脱貧困ブログ

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敗北とは、負ける事じゃない。自分が嫌いな人と同じ事をしてしまう事です

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勝負は何で決まるのでしょうか?

スポーツなら点数、ゲームも点数、ビジネスなら収益をどれだけ得たか。

おそらく、こんなふうに考える人が多いでしょう。

しかし、生きていくうえで、勝負はスポーツやゲームのように解りやすくありません。

 

なぜなら、感情が入って来るからです

「勝てば官軍」という言葉があります。意味は、「たとえ間違っていても、勝てばすべて正しくなる」ということ。

私達は、大人になればなるほど、この「勝てば官軍」という言葉を実感するようになります。

要するに、人として、ズルいこと、汚いことをやっても、勝ちさえすればいいと思っている人達をたくさん見る事によって、勝つ事のむなしさ、を理解して行く。

それが、大人になるという事だ、と私は考えているんです。

感情が入って来ると大人になる事を学ぶ。頭では理解していても、心が納得していないわけです

 

ですので、歳を取れば取るほど、自分なりの勝利の哲学、というものが芽生えて来ます。

よく不良漫画の台詞に出て来る「喧嘩に負けても、『参った』を言わなきゃ負けじゃねぇんだよ」ってやつですね。

今回は、私と一緒にあなたの勝利の哲学を改めて、確認してみましょう。

 

嫌な奴と同じ言動をしない

自分の勝利の哲学を確認するために、今からする質問に答えてみてください。想像してみてくださいね

あなたは学生で、ティッシュ配りのアルバイトをする事になりました。

しかし、通行人にティッシュを全然、受け取って貰えません。

あなたは次の二つのうち、どの感情になってしまいますか?

 

A・「こんなに貰ってもらえないなら、自分もティッシュ配布のバイトを見かけても、貰わないようにしよう。だって、自分だって、貰ってもらえなかったんだから・・・」

 

B「こんなに貰ってもらえなかったんだから、自分には貰ってもらえないティッシュ配布アルバイトの気持ちが解る。自分はティッシュ配布バイトを見かけたら、貰ってあげるようにしよう」

 

どうでしょうか?、AとB、どっちですか?

私は完全に、Bなんですよ。

このティッシュ配布アルバイトの例え話しは、どんな事にも応用可能です。

たとえば、仕事で上司にパワハラを受けた。だから、自分も後輩にパワハラをしてやろう、と考えるのか?

それとも、自分がこんなに辛かったんだから、後輩には丁寧に指導してあげよう、と思うのか?。これと、同じ問いですね。

先ほども言ったように、私は、「自分がやられて嫌だった事は、人にはしない」という勝利の哲学を持っています。

もっとはっきり言えば、自分がやられて嫌だった事を人にしてしまった時点で、自分が嫌いな人に負けた事になる、と思っているんです

 

逆に言えば、たとえ、自分の嫌い人にあらゆる事で負けていたとしても、同じような人間にならなければ負けではない。

そんなふうに考えています。

 

これは簡単に言えば、本当の勝負は、どんな哲学を持って、どんな生き方をしているか?、で決まるという事です。

さぁ、皆さんの勝利の哲学は、みつかりましたか?

共に、勝利の哲学を探して行こうではないか?!