由をつけて追い返される事例(【生活保護水際作戦】)が相次いでいます。予め生活保護申請書をダウンロードし、持参して福祉事務所へ向かってください。→http://t.co/Y3Lr5Hu8D8
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) April 22, 2014
たぶん、「えっ?生活保護申請書って持って行ってもいいの?」と思ったんじゃないですか?
いいんです。これ、あまり知らされてないんです。
行政の人がOKしないと、持って行っちゃダメだと思っている方が多い。
それは、違うんですよ。
藤田さんが教えてくれたように、こういった裏ワザ的な知識が生活保護受給には必要なんですよ。
個人的にも、具体的なセーフティネット情報が欲しかったなぁ~と思います。
同情するなら金をくれ!
皆さんのコメントを観て解った事は、当事者にとって、具体策が大事だということ。
単純に大変な状況を知らせるんじゃなくて、衣食住の観点からいかに支援して行くか?が重要という事なんです。
「国家公務員一般労働組合」のブログで興味深い一文をみつけました。
「同情するなら金をくれ、と安達祐美さんが言っていましたが、今もそれと同じです
(中略)それを聞いたふりだけして、とにかく同情して自立支援するからね、と言っているわけです。
(中略)明確に生活の安定が必要という事です。
名セリフが甦りましたね。
本当の生活困窮者に対して、しっかりとお金、家、食事を具体的に届けること。
それが何よりも大事です。
僕はとにかく見逃したNスぺを観よう(笑)
まとめ
O生活保護の知識を学んで行こう!
O大変な状況を知らせるだけでなく、具体的な解決案を!