ニートから脱出したい人へ、地雷屋氏「脱ニート完全マニュアル」を読んで、常識をぶち壊せ!
ひきこもり70万人時代に就職はもう古い!ナリワイを作って、月3万円ビジネスを目指せ! - 脱貧困ブログ
以前、上の記事を書きました。
時間のある方は、ぜひ読んでくださいね。上の記事を簡単に要約すると、こんな感じ。
ニート、ひきこもり70万人時代に多くの人が絶対に就職しなければならないという考えを持っているのは無理があるのではないか?
ニート、ひきこもりが今の生活から抜け出すためには、ナリワイを作って、月3万円ビジネスを考えていくほうがいいんじゃないか!?
まぁ、こんな感じの内容を書いたんです。
で、久しぶりに100はてブを超えた記事だけあって、多くのご意見を頂きました。
中でも、一番多かったのが下のご意見。
「月3万円ビジネスを10個とか、絶対に無理!それが出来るぐらいなら、とっくにニート、ひきこもりを卒業してると思う、レベルが高すぎるよ!」
う~ん、確かに難しいかもしれません。でもね、そんな事を言う人には、僕の好きな高橋歩さんの名言を贈りたい。
とりあえず、やっとけ!
これですよ!(笑)、とりあえず、やっときましょうよ!笑
月3万円ビジネス10個が無理なら、5個でもいい。5個が無理なら、まずは1個からでもいい。
そうやって、ゆっくりでもいいから一歩一歩変えて行けば、自分なりの仕事をつくるきっかけになります
僕は、考えてみたんです。どうして、まず出来ない理由を探してしまうんだろうか?
なぜ、「よし、簡単な事から、とりあえずやってみよう」という発想にならないのだろうか?
いろいろ考えた結果、出て来た結論は、シンプルなものでした。
単純に怖がっている。動き出せない理由は、これでしょうね。
僕らのようなニートやひきこもりは、今まで様々な失敗をして来ました。
人より物覚えが悪かったり、コミュニケーションが下手だったりして、数々の精神的な痛手を味わって来たと思うんですよ
もしかしたら、長い間、パワハラや虐めを経験したニート、ひきこもりもいるかもしれませんね
だから、一歩踏み出す事が怖くなっちゃっている。とりあえず、やっとけと思えない考え方が完成してしまっていると思うんです。
でも、だったら、今からやるべき事は決まっています。
自分の嫌な過去が作りあげたマイナスの考え方をアップデートすればいいんですよ
考え方、価値観を変えるんです!
そこで、今回は脱ニート、脱ひきこもりを考える方に、オススメの一冊をご紹介したいと思います。
地雷屋さんが書いた「脱ニート完全マニュアル」です
元ひきこもりニートがリアルに教える! 脱ニート完全マニュアル
- 作者: 地雷屋
- 出版社/メーカー: メタモル出版
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: Kindle版
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この本は、僕の人生に大きな影響を与えてくれています。
ポイントは、自分達が長い間、身につけて来た常識をぶち壊してくれる事です。
地雷屋さんのプロフィールはこちら↓
福井県出身。専門学校卒義後、就職できずに二年半ニート。一念発起して、コールセンターの契約社員になるも9ヶ月で退社。
自己嫌悪に陥りつつ、また3年ほどニート。いったん就職するも、またすぐ退職して半年ほどニート。
トータル6年間ぐらいのニート経験を持つ。
現在はネットビジネスなどで生計を立てている。現在、ブログはお休み中
どうでしょうか?いろいろな事を辞めて来た僕にとって、地雷屋さんは他人とは思えません笑
ニートのための新しい常識を考えよう!
僕らは知らないうちに、考え方、価値観を勝手に強要されています。そして、それを常識と思い込まされているんですよ
たとえば、最初に説明した就職をしなければいけないというルールもそうですね
これだって、誰が決めたわけでもないのに、勝手に常識になっている気配があります。
しかし、「脱ニート完全マニュアル」は、そんな常識に縛られるのはもう辞めましょう、と提言してくれているんです。
と言うのも、ニートやひきこもりは、会社に就職して、やがて結婚して家庭を持って、定年まで働くという、未だに常識とされているレールの上を歩く事が超苦手なんです。
もっと言うと、超苦手だからこそ、ニート、ひきこり生活をしているわけなんですよ
だから、常識を捨てる。ニート、ひきこもりに合った新しい常識を自分達で作って行く。そのために、地雷屋さんの「脱ニート完全マニュアル」を読んで、何かのヒントにして頂きたいと思うんです。
いくつかご紹介しますね
その1・謙虚さを捨てて、増長しよう!
地雷屋さんは、こんなふうに言っています
さて、日本では謙虚さが美徳とされていますけど、本当にそうでしょうか?
謙虚さ、いらなくないですか?いらない気がする。
ゼロがいいとは言いませんけど、でも「謙虚100増長0」と「増長100謙虚0」なら、後者のほうがよいと思います。
なぜなら、増長していても、失敗する時は失敗するので。
しかし謙虚すぎると、失敗するものも失敗しますが、成功するものも失敗します。
というか、そもそも挑戦できないかもしれません。
たとえ謙虚のほうが成功率は高いとしても、トータルでの成功回数は少ないでしょう。
増長のほうが成功率は低くても、トータルでの成功回数は多いでしょう。
「えらそうにする」っていう意味ではないですよ。
もちろん、人に見える部分は謙虚がいいです。しかし、中身は増長しまくってもいいんじゃないでしょうか。
「僕はすごいはず」、「やれば絶対、できるはず」それでいい・・・いや、それがいいんじゃないでしょうか。
世の中で成功した人は、壁にぶちあたったとき、そう思っていたはずです。
いいですねぇ~、「謙虚すぎると、失敗するものも失敗しますが、成功するものも失敗する」
名言でましたね、覚えておきたい言葉です!
その2・正論に従う必要なし
我々のようなニート、ひきこもりを一番邪魔してくるのが正論ですよね
これも引用してみましょう
人に謙虚になれと言う社長さんに限って傲慢だったりする
そういう視点で見ると、世の中はおかしいです。
「失敗にめげずに頑張れ!」って言うじゃないですか。なのに、「僕の力はこんなもんじゃない」って言うと、すぐバカにしたように見たり、痛いような人を見るようにしたり。
おかしくないですか?
だって、失敗にめげないってそういう事でしょ?
本当はもっとできるっていうことでしょ?
なのに、誰かが社会的に失敗して、「僕は本気出せばすごい!」って言うところに、水をさしたりするんですか?
(中略)人は、自分の自己重要感を高めようとする・・・高めることで快感を覚える一方で、他人の自己重要感を奪おうとします。
他人の自己重要感を奪い、相対的に自分を高く置く事にも快感を覚えます。
「失敗にめげるな」と言う人は、本来ならば「どんどん増長しろ」と言うべきなのに。
「失敗にめげるな」と言いつつ、「増長するな。何様のつもりだ。客観的に自分を見ろ」と言うのは、実は単に相手の「自己重要感」を奪おうとしているだけなんじゃないでしょうか。
うわぁ~、よくぞ、よくぞ言ってくれましたぁ~って感じですよね!
この文章をはじめて読んだ時、部屋の中で「そうなんだよぉ~、解ってるなぁ~」と、つぶやいたのを今でも覚えています(笑)
本当にその通りだと思いませんか?ニート、ひきこもりの同志たちよ、この言葉を胸に刻むべし!
その3・自己責任に縛られない
我々のようなダメな状態にいる人にとって、自己責任をどんなふうに考えるか?
これは、とても重要なテーマです。
地雷屋さんの考えを聴いてみましょう。
自己責任という言葉、よく聞きますよね。
「結局は自分に原因がある」だの。「自業自得」だの。「打つ手はあったはず」だの。「やることをやってこなかった結果」だの。
そして、自己責任ですよ。あーあー聞こえない。こんなの聞く必要ないですよ。
この「自己責任論」こそ、ニートの心をむしばむ病巣なんですよ
(中略)ダメな時期にいる人は、そういう「自己責任がありすぎる人」が多いと思っています。(中略)自分以外のせいにする勇気を持つことが大事です。
良心が痛む?気にしないことです。少なくとも、あなたの心に傷を与えたほうは気にしていません。
(中略)なお、自分は大体MAXでも5;5ぐらいに考えるようにしています。
就職して、どんなに真面目に頑張っても仕事が出来ないなら、「採用した人(もしくは教えてくれた人)も半分悪いだろう」みたいに。
もうぉ~、何の説明もいりませんね。ニート、ひきこもりの皆さん、今すぐ自己責任論に縛られるのは辞めましょう。
そうじゃないと、あなたは怖がって、永遠に動き出せません。
どうでしょうか?少し気が楽になりましたか?ぜひ本を手元に置いて、じっくり読んでみてください。
最後に、僕ののささやかな願いを書いておきます。
地雷屋さんへ
地雷屋さんのブログとツイッタ―が復活する事を願います。
地雷屋さん、何があったか知りませんが、あなたが書いた本は素晴らしいですよ。
本当に、本当に良い本です。書いてくれて、ありがとうございます。
この場を借りて、お礼申し上げます。
さて、読者の皆様、どうだったでしょうか?
共に、常識をぶち壊して行こうではないか!
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」