貧乏でも楽しい生活を選択すると、結婚、子供をつくるを諦めなくてはいけないのか?!
貧乏でも二つの事を意識して行けば、楽しく生活をしていく事が出来ます
一つ目は、人とのつながり
二つ目は、支出を減らす事です。
これはね、本当なんですよ。
たとえば、有名な元プロニート・phaさん。
phaさんを知らない方は、こちらをご覧ください↓
活躍する「スーパーニート」のPhaさんについてまとめ - NAVER まとめ
僕もphaさんについて書いたので、こちらもどうぞ↓
人生に絶望している人よ、ヤケになる前に、pha氏「ニートの歩き方」を読んでくれ!頼む! - 脱貧困ブログ
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彼は、年収150万円ぐらいの生活をしながら、仲間と共に楽しい貧乏生活をしています。
または、「20代で隠居」で有名な大原さん。
大原さんを知らない方は、こちらをどうぞ↓
20代で隠居生活!? 週休5日を実現した究極の暮らし方とは | マイナビニュース
私も感想文を書かせて頂きました↓
最強のミニマリスト発見!大原扁理氏「20代で隠居」を読んで、生きづらさから脱出せよ! - 脱貧困ブログ
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彼も年収で言えば、100万円ぐらい。それでも、本を読むと楽しく暮らしている事がよく解ります。
お二人のような生き方は、今一つのブームになっていると言っていいと思うんですよ。
なぜ、貧乏でも人とつながって楽しく生きて行く事がブームになっているのか?
それは、今、この国の働き方が崩壊しているからです。
あなたの友達で「今勤めている会社が大好きで、ぜひ定年まで働きたい!」と、言っている人がどれだけいるでしょうか?
また、あなた自身は、今の働き方に満足していますか?
おそらく、「今の会社が好きなわけないじゃん!、でも辞められないからいるんだよ!」とか「定年まで働くなんてあり得ない、会社を辞めるために貯金してるよ」と、訴える人が多いと思うんです。
ごく一部の大金持ちは別として、みんな以下のような働き方をしています。
朝早く起きて、満員電車に揺られながら出勤し、「この会議、こんなに長時間やる意味ある?」と、思いながらも会議をそれなりにこなし、夜遅くまでボロボロになるまで働いて、また満員電車に揺られながら帰って行く。
これで、年収400万円。割に合わない夢がない(笑)
こんな働き方をやっていたら、いつかウツになるかもしれない。いつもイライラしている状態で、自分が好きになれない。
みんな、そんな危機感を感じているから、冒頭で紹介したphaさんや大原さんの生き方を模索しているんじゃないか、と思うんです。
べつに、いいですよね?
個人の自由だから、問題ない。この社会の競争、資本主義に疲れたなら、離脱したっていい!
逆に、「いや、俺(私)は、まだまだ戦う!」と、やる気満々だって問題ありません。
さっきも言ったように、個人の自由だから問題ない。
でもね、僕はここで、ちょっと疑問に思うんですよ
なぜ、働くことがほぼ崩壊している事を知っているのに、それでも楽しい貧乏生活のほうを選択しないで、頑張って働く方を選ぶ人達がいるのか?という疑問です。
僕は20代から完全に脱資本主義派だったので、なぜ今もガンガン働こうとする人達がいるのか理解できなかったんですよ。
しかし、答えは案外、簡単でした。実に単純な理由だったんです。
みんな、結婚して、子供を作って、幸せな家庭を作る事を諦めきれないんですよ。
20代の若い頃は、友達もいるし、老後の孤独な人生なんて考えません。
でも、30代、40代になって来ると、ある不安が頭を過るんです
「あれ?、俺(私)の老後って、このまま行くと一人ぼっちじゃないの?孤独死とか絶対に嫌だぁ~」
要するに、老後という二文字が現実的になって来るわけなんですよ
家族をつくるために、やっぱりお金が必要なの?!
「一人ぼっちで老後を過ごすのは嫌だぁ!やっぱり、結婚して、家族をつくりたい!」
そうなると、自分の家族をつくるために、結婚するために、バンバン働いて、合コン行ったり、婚活したりして、出会いの場に出掛けて行かなければなりません。
支出を減らした生活なんて、出来なくなる。
実際に、冒頭で紹介したphaさんは、こんな事を言っています。
僕は基本的に怠情で貧乏なので、結婚とか家族とかはなんだかんだでお金がかかるし、あれはお金のある人向けの贅沢品だな、という感じがしている。
そうなんですよ、今の社会の中では、結婚って贅沢品なんです
で、そうなると、「phaさん、あなた寂しくないの?」と、疑問に思う人もいるでしょう。
だから、彼は自分の寂しさ対策のために、シェアハウスをやっているんですよ
でも、血縁関係ほど深いつながりじゃない!、そこにこだわっている人達、とくに男達が結婚するために、一生懸命働いて、年収を上げようとしている。
それが働き方がほぼ崩壊しているのにも関わらず、働く事を辞められない人の心理じゃないかと思うんですよ
まぁ、単純に、男達は女性が大好きで、男は異性のパートナーを求めているっていうだけかもしれませんけどね(笑)
田舎に行って、結婚しよう!
なんだか絶望的になって来ましたけど(笑)、一つ解決方法があります。
ヒントは、このブログでもたびたび登場する尾道に住む漫画家、つるけんたろうさんです。
つるさんを詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ↓
タダで空家をもらって東京脱出、尾道移住。移住生活のあれこれを聞いてみた | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【HOME'S PRESS】
彼は、年収200万円でも結婚し、夫婦で楽しく暮らしています。
それは、漫画のタイトルにもあるように、「0円で空き家をもらった」からです。
だから、つるさんの生き方を参考にすると、もうちょっと年収を上げて、400万円ぐらいを目指して、ちゃんと貯金もしていけば子供も作れるかもしれませんよね。
まぁ、こればっかりは、実際に行ってみないと解らないので、七月ぐらいに尾道に行ってみようと思います。
その前に、相手をみつけますね(笑)
共に、新しい生き方を模索して行こうではないか?
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