脱貧困ブログ

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ドラマ「問題のあるレストラン」で悟った、男たちが変わらないと、セクハラ、パワハラは無くならない!

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最近、テレビドラマ「問題のあるレストラン」にハマってます

皆さん、面白いドラマや映画を観た時に、「このドラマ、映画の何が面白かったのか?」を考える事ってありますか?

僕はけっこう考えたりします。

一般的に、面白いドラマ、映画は、ストーリーがハラハラドキドキしたり、先の展開が読めなかったり、役者の演技が魅力的だったりするものです。

でも、ドラマ「問題のあるレストラン」は、そういったストーリーの面白さや役者の魅力だけではないんですよ。

このドラマの面白さは、なんと言っても、男性中心社会の現実を再発見できる事なんです。

もちろん、女性が観ても、共感するところが多いので、面白いと思います。

ですが、僕は、是非とも、男性に観てほしいと強く、強く思いました。

その理由は、普段、男性が普通に過ごしているだけでは解らない、社会に守られている自分を知る事が出来るから。

本当に、男性はバットで殴られたような衝撃を受けると思います

 

パワハラ・セクハラは貧困問題と繋がっている

このドラマを簡単に紹介すると、こんな感じ。

男社会で理不尽な目に遭った主人公・たま子(真木よう子)が、様々な問題を抱えた女性やオネエとともに団結し、ビストロを開店させて男性たちに勝負を挑むという内容です。

 

前のあらすじを読んで、女性の皆さんの中には、「男性たちに勝負を挑む」の部分に敏感に反応した方もいると思います。

僕は、第一話から観てますが、正直、途中で観るのを辞めようと思いました。

それだけ、観るのがキツかったんです。観てられなかった。

何が観てられなかったか?と言うと、あらすじの冒頭にある男性社会で理不尽な目に遭った主人公、たま子が、という部分なんです。

もうね、理不尽さが半端ないですよ。

主人公・たま子や仲間たちが男たちにセクハラ・パワハラを受けるんです。

が、ドラマならではの誇張が表現されていれば、僕も気楽に観てられたと思うんですよ

でも、このドラマで表現されたパワハラ・セクハラはけして誇張された表現ではないと思います。

どんなパワハラ・セクハラだったか?は下のウートピの記事を読むとよく解ります。


ドラマ『問題のあるレストラン』に働く女性から共感の嵐! 「日本の男性社会を変えるかも」と期待の声も|ウートピ

 

ウートピの記事から一部、引用させて頂きます。

第1話「セクハラパワハラ、女って我慢しなきゃいけないの?」では、女性たちの自己紹介エピソードから始まります。

懸命に働くたま子に対して「あなた夜のバイトしてるんでしょ」とか「なんで君は結婚できないんだろうね、早くした方がいいよ」などと上司が囁いたり、懇親会と称した上司にとっての「無料キャバクラ」で女性社員が羞恥な思いをしたりといった、理不尽な男性主導社会が露骨に描かれます。

また二階堂ふみ演じる東大卒の新田結実が上司の言いなりにならない姿勢を見せると「なにそれ、東大の常識?」と嫌みを吐かれる場面も。高畑充希演じる、頭の悪そうな口調で上手く男性上司に媚びを売る川奈藍里と対比して、「頭が良く自分を持っている女性は必要ない」とでも言うような会社の体制に、規模は大小あれど同じような辛い経験をした女性にとっては胸が締め付けられる内容でした。

 

さらに、目をそむけたくなるエピソードは続きます。

たま子と同じ会社でポンコツ扱いされている高校からの友達・藤村五月(菊池亜希子)が、過去に同僚のミスをかばった際、男性上司たちの前で全裸謝罪をさせられたと聞いたたま子が、その上司たちに氷水をぶちまけて復讐をしたラストシーン。

この全裸謝罪のシーンで消そうと思ったわけなんです、さっきも書いたように観てられなくなっちゃったんですよ

でもね、嫌になって消すのは、「なんとなく卑怯だよな」と思って、最後まで観ました。

結果、たま子の氷水をぶちまけるシーンを観れたので、スカッとしましたけどね

このドラマの第一話を観て思いました。

こりゃ、男たちが変わらなきゃ、セクハラ、パワハラは無くならないわ!

そして、何より問題なのが、セクハラ、パワハラで受けた心の傷からウツになり、貧困状態になってしまう可能性が出て来てしまう事なんです。

 

男たちは、女性を軽くみる癖がついている

男達がなぜ女性にセクハラ、パワハラをしてしまうのか?

それは、 日常の中で男達が女性を軽く扱うという習慣を身につけてしまっているから

シンブルな答えですが、僕はそんなふうに考えているんです。

想像してみてください。

30代の男性が大きな仕事を任されて、プレッシャーから毎日、イライラしているとしましょう。

 男性はどうやってストレス解消をするのでしょうか?

いろいろ方法があると思います。

酒に逃げる、ギャンブルに逃げる、気の弱い後輩を虐める

様々な方法がある中で、多くの男達がやっているのが女に逃げる事です。

要するに、風俗、キャバクラですね。

 「とりあえず、パッーと風俗、キャバクラでも行きますか!」っていうノリを、そのまま職場に持っていってしまっているんじゃないか?

前のあらすじでも書いてあるように、『無料キャバクラ』現象が起きてしまうのは、そんな理由からなんだと思うんです。

キャバクラ、風俗が悪いとは思いません。ただ、セクハラ、パワハラは無くして行かなければいけない。

 

男たちよ、女性の親友をつくれ!

こんな事を書いていると、必ず、「偽善者め!おまえだって、本当はスケベなんだろ!」みたいなツッコミをしてくる人がいると思うんです。

はっきり、言いますよ

そうです、僕はスケベです(笑)

少女時代とおのののかが大好きなおっさんですよ(笑)

でもね、そういう問題じゃないでしょ?スケベなのは、べつにいい!

大事なのは、女性に対して、ちゃんとマナーを守ってるのか?

口説く時、権力を使ったりして、ダサい事してないか?って事でしょ?

 

解決策は簡単じゃないと思います

唯一、解決策があるなら、男たちが真剣に女性の親友をつくろうとする事だと思うんです

大変、子供じみた意見かもしれません。

でも、たとえば、自分の女友達がキャバクラでキャバ嬢やってたら、「おまえ、何やってんだよ、どうしたの?金ないの?」と、笑いながらツッコミたくなるでしょ?

また、自分の女友達が風俗嬢やってたら、絶対に抱けないでしょ?

もし簡単に抱けるとしたら、それは最初から友達じゃないんですよ! 

なんて言うんですかね、そういう感覚って凄く大事だと思うんです。

会社内なら、女性の戦友をつくること、プライベートなら女性の親友をつくること、そんな事から少しづつ変えて行きましょう。

 

男たちよ、自分の心の悲鳴に気づいてくれ

で、すべての女性が性の対象にしか思えなくなったら、それはあなたの心が病んでいる事を知らせる危険信号です

会社に行くことがストレスなら、休むこと、辞めることを考えましょう。

セクハラ、パワハラをしないとストレス発散できない心理状態は、はっきり言って異常です。

なるべく早めに、その事に気づきましょう。

長くなりましたが、ドラマ「問題のあるレストラン」オススメです

毎週木曜日、午後10時から、今日です。

良かったら、下の記事もどうぞ↓友達をつくるには、聴く心が必要です。

貧乏人よ、聴き上手になって、かわいげを身につけろ! - 脱貧困ブログ