ちきりん氏『多眼思考』から学ぶ、貧困問題解決に役立つお言葉5選
ちきりんさんの『多眼思考』を読みました!
この本は、ちきりんさんのツイートを集めた本なんですよ
いや~、ブログ女王、ちきりんさんの言葉、やっぱり痺れますね
本の中には、当ブログのテーマである貧困問題解決に役立ちそうな言葉もあったので、ご紹介させて頂きたいと思います。
「努力すればできる」とか言う人は、努力してもどうにもならないレベルの事に挑戦したことがないだけ。
甘っちょろい世界で生きて来たって事なんだよね
う~ん、いいですね!
貧困問題は、つねに「努力しろ!」という言葉との戦いです。
「おまえが生活保護を受給したのは、努力が足りなかったんだぁ!」
こんな事を言う人は、ちきりんさんの言葉にあるように、「努力してもどうにもならないレベル」を知らないんでしょうね。
もしかしたら、家庭に問題があったのかもしれない。
もしかしたら、ウツになってしまったのかもしれない。
努力万能論では片づけられない問題をちきりんさんは指摘していると思います。
生活保護は(不正受給がゼロになっても)増加し続けるよね。
だって、日本ってこれしか「福祉」がないんだもん。
失業保険や年金って、払った人だけ貰える制度じゃん。
それって、福祉ではなく、民間保険だよね。
これは、めちゃくちゃ同意です。
さすが、解ってらっしゃる!
もっと言うと、日本の福祉は、生活保護しかないって事は、生活保護一歩手前のセーフティネットがまったく無いって事なんですよね。
やっぱり、佐々木俊尚さんの本のタイトルにあるように、「自分でつくるセーフティネット」を考えて行かなければいけない時代なんですね。
自民党は「生活保護が貰えるから働く意欲がなくなる」とか言う割に、企業や産業に対しては「補助金が貰えるから頑張る意欲がなくなる」とは言わない。
どこまでも企業よりの政党だよね。
そこがまさに時代遅れなところなんだけど。
もうぉ、この言葉を書いたプラカードを持って、デモに行きたい!(笑)
日本の福祉政策の最大の問題は、リテラシーがあり気持ちの余裕もある生活強者しかアクセスできない仕組みになっていること。
日本に餓死する貧困家庭が存在するのは、行政の支援を得るための手続きが複雑すぎるからでしょう。
生活強者しかアクセスできないという訴えにめちゃ共感しました。
精神的、肉体的に弱った状態で生活保護申請に行っても、水際作戦に合いやすい。
水際作戦とは、生活保護申請の唯一の窓口である福祉事務所が、本来保障されている私たち一人一人が制度にアクセスするための「申請権」を無視して、違法に阻止しようとする事です。
本当はもっと元気な時に生活保護を勉強しておくのがベストなんですよね。
なので、僕は学校教育の中に、生活保護の授業を入れるべきだと思っています。
それに、生活保護自体がとても解りにくい制度になっているんですよ
それは、大和彩ブログのこの2つの記事を読んで頂くとよく解ります。
「生活保護費を役所に返してください。金額は10万円ほど。」と言われて - 大和彩ブログ
根拠法令がよくわからない(みわさまから教えて頂きました)追記あり - 大和彩ブログ
読んで頂くと解るように、生活保護をしっかりと勉強している当事者の大和さんでさえ、まだまだ解らない事があるわけなんですよ、生活保護法って奴は!
複雑なところがあるんですよねぇ~、地味にコツコツ勉強して行きたいと思います。
愛する人が存在してると、生きる意味とかを問う必要がないのでとても楽です
はい、貧困男子、女子の皆さん、恋しましょう。本気の恋愛しましょう(笑
でもさぁ、出会いが無いし、お金がないんだよね、という方、こちらのイベントがオススメです。
第二回貧コンin横浜 開催!! - 貧コン!実行委員会オフィシャルブログ
貧しい人のための合コン、略して、「貧コン」というイベントが開催されます。
ぜひ、参加してみてください。
いかがだったでしょうか?
良い言葉ばかりでしたね
では、最後に一言。
そんじゃーね!(← 一度書いてみたかった笑)