脱貧困ブログ

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漫画「脂肪と言う名の服を着て」を読んで解った、人の評価に振り回されると自分の命が危うくなる

どうも、まずは、前回の記事のお礼から、はてブ75、いいね106、ツイート129、ありがとうございました。

いや~、誰が驚いたって、僕が一番驚きました(笑)

 

生まれて初めてのバズり体験。

もう二度とないかもしれないので、余韻に浸っております(笑)

それにしても、どんな記事がバズるかって謎ですね。

まぁ、それが解ればみんなバズらせるんでしょうけど、一つ言える事は、みんななんだかんだ言って、自己啓発系のテーマが好きだって事ですね。

 

簡単に前回の記事をおさらいさせてください。

簡単に言うと、こんな事を書きました

 

他人は自分の思うように動いてくれない。だったら、最初から「人に期待しないこと」、「人は変えられない、変えられるのは自分だけ」という考えを理解して、気楽に生きたほうが楽しいと思う!

 

だいたい、こんな感じのテーマで書いたんですよ。

で、前回の記事を読んでくれた方々の中で、多かった感想があるんです。

はてブのコメントは、ネガティブコメントが多いので読んでないんですけど(笑)、ツイッターのコメントは全部読みました。

その結果、多かった意見が、『言ってる事は解るけど、実際に人に期待しないのは無理だよぉ~』という意見だったんです。

もちろん、『いいこと言うじゃん』という意見もありました。

が、予想するところ半分ぐらいは「人に期待しないのは無理」というご意見だったんじゃないんですかね。これは、せっかくご意見を頂いたので、ぜひ考えたいと思います。

 

「人に期待しないのは無理なのか?夢、幻なのか?」

これが今日のテーマです。

 

これについての僕の意見は、実にシンプルです。

『人に期待しないのは難しい。それは、よく解る。でも、諦めて人に期待する人生を送るとめちゃ辛いよ』

これです。

 

ここで一つ、参考書を紹介させてください!

作・安野モヨコ「脂肪と言う名の服を着て」という漫画です。

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実にインパクトがある表紙ですよね(笑)

漫画なので、サクッと読めます

が、僕にとって、いつまでも心にチクチク刺さる漫画ベスト1なんですよ。

 

ストーリーは、ぜひ読んでほしいので、なるべくネタバレしないように書きたいと思います。

ただ、この漫画、ストーリーを知っていても、面白さが半減するって事はありません。

なぜなら、この漫画に描かれている主題が、永遠に解決しない問いだからなんですよ。

ズバリ、「人はなぜ愛されようとしてしまうのか?」

この問いが作品全体を貫いていて、読みながら辛くなります

でも、読んでしまう。結末を読まないと、眠れない(笑)

 

そんな漫画なんです。

で、なぜ今回、この漫画をオススメするのか?と言うと、この漫画で描かれている主人公の姿が「他者に期待して生きてしまった人の慣れの果て」だからです。

人は誰かの評価を中心に生きてしまうと、こんなにもヒドイ姿になってしまうんだ、という事がこの漫画は教えてくれるんですよ

やっぱり物語っていうのは、理屈や説明しただけでは解らない部分を感情で教えてくれます。

 

最後にちょっとだけ、あらすじを書いておきます。

主人公、OLののこは、恋人の斉藤を同僚のマユミに寝取られた事から「痩せれば綺麗になれる、痩せれば幸せになれる」と思う。

やがて、謎の老人から与えれた大金でエステに通い始める。

しかし、同僚の仕事のミスを被らされた挙句、上司からパワハラを受け、斉藤との関係も悪化。そのストレスで食欲を抑えきれず過食嘔吐になる。

かくして、病的なまでに痩せたのこだったが、状況は却って悪くなる一方になって行くのだった

どうでしょうか?なんとなく僕が言いたい事が伝わったのではないでしょうか。

ぜひ、この漫画を読んで考えてみてください。

どうすれば、主人公は幸せになれたのか?を。

僕は思うんです。

人に期待せずに自分を愛する事を学んで行く事を諦めてしまうと、自分の命が危うくなるのではないでしょうか。

僕の言っている事が大袈裟かどうか、ぜひ読んで確かめてください。