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脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

欲望を持つことが悪いんじゃない!問題なのは欲望に振り回されることです

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最近、ハマっているミニマリスト思想の事を後輩に熱く語っていた時の事です。

ちなみに、ミニマリストとは、最小限主義者のこと。

 

で、しばらく話して、話しが重要な部分にさし掛かりました。

ミニマリストが凄いと思うのは、必要なものと欲しいものは違う事をしっかりと理解してるって事なんだよね

要するに、他人の目だけを気にしたモノは持たないってこと!そこが凄いんだよ」

僕がこんなふうに話すと、後輩は冷たい目であったりと返答して来ました。

「でも、僕、ファッションモデルやってるんですけど、ファッションモデルって他人の目を気にしないと成り立ちませんよ?!」

 

これは、なかなか良い指摘だと思います。

でも、良い指摘であると同時に、ミニマリストの価値観を誤解していると思うんです

おそらく、この記事を読んでいる多くの方が誤解している部分だと思うんですよ。

ですので、今日はミニマリストの重要な価値観である「他人の目を気にしない」とは、どういう事なのか?を説明したいと思います。

ポイントは、タイトルにあるように、欲望に振り回されない事にあります。

 

喜び、承認欲求、依存

せっかくファッションの事が出て来たので、ファッションというテーマで説明して行きます。

 

きっと、僕の後輩は、こんなふうに言いたかったんだと思うんです。

「ファッションモデルは人の目を気にしないと成り立たない、だから、人の目を気にしないで自分に必要なモノだけを手元に置くミニマリストの価値観は自分には理解できない」

 

うん、うん、確かに、ファッションって、相手にどう見られるか?を考えるから、楽しくなるんですもんね。よく解ります。

僕は思うんです。純粋に、ファッションを楽しむためだったら、どんどん買ってもいい、と。

だって、本人が楽しんでるんだったら、いいじゃないですか?

重要なのは、楽しいという喜びの気持ちから依存にまで発展してしまっていないか?をチェックする事にあるんです。

これを説明するために、3つのステップに分けて考えてみましょう。

 

ステップ1・喜び

友達に「その服、おしゃれだね!」、「似合ってるね!」と、言われて気分を悪くする人はいないでしょう。

シンプルに嬉しくなって、喜びの感情が湧き上がって来ると思います。

きっと、ファッションをもっと研究して、もっと人に褒められたいと思うでしょうね。

 

ステップ2・承認欲求

そうなると、ファッションが自分の承認欲求を満たす道具になって行く

皆さんも経験があると思います。承認欲求が満たされた瞬間って、食欲や性欲を満たした時と同じぐらい気持ち良くなりますよね?

ここまでは、問題ありません。

しかし、気をつけなければいけないのは、次のステップです。

 

ステップ3・依存

上には上がいる、という言葉があります。

ファッションが好きで、好きで、大好きで、どんなにファッションを勉強しても、残念ながら、あなたよりオシャレでカッコイイ人は存在します。

上には上がいるんです。また、この「上には上がいる」という現象は、あなたがファッションに真剣であればあるほど、実感しやすくなります。

なぜなら、人は真剣に努力、勉強を始めると、今よりも上を見てしまうものだからです。

「まぁ、これでいいや!」と、思えなくなる。一番テッペンを目指すようになります。

そして、残酷な事に向上心のある人にとって、向上心があるがゆえに一番テッペンは存在しないんです

 

さぁ、こうなって来ると、厄介です。

「もっと、もっと」と、良いファッションを追い求めて、服を買うようになります。

ステップ1で感じた「喜び」は、無くなってしまい、あるのはプライドから来る苦しみだけです

「自分はファッションで負けるわけにはいかない」

「無理をしてでも高い服を買わなければいけない」

度が過ぎると、借金してでも、「あのブロンドの服が欲しい!」と思ってしまい、どん底に落ちて行きます

皆さん、もうお気づきですね?この状態は、典型的な依存症です。

 

「いや、いや、俺(私)はそこまでじゃないから、大丈夫だよ!」と、思われたかもしれません。

けれど、依存症って、自覚ないんですよ

いつのまにか依存してしまっているものなんです。

 

もしステップ3の依存まであなたが辿り着いてしまったら、ぜひ考えてほしい言葉があります。

それは、「いい加減」という言葉です。

「おまえはいい加減な奴だなぁ~」と、悪い意味で使われたりしますが、僕は最高に素敵な言葉だなと思うんです。

「いい加減」とは、自分のちょうど良い湯加減を知ること

皆さんはお風呂に入る時、熱すぎないで、ぬる過ぎない湯加減を無意識に求めていると思います。日常の生活でも、あの感覚を探すんです。

熱すぎず、ぬる過ぎない。本当に心地よい状態とは、どこにあるのか?

ぜひ、考えてみてください。それが、日常の生活でモノに依存しない唯一の方法です。

ミニマリストの方々は、自分なりの「いい加減」を探す手がかりとして、モノを捨てているだけなんですね

 

最近、イライラする人、怒りやすい人は、もしかしたらステップ3に近づいているかもしれません

ぜひ、自分の気持ちを自分で観察してみてください。

ちなみに、今回、僕が基準にしたミニマリストの定義は、佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない」という本に書かれた定義を参考にしましたぁ~

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

共に、自分なりの「いい加減」を探していこうではないか?