脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

人生に絶望している人よ、ヤケになる前に、pha氏「ニートの歩き方」を読んでくれ!頼む!

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最近、当ブログは、おかげ様で、多くの人に読んで頂くようになりました!

日頃、読んでくだっている読者の皆様に大感謝です。

しかし、感謝と同時に想う事があります。

それは、このブログに辿り着いた読者の方が満足するような記事を書けているんだろうか?という素朴な疑問です。と言うのも、当ブログは夜にPVがぐーんと伸びるんですよ

理由は当ブログの検索ワードを見るとよく解ります

「何もできない」とか「価値がない」、「生きる価値がない」とか、そういったネガティブなキーワードがとても多いんです。

やっぱり、ネガティブ検索は夜が多いんですね(笑)

 

落ち込んだ人にどんな言葉を掛けますか?

おそらく、仕事で疲れたサラリーマンとか派遣社員の方などが、電車の中で何気なく自分の沈んだ気持ちを検索して、当ブログを読んでくれていると思うんですよ

そんな自分に落胆している人達の気持ちを少しでも軽くする記事を僕は書けているんだろうか?

 

そんな事をけっこう真面目に考えちゃうんですよ。まぁ、すべての人を救う文章なんて、誰も書けないんですけどね(笑)

『いばや通信』の坂爪さんだって、無理です

でも、僕は無駄な抵抗大好きなので、今日はせめて僕が落ち込んだ時、生きるのがめんどくさくなった時に必ず読む本をご紹介します

 

pha氏が薦める世間体を気にしない生き方

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ご紹介するのは、phaさんというプロニートが書いたニートの歩き方』という本です

きっと、この本を読むと、皆さんの悩みが「まぁ、いいか」とか「どうでも、いいや」という気持ちになってなってしまう事でしょう。

この本は、それだけ、僕らが小さい頃から培って来た常識を気持ち良くぶち壊してくれます。それは、目次や『はじめに』を読んだだけで、すでに解るんです

いくつかご紹介しましょう。

 

『だるい』とか『めんどくさい』という気持ちは、もっと大切にされてもいいと思います。

悩んでる人は、もっと適当に生きましょう。どうせ人生に意味なんてないんだし

 

いろんな事を諦めよう

人間は本来、会社に勤めなくてもあんまりお金がなくても、いくらでも楽しい事をできるはずだ。

こんなんに技術が発達して価値観が多様化した世の中で、固定した価値観に縛られる必要はない。

世間体だとか、一般的に「これをするべきだ」と決められていることなんか気にせずに、本当に自分が欲しがっているものだけを手に入れればいいのだ。

 

世間体は気にするな

僕の知り合いで、大学を卒業して新卒ですぐにある大きな会社に勤め、その半年後に自殺してしまった奴がいる。

聞く話しによると会社がとても厳しく、仕事がハードで家にもあまり帰れず、毎日いつも疲れていて、仕事についてずっと悩んでいたらしい。

(死んだ人の気持ちは分からないので、多分、だけど)、その結果として、二十代前半の若さで彼は自らの命を起ってしまった。

僕はそれを聞いてすごく悲しくなったし、すごくもったいないと思った。仕事なんかで、悩んで死ぬなんて本当に馬鹿馬鹿しい。

(中略)仕事なんて命に比べたらどうでもいい。人間は仕事のために生きているわけじゃないし、仕事なんて人生を豊かにするための一つの手段にすぎないんだから。

人生なんて、天気の良い日にぶらぶら散歩して、美味しいごはんを食べてゆっくりと風呂にでも入れば、それで充分じゃないだろうか?

 

悩み多き人よ、メキシコの漁師の生き方を目指そう!

どうでしょうか?なんか気が楽になりませんか?

とくに、最後の「人生なんて、天気の良い日にぶらぶら散歩して、美味しいごはんを食べてゆっくりと風呂にでも入れば、それで充分じゃないだろうか?」って言葉を読んだ時、叫び出したいほど共感したんですよ

「うぉ~、phaさん、その通りだぁ!よくぞぉ、言ってくれました、スペシャルサンクス♪マジで感謝!」

いくらなんでも大袈裟だろう、とツッコミたくなった人、騙されたと思って読んでください(笑)、本当にホッと出来ると思います。

で、phaさんのようなゆるーい生き方を目指す人は、メキシコの漁師の物語に影響を受けていると言います

メキシコの漁師の生き方とは何か?ネット好きな人は、すでに知っている人もいると思います。

が、知らない人のためにご説明しましょう

 

 メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。

それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

 すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。

 旅行者が 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

 すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

 漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」

と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

 

どうでしょうか?僕はこの資本主義を皮肉った物語を始めて知った時、ゲラゲラ笑ってしまいました。

でも、実に大事なポイントをこの物語は、教えてくれますよね

 

「人生」、「絶望」で検索して、来てくれた方へ

この記事をここまで読んでくれたあなたは、きっと、まだ、ちょっとだけ余裕があると思います。

なので、一度、自分に質問してみてください。

「ここまで競争する必要があるのか?」

「ここまで頑張る必要があるのか?」

「ここまで必死になって戦う必要があるのか?」

どうでしょう?そろそろ方向転換して、メキシコの漁師の生き方を目指しませんか?

ぜひ、考えてみてください♪ 

ちなみに、phaさんは、人気はてなブロガーです。良かったら、ブログもいっしょにご覧ください。phaさんの事がもっとよく解ります↓

pha.hateblo.jp