脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

ついに来たぁ!私のブログに生活困窮者の方からSOSメッセージが来た件

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kentaroupeace.hatenablog.com

以前、上の記事を書きました↑

お時間がある方は、じっくり読んで頂くとして、内容を簡単に説明すると、こんな感じです。

 

偶然、カフェで住み込み派遣の面接を目撃してしまったんです

なんか怖い感じのお兄さんといかにも気の弱そうな青年が座っていました。 

今日からすぐに来てほしいと気の弱そうな青年に訴える面接官は、どう考えても怪しかったので、僕は心の中で祈りました。 

「どう考えても怪しい、青年よ、頼むから断ってくれ!冷静になって、支援団体に連絡してくれ!」

しかし、お金が無い事を全力でアピールしていた青年は、面接官に「今日から働きます」と告げて、去って行ってしまいました。

 

 要約すると、こんな感じの内容を書いたわけです。

で、記事の最後に住み込み派遣に行かなくていいように、生活を立て直すために、支援団体の連絡先と僕のメッセージを伝えました。

 

『ぜひ、ヤケにならずに、連絡してみてください。

団体に連絡する気力さえおきないのであれば、このブログのコメントに書き込んでもらっても構いません。

とにかく、早まらないで、誰かに相談する事が大事ですよ』

 上のような事を書いたんです。

すると、つい最近、本当にコメント欄にこんな書き込みがありました。

以下、原文のまま引用します↓

 

カズシ。俺も今は家がない状態で俺も電話しようと思った矢先ちょっと考えます…でも今週辺りヤバイ…携帯も止まりそうだしあとip電話やからフリーダイヤル無理やしどうしたらいいですか?

 

バイト中にこの文章を読んだ僕は慌てて、トイレに駆け込んで返信しました。

 

カズシさん、ご連絡ありがとうございます
実は、ご紹介した、自立サポートセンター、もやいの相談日が明日なんです。
まずは、もやいに行ってみてください。
可能であれば、カズシさんの口座を教えてください♪僅かですが、交通費としてお金を振り込ませて頂きます。
よろしくお願いします

(注意・もやいとは、『自立サポートセンター・もやい』の事で、生活困窮者の方の支援をしているNPO団体です)

 

僕の返信、対応が正しかったかどうかは解りません。

結局、カズシさんからの返信はありませんでした。

 

カズシさんは関西の方だったのではないか?

この事があってから、反省しました。もっと早く返信出来たのでないか?いきなり支援団体に連絡する事を薦めてしまったから警戒されたのではないか?

いろいろ考えました。でも、一番の失敗は、カズシさんが関西の方である事に気がつかなかった事です。

皆さん、気づきましたか?カズシさんの文章から関西の方である事が解りますよね。今、読めばすぐに解るんですが、あの時は焦って気がつきませんでした。

もしかしたら、関西や地方の支援団体を紹介したほうが良かったのかもしれない

今日はそんな反省から、関西、地方にお住まいの方に向けて記事を書こうと考えたわけです。

もともと当ブログの感想で、「東京の情報しかないじゃないか!?」というご意見を何度か頂いていました。この機会に、ぜひご紹介したいと思います。

 

Homedoor

www.homedoor.org

 

まずは、Homedoor

理事長は川口 加奈さん。

関西の路上生活支援と言えば、Homedoorです。

以下、Homedoorの理念↓

「助けてと言える相手がいること」
「手を差し伸べてくれる相手がいること」
あなたに帰る場所がある時、
それはとても些細で当たり前のことのように思えるかもしれません。
その場所がなくなった時、あなたは同じことを言えるでしょうか。

誰しもがほんの小さなきっかけで
セーフティネットの穴に落ちてしまうことがあります。
怠けていたから「ホームレス」になった人ばかりではありません。

人生のある局面で失敗したとしても何度でもやり直すことのできる、
すべての人にとって優しい社会をNPO法人Homedoorは目指しています。
望まずして路上で朝を迎える人がいない社会、
そしてホームレス状態を生み出さない日本をつくることが私たちの使命です。

 

反貧困ネットワーク

antipoverty-network.org

 次に、ご紹介するのは、反貧困ネットワークです。

反貧困ネットワークは、その名にあるように、全国にネットワークを持っています。

だから、地方で活動する団体との繋がりも深いわけです。

ホームページを見ると、地方の支援団体が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。

 

いかがでしたでしょうか?

たとえ、東京の支援団体に連絡したとしても、スタッフの方が地方の支援団体の連絡先を教えてくれます。

ぜひ、諦めずに連絡してみてください

当ブログは、これからも生活困窮者の方に役立つ情報をお伝えして行きます。