努力が続かない人へ、一日30分の勉強から始めなさい!
当ブログは脱貧困をテーマに書いてます。
突然ですが、ここで質問。
脱貧困に必要なものとは、何でしょうか?
お金、人脈、SOSを出すこと、いろいろあると思います。
が、最も必要なのは、努力です。
脱貧困を目指して、自分でコツコツと前に進んで行く事が重要なんですよ
もちろん、自己責任論を訴えるつもりはありません。
自己責任は50%でいい。残りの半分は社会、国(行政)に責任があると考えています。
でも、あとの50%は自分の責任として引き受けないと、何も変わりません。
これは、何も脱貧困というテーマに限った話しではない、と思うんです。
考えてみてください。
あなたが今より年収を上げたいと考え、何か資格を取ろうと考えます。
その場合、当たり前ですが、資格の勉強をするでしょう。そう、努力をするんですよ。
このように、みんな、努力の重要性を解っています。
しかし、努力して上手くいく人と努力が続かずに諦めて行く人がいる。
どうして何でしょうか?、この問いは、脱貧困という観点から見ても、注目するべき問題提起です。
ちょっと、一緒に考えてみましょう。
根性論=努力は、間違い
努力が続かない人の原因は、ズバリ、これです。
根性=努力と考えている。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
自分の人生を変えるために、毎日、コツコツと勉強する事を決意する。
「よし、やってやる!」と、やる気満々です。
しかし、最初は、努力が続くんだけど、だんだんと誘惑に負けて行きます。
友達から飲み会、合コンの誘いが来たり、ついついゲームやっちゃったり、テレビ番組を観るようになってしまう。
そして、「今日、一日ぐらいサボってもいいや」と、思い、結局、努力を辞めてしまう。
きっと、今、力強く頷きながら読んでいる人が多くいるはずです(笑)
こんなふうに考えて行くと、やっぱり、根性=努力の考え方では、上手くいかない事が解ります。
どうすれば、いいのか?、ここで、この問題を解決するために、役立つ本をご紹介致しましょう。
- 作者: 古市幸雄
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2010/02/10
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2007年の大ベストセラー・古市幸雄さんが書いた「1日30分を続けない、人生勝利の勉強法55」という本です。
この本のタイトルに、すでに今回の解決案が書かれていますね。
そうです、毎日、一日30分の勉強を続けることが、努力を続けるコツなんです。
皆さんは、「はぁ?、一日30分でいいのかよ」と、ツッコミたくなっているかもしれません。その疑問に対して、古市さんはこんなふうに答えています。
三日坊主も50回繰り返せば、年間150日分になる
三日坊主にならず勉強を何年も続けて行くコツは、毎日、たくさんの勉強をせずに、30分や1時間程度でいいので習慣化し、何年も続けて行く事です。
この場合、勉強とは読書を含め、あなたを一段高いレベルに向上させるあらゆる活動を含みます。
一日5時間一週間だけ勉強するよりも、毎日30分の勉強を5年間続けるほうが何十倍も効果的です。習慣化すれば、何の苦にもなりません。
5時間イヤイヤ勉強すれば、勉強が嫌いになるのは当たり前です。
(中略)なかには、せっかく勉強をはじめても三日坊主になり、自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。
しかし、三日坊主でもいいのです。
三日坊主を年間50回繰り返したら、一年間で150日も勉強している事になります。
私が根性=努力は、間違っているとお伝えした理由が解って頂けたでしょうか?
気合いを入れて、難しい事にチャレンジする必要はなかったんですよ
一日30分の勉強という、簡単な事から始めればいいんです。
私は、この本を読むたびに、なんだかワクワクして来るんですよ(笑)
皆さんはどうでしょうか?
この本には、他にも努力を続けるアイディアがたくさん書かれています。
たとえば、こんな感じ。
・テレビを毎日2時間見る人は、一年間で2か月分も消費する
・「30分勉強→15分休憩」の1セットを基本とせよ
・眠気をコントロールするために、朝~正午に食べるのは果物だけにせよ
・勉強空間には、椅子→照明→デスクの順で投資せよ
どれも興味深いアイディアばかりです。ぜひ、読んでみて
共に、努力を続ける人になろうではないか?!