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脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

親の介護、マジでどうする?、高齢者の貧困と向き合うために必要なたった一つの心得

親の介護  高齢者の貧困  介護離職

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Kamil Porembiński

年末年始や親戚の集まりで、久しぶりに実家に帰ると、実感する事があります。

それは、両親の高齢化です。

たまに家族に会うと、「うわぁ~、お母さん、お父さん、歳取ったなぁ~」と、思わず感じてしまう人も多いのではないでしょうか?

 

多くの人が感じる、その実感は、けして間違いではありません。

実際に、あなたの両親は歳を取っています

という事は、あなたの親が認知症、自動車事故をしてしまう可能性、詐欺の被害、ちょっとした事で転んで怪我をしてしまうリスクも高まっている、という事なんです。

 

「そんな事は解ってるよ」と、言いたくなった人がいるかもしれません。

しかし、本当に解っていますか?

頭で解っている事と実行に移す事は、まったく別ものです。

 

久しぶりに両親に会って、親の高齢化を実感した時、あなたが親と向き合う絶好の機会なんですよ。

恥ずかしいとか、普段、話していないからなんて理由は、この際、捨てて、親と今後の事についてじっくり話し合うべきです。

もし、今、親の老後の事を家族で話さないと、手遅れになる事が出て来てしまうかもしれません。

「なぜ、そんなふうに脅すの?」と、ムカッとした人がいるかもしれませんね。

理由は簡単です。

親の高齢化を見て見ぬふりするという事は、同時に、当ブログのテーマである貧困問題を見て見ぬふりする事と同じだからなんですよ

どういう事か、説明しましょう。

 

親と子供の疎遠が貧困を生む

今は少子高齢化の時代です。

お年寄りが多くて、子供が少ない。そうなると、シンプルに考えて、国の経済力は弱まって行きます。

当然ですね、働ける若者が減って、働けない高齢者が増えて行くんだから。

働けない高齢者が増えて行くという事は、社会に大きな問題が浮上して来るということ。

 

それは、働けない高齢者は誰が面倒をみるの?、という問題です。

「そりゃ、子供でしょ?」、「家族が面倒みればいいじゃん」と思った事でしょう。

 

しかし、問題はそんな簡単じゃありません。

なぜなら、本来、親を支えなければいけない子供も自分の生活でいっぱいいっぱいになっているからです

 

考えてみてください。

私は先ほど、少子高齢化で働ける若者が減っているという話しをしました。

という事は、一人一人がやらなければいけない仕事が増えて行く、という事です。

これも当然ですね、働ける人の数が少ないんだから、一人がたくさんの仕事を抱えないと、会社が成り立たなくなります。

今お話ししたような「人が足りてない問題」が、ブラック企業サービス残業を生んでいる根元の原因だと思うんです。

 

さぁ、そうなると、高齢の親を持つ子供達は、こんなふうに考え始めます。

「親の高齢化はもちろん気にしているけど、でも、忙しくて今は考えられない」

こんなふうに考えるようになるんですよ。

独身なら、まだましです。でも結婚して、小さい子供がいたりすると、ますます、親の事を後回しにしがちになります

 

んで、残酷なのは、他ならぬ親自身が子供の忙しさに気がついている、ということ。

なので、親自身が娘、息子に迷惑にならないように、何かあっても連絡しないようになります

そうなると、いよいよ、貧困が静かに忍び寄って来る。

まず、認知症の初期段階を見逃します。または、詐欺にあっても、黙っているかもしれない。

最近、話題になっている高齢者の自動車事故だって、親族が親の高齢化に気がついて、車に乗らないように注意するしかありません。

 

そして、上記の問題、すべてに莫大なお金がかかって来ます

認知症は治療費、介護施設費、詐欺は被害額、自動車事故ももろもろのお金がついてくる。

これらの問題を長年、放置していれば、子供達の貯金額ではとてもまかないきれません。

私が親の介護の問題を見て見ぬふりする事は、貧困問題を見て見ぬふりする事と同じ事だと言ったのは、そういう理由からだったんです

そして、お気づきのように、介護離職の問題も、ここにあります。共倒れの可能性が出て来るわけです

どうすればいいのか?

 

解決策は一つだけです。

実家に帰ったら、親が話せるうちに今後の話しをしておくこと

子供である自分はどこまで出来てどこまでは出来ないのか、をしっかりと親に伝えておくこと

しっかりと話し合う。それが高齢者の貧困を防ぐ最初の一歩であり、子供である私達にしか出来ない事です。

共に、親と高齢者の貧困に向かい合って行こうではないか?!