100%信じられる人はこの世に存在しない、早く気づいて!
仕事の忙しさ、お金の問題、そして、人間関係のイライラなど、様々なストレスに満ち溢れている現代
中でも、とくに問題なのは、人間関係です。
仕事は確かに忙しい、お金の心配も消える事はない。でも、人間関係の問題がなんとかなれば、仕事もお金も後からついて来るんじゃないか?
そんなふうに思っている人も多いと思うんです。
しかし、職場や学校には、どうしたって嫌な奴はいるし、自分と相性の悪い人は存在する。
どうすればいいのか?、そこで、今回は、私が実践する人間関係のストレスを緩和するコツをお教えします。
シンプルですが、強力で人との向き合い方が180度変わるアイディア(コツ)です。
期待する事の虚しさ
そもそも人間関係のストレスをなぜ感じてしまうのか?
それは、人に裏切られた、と思うからです。
仕事や恋愛、その他の友人関係で私達は、誰かに何かを期待しながら生きています。
たとえば、仕事関係なら、ビジネスパートナーとしてお互いに利益をもたらすWINWINな関係になれるという期待。
恋愛なら、長い間、お互いを信頼出来て、愛し合えるという期待。
友人関係なら、困った時に相談出来て、助けあえるという期待。
これらの『期待』が裏切られると、人間関係のストレスがだんだんと上がっていくわけです。
そして、心の中で、こんなふうに叫びます
「ひどい、信じてたのに!」
皆さんも経験ありませんか?
でも、ご安心ください。解決策は、意外に簡単です。もう、お解りですね。
そうです、最初から『期待』しなければいい。
最初から、相手に対して『期待』しなければ、裏切られたと思う事もありません。
「いや、いや、ちょっと待ってよ、相手に完全に期待しないのは無理でしょ?!」
今、こんなふうに、つっこみたくなりましたね?(笑)
もちろん、相手にまったく『期待』しないのは無理です。
でも、ここで、ちょっと立ち止まって、自分の今までの人生を振り返ってほしい。
あなたが「仕事」、「恋愛」、「友人関係」で自分の『期待』通りに行った事っていくつありますか?
おそらく、答えは大きく分けて二つある、と思います。
一つは、「まったくない」
二つ目は、「期待通りに行った事もあれば、行かなかった事もある」
この二つではないでしょうか?
ほらね?、やっぱり、『期待』しても意味がないんですよ
だって、「100%期待通りでした」なんて人、いないんだから。
まず人間関係の中で、人に『期待』する事をさっさと手放すこと。
『期待』する事を辞めるチャレンジをする。これが、人間関係のストレスを緩和する最初の一歩です。
もっと言えば、100%信じられる人はこの世に存在しない、と思って生きる。
それぐらいの気持ちでちょうど良いと思うんですよ。
半信半疑最強論
とは言え、「それじゃ、あまりにも悲しい、寂しい」と、思う人がいるかもしれない。
そんな人に以下のアイディアを提案します。
誰かとコミュニケーションする時に、信じられる部分と疑う部分、両方を見るようにするんです。
考えてみれば、当然ですね。
この世に、長所だけの人もいないし、短所だけの人もいない。
長所(信じられる部分)と短所(疑う部分)、両方あって、その人が形成されている。
よくスピリュアル系の自己啓発本を読むと、「人の長所だけを見ましょう」と書いてありますが、あれは危険です。
人の長所だけを見ると、かえってその人に対する『期待』が高まって、裏切られた時のカウンターパンチが激痛です。
ですので、ちゃんと、その人の長所や信じられる部分だけではなく、短所、疑う部分も確認しておく。
世の中では、半信半疑は悪い言葉で使われがちです。ですが、私にとっては、希望の言葉。
人間関係は、半信半疑の方がいい。私はこんなふうに思っています。
ぜひ、参考にしてみて。
100%信じられる人は、この世に存在しない事を受け入れると、だいぶ楽になれますよ
共に、『期待』を手放して行こうではないか?!