人間関係で悩んでしまう人は「めんどくさい」という感情を大事にするべき理由
私達が生きて行くうえで一番の悩みは何でしょうか?
きっと、多くの人が「人間関係の悩み」を思い浮かべる、と思います。
社会人でも学生さんでも、問題なのは仕事や勉強ではなく、職場、クラスの人間関係にある、と言ってもいい。
どうすれば、そんな「人間関係の悩み」を解決する事が出来るのでしょうか?
私は思うんです。
人間関係に悩み過ぎてしまう人は、「めんどくさい」という感情を無視してしまっているんじゃないか、と。
人は「楽しい」、「やってみたい」、「挑戦したい」という前向きな気持ちは、迷いなく選択する事が出来ます。
しかし、「めんどくさい」というマイナスの気持ちに対しては、自ら無視してしまうんです。それは、親や先輩達から受けて来た教育の影響が大きい。
親や学校の先生に、「めんどくさがらずに、やりなさい」と、一度は言われた人が多いはずです。
でも、人間関係の悩みを解決に導くためには、むしろ「めんどくさい」という感情を大事にしてほしい。
親や学校の先生の教えを忘れてほしいんです。
どうして、そこまで「めんどくさい」という感情を大事にする事を薦めるのか?
ちょっと、説明させてください。
めんどくさいは救世主
そもそも、「めんどくさい」という感情は、「一時停止」の合図なんです。
ちょっとでも時間を作って、休憩したほうがいいよ、という身体と心からの合図なんですよ
ですので、ちょっとした事からでもいいので、自分の「めんどくさい」という気持ちに正直になってみてください。
たとえば、友達から来たLINE。
私は、たとえ仲の良い友達でも、「めんどくさい」と思ったら意図的に既読スルーをしてしまいます。
友達が「怒るかもしれない」とか「嫌われるかもしれない」、と一瞬、思います。が、「めんどくさい」という自分の気持ちを優先します。
また、それは、LINEだけではありません。フェイスブック、ツイッタ―などのSNS全般に言える事です。
大先輩からのコメントでも、「めんどくさい」と思ったら、既読スルーです笑
ある日、友達が「めんどくさい」という気持ちを優先させている私を心配して、私にこんな事を質問をして来ました。
「既読スルーして、大丈夫なの?」
私はこんなふうに答えました。「大丈夫かどうかは解らないけど、めんどくさいんだからしょうがないじゃん!笑」
どうでしょうか?、変ですか?
でも、私は思うんです。私達は、あまりにも真面目すぎませんか?
なんとなく気分がのらない時だって、人間なんだからありますよ。
そんな時は、既読スルーしてもいいじゃないですか?
私がこんな考え方を持っているので、私の友達も既読スルーをして来ます笑
でも、たいして気にしません。なぜなら、相手も何か特別な理由があるわけじゃなくて、単純に「めんどくさい」から既読スルーをした可能性があるからです。
だから、相手の「めんどくさい」時期が終わるまで待ってあげたらいいんですよ
そうやって待っていたら、ある時、返信が返って来たりするんです。
「おまえ、いつのメッセージに対する返信だよ笑」、とつっこみたくなるけど、きっと、何をやるにも「めんどくさい」時期に入っていたんだな、と理解する事にしています。
私だって、「めんどくさい」と思って、既読スルーする時がありますからね、お互い様です。
でもね、「めんどくさい」という気持ちを無視して、無理をして、返信したりしていると、身体と心に異変が出て来ます。
「めんどくさい」気持ちを我慢していると、ある時、時限爆弾が爆発するかのように怒りや憎しみが溢れ出て来たりするんです。
そうならないためにも、時々、自分の「めんどくさい」気持ちに耳を傾けてください。
共に、「めんどくさい」を大事にして行こうではないか?!