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脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

世の中に貧困女子がこんなにも増えてしまった2つの理由

貧困女子  脱貧困女子  考え方から脱貧困

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by:arteunporro

最近、『貧困女子』という言葉をメディアなどを通して、よく目にするようになりました。

今や働く単身女性の3人に1人が年収114万円未満とも言われています。

どうして、こんな世の中になってしまったのでしょうか。

世界トップクラスの経済大国、日本になぜ『貧困女子』という言葉がこれだけ広がっているのか?、皆さんはどう考えてます?

原因は大きく分けて二つあると僕は考えているんです

 

一つは、社会構造の問題

二つ目は、人と比べる事でしか自分の価値を感じられない考え方の問題です。

 

なぜ僕は、この二つが世の中に貧困女子を蔓延させる原因になっている、と悟ったのか?

それは、一冊の本が大きく影響しているんですよ。

ご紹介しましょう。

 

沢木文さんが書いた『貧困女子のリアル』という本です

貧困女子のリアル (小学館新書)

貧困女子のリアル (小学館新書)

 この本の最大の特徴は、『貧困予備軍』状態の女性を中心に書かれているところなんです。

僕は日頃から考えていました。人が貧困になるには、3つのステップがあるんじゃないか、と。

それは、貧乏→貧困予備軍→貧困という3つのステップです。どんな人でも、一気に貧困状態になってしまうわけじゃない。
(参照・貧困と貧乏は違います!当ブログは貧困は否定していますが、貧乏は肯定しています! - 脱貧困ブログ

人は貧困になってしまうまでに、様々な苦難を味わい、だんだんと貧困に落ちて行ってしまうんです。

だからこそ、脱貧困の観点から考えると、二つ目の『貧困予備軍』の段階で何かしらの救済手段を考えないと、生活保護に頼るしかないガチの貧困状態になってしまう。

 

ですので、今日は貧困予備軍状態にいる女性をテーマに書かれている『貧困女子のリアル』をテキストにしながら、その救済手段を皆さんと考えてみたいと思います。

 

社会構造が変わるまで待てない

最も効果のある救済手段は、社会の構造が変わる事です。

きっと皆さんも想像がつくと思います。

不景気、非正規雇用の増加、ブラック企業、ブラックバイト、パワハラ、セクハラ、マタハラ、少子高齢化から来る下流老人の問題、働き手である若い労働者がいなくなること、うつや自殺者がこれからも増えていくかもしれない未来。

これらの社会問題をすべて個人の問題、自己責任で解決するのは無理があります。

社会構造、つまり、政治、福祉が国民をケアして行かないと個人の力では限界がある。

 

『貧困女子のリアル』の中でも、こんなふうに指摘されていました。

 

非正規雇用の問題は大きい

(中略)「一歩間違えば貧困」という危機的状況は、今後も悪化していく可能性がある。

2015年に労働派遣法が改正され、すべての業務にまつわる派遣労働者が継続的にひとつの職場で働ける上限が3年以内となった。

これにより、3年を超えその職場で働こうとするとクビを切られる可能性が高くなったのだ。

 

また、契約社員についても注目したい。派遣会社が仲介する派遣社員と異なり、契約社員は企業と直接、契約している場合が多い。

多くの会社では、雇用期間を特に定めない無期雇用という形態をとりつつ、安い資金で正社員以上の専門業務をさせているケースも目立つ。

(中略)働いても誠意を尽くしても、企業は簡単に労働者を切る。特に養うべき家族がいない独身女性は格好の首切り対象だ。

 

(中略)取材した中には、非正規雇用で病気になったら切られた人、妊娠を告げたと同時に解雇された人、親の介護で退職で促された人・・・泣き寝入りしているうちに貧困状態になってしまった人も少なくなかった。

 

どうでしょうか?非正規雇用派遣労働者の問題、契約社員などの問題はどう考えても、個人の努力だけではどうする事も出来ない。

社会の構造(政治・福祉)が変わって行くしかないんです。

 

しかし、本当に悔しい事だけど、社会の構造が変わってくれるのを待っている時間はない。

もちろん、僕のように、ブログやネットなどを使って世の中に訴えて行く事は出来ます。

けれど、スピードが遅い。貧困予備軍は、モタモタしていたら、生活保護が必要なガチの貧困状態になってしまう可能性が高いからです。待っている時間はないんですよ。

 

とは言え、即効性のある解決策なんてないような気がする。はぁ~、なんだか溜息が出てしまいます。

が、落ち込んでもいられない。そこで、僕、考えました。

即効性はないけれど、最も現実的で少しずつ解決に近づく道があるんです。

それが、2つ目の人と比べる事でしか自分の価値を感じられない考え方を変えて行くという方法です。

簡単に言うと、見栄をはるな、ということ。

どういう事か?ちょっと説明しましょう。

 

見栄をはるな、人と比べるな!

『貧困女子のリアル』を読んで一番、印象に残ったのはどんな事ですか?、と聞かれたら、僕はこんなふうに答えます。

「周囲の目を気にして、見栄のために消費してしまう女性が多い事に驚きました」

こんなふうに答えると思うんですよ

 

要するに、こういう事です。以下に代表的な3つのパターンにまとめてみました。

 

その1・年収が低いにも関わらず、周囲に貧乏だと思われたくないから、ついつい高価なファッションやアクセサリーを借金して買ってしまう。

 

その2・本来ならお金に余裕が無いのに、飲み会やパーティーに誘われると、「お金が無いから来ないんだ」と、友達に思われたくないから無理して参加してしまい、その結果、貯金が貯まらない。

 

その3・寂しさが原因で、イケメンだけど消費グセのある男に惚れちゃって、その男とつき合うために貢(みつ)ぎ始め、結局、借金するようになる

 

どうでしょうか?、『貧困女子のリアル』には、著者である沢木文さんが取材した上記の3つのパターンにあてはまる女性たちがたくさん登場します。

この3つのパターンにあてはまる女性たちに共通するものはなんだと思いますか?

 

そうです、「見栄をはっている、人と比べて周囲の目を気にしている」という事なんですよ

そして、その見栄や人と比べてかっこつけてしまう気持ちが『貧困予備軍』から『貧困』に落ちてしまう大きな要因になっていると思うんです

だからこそ、僕は思う。

人と比べる事でしか自分の価値を感じられない考え方を変えて行かなければならない、と。

だって、そうでしょ?もし3つのパターンにあてはまる女性達がこのまま人と比べて、見栄をはり続けたらどうなりますか?

 

当然、借金はどんどん増えて行く、貯金はどんどん減って行く

さらに、その3のクソ男がDVしたり、支配して来たりなんかしたら、最悪、男にみつからない所に逃げなきゃいけなくなるかもしれない。そうなったら、いよいよ、生活保護しかありません。

 

まぁ、こんな偉そうな事を言ってますが、僕だって弱い人間です。

月17万円ぐらいしか稼いでないのに、寂しくなると、ついつい4000円ぐらいの飲み会に参加したり、合コンとかに行っちゃう(笑)

でも、そんな意志の弱い僕でも身を滅ぼすような借金をしたりする事はありません。

ですので、この記事を読んで、3つのパターンにあてはまって、ドキッとしているあなただって出来るはずです。

 

今からでも遅くはありません。

冷静に自分を見つめて、こんなふうに自分に質問してみましょう。

「高価なモノで自分を着飾っても、自分の価値が上がるわけじゃない、本当は解ってるでしょ?」

「本当にその飲み会、パーティーに行く意味があるの?お金はそんなに無いけれど、仲の良い友達だっているんじゃないの?」

「何でイケメンじゃなきゃ駄目なの?、理由は結局、イケメンを連れていると周囲の友達に自慢できるからでしょ?そんなのは、その男が好きなんじゃなくて、単に自分に酔ってるだけなんじゃないの?」

 

どうでしょうか?、冷静に自分に質問してみる事が大事です。

ただし、依存症などの症状がある人は、それは自分だけで解決するのは不可能です。

なので、しっかりと病院に行って、治療してもらいましょう。

共に、人と比べる事でしか自分の価値を感じられない考え方を変えて行こうではないか?!