脱貧困ブログ

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強い絆は仲間外れを生む、気をつけろ!

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by:Yasin Hassan - ( Sick )

「えっ?何で強い絆が仲間外れを生むの?逆でしょ?」

この記事のタイトルを見て、こんなふうに思った人いませんか?

 

気持ちは解ります。

強い絆、という言葉から連想されるイメージを考えると、きっと以下のようなものだと思うんです。

 

1・絶対に裏切らない友人、家族、恋人

2・どんな時でも困った時に助けてくれる、頼りになる仲間達。

3・圧倒的な一体感、団結力を感じる組織、チーム、共同体

 

きっと、多くの人は、1~3のような感情を強い絆と呼ぶのでしょう。そして、1~3に対する憧れが、『強い絆は仲間外れを生む』という言葉に違和感を持つ大きな原因だと思うんです。

しかし、残念ながら、1~3のような感情は、強い絆から得る事は出来ません。

 

いや、もっと正確に言うと、「絶対に裏切らない」とか「どんな時でも困った時に助けてくれる」とか「一体感、団結力を感じる共同体」とか、そんなものは幻想です。夢幻なんですよ。

 

「えぇ~、それじゃ、あまりにも悲しすぎる、希望がないよぉ~」と、読者の方は言うかもしれない。

でも、安心してください。僕は強い絆は否定していますが、ゆる~い絆、白でも黒でもないグレーな人間関係は積極的に信じているんです。

なので、この記事を読んでいる皆さんにも、強い絆よりゆる~い絆、グレーな人間関係をオススメします。

なぜ、そこまで僕が強い絆を否定するのか?

ちょっと説明してみましょう。

 

村八分=強い絆

村八分という言葉を知ってます?

辞書で調べると、村の秩序を乱した者に制裁として交際を断つこと。こんなふうに書いてあります。

そして、村の秩序を乱した者と交際を断つという行為は、村に残った人たちの中で団結力、一体感、強い絆を生むんです。 

もうお気づきですね?、そうです、強い絆を組織内で作るためには、仲間外れになる人達が必要なんですよ。生贄(いけにえ)ですね、解りやすく言うと。

だからこそ、そもそも絆という言葉に、「絶対に裏切らない」、「どんな時でも困った時に助けてくれる」、「一体感、団結力を感じる共同体」を期待する事が間違っているんです。

 

もっと言えば、強い絆を実感している時、必ずと言っていいほど、自分の見えない所で孤独、寂しさを抱えて苦しんでいる人達がいる事を忘れちゃいけないんですよ。

だって、強い絆を感じられるのは、仲間外れになっている人達のおかげなんだから。

それは、歴史が証明してますよね。第二次世界大戦中、ナチスはユダヤ人を徹底的に弾圧、差別する事で、自国の一体感、団結力、そして絆を深めました。

強い絆を実感するためには、敵が必要なんですよ。

 

僕が強い絆を信じられないのもそこにあります。

ここまで読んで、なんだかガッカリしてしまった人がいるかもしれない。

「言っている事は解るけど、やっぱり、ゆる~い絆、グレーな人間関係だと、なんか寂しいよねぇ・・・」

そんなふうに思っちゃた人がいるかもしれませんね。でもね、ぜーんぜん、そんな事ないんですよ。

むしろ、逆です。僕はゆる~い絆、グレーな人間関係を意識してから、孤独、寂しさが和らいで、人間関係を楽しめるようになりました。

もちろん、傷つく事もあるけれど、ゆる~い絆、グレーな人間関係を意識すると、立ち直りが早いんですよ

最後に、ゆる~い絆、グレーな人間関係の長所を熱く語らせて頂きましょう。

 

中道を意識する

ゆる~い絆、グレーな人間関係とは何か?

それは、相手や物事に過剰に期待しないで、遠すぎず近すぎずの距離感を保つということです。

これを仏教用語で『中道』と言います。最近では、一般的に使われている言葉なので、ご存じの方もいるかもしれませんね。

 

知らない人のために説明しておくと、『中道』とは自分の『いい加減』を知る事です。

たとえば、あなたが風呂に入る時に、湯加減をチェックすると思います。

その時、お湯が熱すぎると入れないし、逆に、ぬるすぎると風邪をひいてしまう。

熱すぎずぬるすぎずの自分のちょうど良い湯加減でお風呂に入ると思います。

 

それは、人生、生きて行くうえでも同じこと。

仕事、恋愛、人間関係、何事も極端に考えてしまうと、自分を苦しめてしまいます。

だから、自分の生き方も湯加減をチェックするように、熱すぎないか?または、ぬるすぎないか?を確認して、自分の『いい加減』を探す事が重要なんですよ。

 

また、『中道』は、自分自身の生き方をみつめるうえでも有効です。

自分を否定しすぎると、自己否定が強くなって、『卑屈』になってしまう。

でも、だからと言って、自分を肯定しすぎると、今度は『傲慢』になってしまう

よって、自己否定、自己肯定、両方が必要になって来るんです。

自己否定だけじゃない、自己肯定だけでもない。自己否定、自己肯定の間の道、中道を歩むんですよ。

どうでしょうか?僕は『中道』を意識するようになってから、だいぶ楽になれました。

もちろん、仕事や人間関係でイライラする事もありますが、そういう時はだいたい『中道』を忘れている時です。自分の『いい加減』を見失っている時なんですよ。

 

『ゆる~い絆』、『グレーな人間関係』、『中道』を意識すれば、『強い絆』にすがる事を減らせます

ぜひ、やってみて。

共に、『強い絆』を諦めて、ゆる~い絆を模索して行こうではないか?!

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