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脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

仁藤夢乃氏「女子高生の裏社会」で悟った、男たちよ、性的じゃなくて、官能的に走ろうよ!

考え方から脱貧困 jK産業 JKビジネス 仁藤夢乃 女子高生の裏社会

仁藤夢乃さんの「女子高生の裏社会」を読みました。

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話題の本なので、すでに知っている人がいるかもしれません。

が、ちょっとだけ引用して、内容をご説明しましょう

児童買春や犯罪の温床になるような仕事に就く少女について、「特別な事情を抱えた子どもが働いている」とイメージする人は少なくないだろう。
しかし、今、家庭や学校に何らかの問題を抱えているわけでなく、家族との仲も学校での成績もよく、将来の夢もあって受験を控えているような「普通の」女子高生が、「JK リフレ」や「JK お散歩」の現場に入り込んできている。
「JK産業」で働く少女たちの身に何が起きているのか――。
子どもたちを取り巻く危険が大人の目に触れにくい時代、私たちは何を考え、どう行動すべきか。
取材した少女たちの本音から、解決策を探る。

 

「JK産業(ビジネス)」という言葉がありましたね

ご存じの方もいるかもしれませんが、こちらもご説明しておきます

JK女子高生)に男性向けのサービスを行わせる、いわゆるJKリフレ」「JKお散歩」などの業務形態総称。JKビジネスは当初風俗営業法による規制対象外であったことから、繁華街中心に広まったが、労働基準法違反が疑われる事例があり、売春温床にもなりうるとして、2013年夏頃から警察取り締まり強化された。「JKリフレ」や「JKお散歩」の問題認知されるのに伴い業者側には「JK占い」や「JK撮影会」などに業務形態転換することで、取り締まり逃れようとする動き見られた。 

 仁藤夢乃さんは、今説明して来たような女子高生たちを支援するColaboという団体の代表理事をやっています。

この本は、仁藤さんが活動する中で会って来た女子高生たちにインタビューする事で、今の「JK産業」の問題を可視化しようとしているわけです。

この問題は、当ブログの貧困問題と深く関わっているので、ちょっと考えてみたいと思います。

 

JK産業問題を解決するために、俺達もキモいオヤジであることを認めるべき!

 

さぁ、説明が終わったところで、気合と覚悟を持って、書いていきたいと思います。

何で気合と覚悟が必要なの?と思われたかもしれませんね。

この本を男が語るためには、本音を語る気合と非難される覚悟がなければ書けないんですよ

もし本音を隠しながら書いたら、どうなるでしょうか?

「女子高生を性的な目的で買う男たちは、けしからん!」

「大人のくせに、女子高生にデレデレして恥を知れ!」

とか、そんな意見を書いて、終わりだと思うんです。

めちゃくちゃ正論です、実に正しい!

でも、正論すぎて嘘くさい。

だって、ほとんどの人がAVやエロ動画を観た経験がある男性達なんですよ

 

たとえば、お気に入りのAV女優さんがいたとしましょう。

そのAV女優さんが女子高生姿で出演する作品を観た事あると思うんです。

で、おそらく、かなりデレデレして観たと思うんですよね。

中には、「僕は観た事ないんですよ」とか言っちゃう人がいるかもしれません。

そういう人は、それでいい。

でも、ほとんどの人がデレデレしながら観た事あると宣言すると思うんですよ。

で、何が言いたいか?っと言うと、本当に「JK産業」問題を解決したいと思うのであれば、たとえ一回も性的目的で女子高生と接触した事がなくても、俺達は加害者側の男たちと同類だ、という事を認めなければいけないって事なんです。

男達、全員に罪がある。

罪があるという言い方が言い過ぎなら、加害者側になる可能性があると言ってもいい。

男が、「JK産業」問題について語ろうとする時、今書いたような視点からスタートする事がとても大事なんじゃないか?と思うんです。

そうでないと、全部、綺麗ごと、嘘になってしまうからなんですよ。

じゃあ、どすればいいのか?

難しい問題です。一言で言える解決策はないと言ってもいい。

だからと言って、JK産業問題を見て見ぬふりをしていいというわけじゃない。

う~ん、いろいろ考えてしまいますが、僕は官能というキーワードで、次のように考えてみました。 

 

「JK産業」を無くすために、官能的と性的の違いを学ばなければいけない!

 

昔、フランソワ・トリュフォーという映画監督が、こんな事を言いました。

ヒッチコックは性的だが、ルノワールは官能的だ!」

僕、映画が大好きなので 、ヒッチコックルノワールがどんな監督なのかを語り出すと、かなり長くなるので、今日は辞めておきます(笑)

 

ここで、大事なのは、トリュフォー監督が、性的と官能的を分けて考ている事なんですよ 

おそらく、女子高生を性的目的で買おうとする男たちは、性的な価値観を持っていると思うんです。

僕はこんなふうに考えています。

 

性的=支配欲

官能的=コミュニケーション欲

 

一回ぐらい、ヨーロッパのヌード画を見た事あると思うんです。

僕も楽しそうに裸になってはしゃぐ女性のヌード画を見た事があります。

当日は、まだ小さい子供だったので、恥ずかしくて見てられませんでした。

しかし、今なら、あれがトリュフォーの言うところの官能だったんじゃないか?と思うんですよ

逆に、エロ動画に描かれる性行為は、ほとんどが性的じゃないか?と思うんです。

 

児童ポルノ大国として世界に認知されてしまった日本が変わっていくためには、日本男児たちの性教育のやり直しが必要なんじゃないか?と思うんですよ

ポイントは、さっき書いた官能です。

性欲は消えないし、無くす事が出来ないなら、支配する性的価値観じゃなくて、コミュニケーションの官能を目指すこと。

これが、ポイントになって来るんじゃないでしょうか

性行為は、コミュニケーションで、どちらか一方が支配する事じゃない。

そんな、当たり前の事をもう一度、考える時なのかもしれません。

また、ただ無くすだけじゃなくて、女子高生たちの居場所づくりもいっしょに考えなければいけません

が、長くなったので、それは、また今度。

以下の記事も参考になるので、お読みください。


女子高生サポートセンターColabo代表・仁藤夢乃のプロフィール|Ameba (アメーバ)

 

【書評】仁藤夢乃『女子高生の裏社会』 〜私たちの知らない「関係性の貧困」に苦しむ少女たち〜 | hentenna project