自分にはこの会社しかないから、嫌な事も我慢しなければいけないと思っているあなたへ
このタイトルをクリックして読んでいるあなたは、もしかしたら、かなり追い込まれているのかもしれない。
もしかしたら、あなたは今、こんな悩みを持っていませんか?
私(僕)はお世辞にも仕事ができる人じゃない。
今まで、何度か仕事をして来たけど、仕事を覚えるのが遅かったり、ミスばかりして、人間関係が悪くなり、数か月後には辞めてしまう。
たぶん、自分のコミュニケーションが下手な事も仕事を辞めざる得なくなってしまっている事に大きく影響していると思う。
今、入っている会社は、そんな自分を拾ってくれたので出来る限り続けたいけど、誰がどう見てもブラック企業で自分が他に行く所がない事をいいことに、無理難題を突きつけて来る。
今すぐ会社を辞めたい。でも、家族とは仲が悪くて頼る事は出来ないし、友達はいるけど、もちろん、生活の面倒を見てくれるわけがない。
もうどうすればいいのか解らない・・・正直、このままだと怒りで会社の奴らをボコボコに殴ってしまうかもしれない。
どうでしょうか?、こんな悩みを持っていませんか?
実は、ブラック企業の問題、この会社にしかいられないと思ってしまう思想は、当ブログのテーマである「貧困問題」と深く関わっています。
まずは、冷静になって、一つ一つ解決案を考えて行きましょう。
社会保障を使ってみよう
正直、もし上記に書いているような感じで、あなたが苦しんでいるなら、やっぱり会社を辞めるしかないと思うんです。
しかし、こんな事を言うと、「それが出来たら苦労しないんだよ、僕(私)はやっと入れた今の会社にしがみつくしかないんだよ!」と、訴えるでしょう。
でも、本当にそうでしょうか?
まずは、深呼吸して、冷静に考えてみましょう。
最初は、貯金の事です。今、貯金はどれぐらいありますか?
仕事を辞めても一年間、生活できるだけありますか?、半年ですか?、一ヶ月ですか?、一週間ですか?
まずは、会社を辞めて、貯金でどれだけ生きていけるかを冷静に考えてみましょう。
もちろん、貯金はまったくない、と答える人もいると思います。
そんな時は、社会保障を使いましょう。支援団体を頼りましょう。
遠慮する事はありません。今まで税金を払って来たんだから。消費税だって小さい頃から払ってます。
まったく税金と無関係に生きて来た人はいません。
だから、堂々と使えばいいんです。
社会保障について書かれた記事と支援団体がのっている私の記事を紹介しておきます。
ぜひ、チェックしてみてください。
自分の命を自分で肯定する
それでも、「社会保障には頼りたくない!」と、プライドが邪魔をしてしまう人がいるかもしれませんね。
でも、そんな人に知ってほしい言葉があります。
私が好きな作家・雨宮処凛さんの言葉です。
「小心者的幸福論」という本から引用させて頂きます。
- 作者: 雨宮処凛
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誰も「常に生産性が高い状態」なんかで生きられない。
というか、競争に勝って勝ち抜かないと生きる事さえ認められないなんてこと自体がおかしい。
「生きること」とか「ここにいること」は条件つきで誰かに認められたりする種類のものではない。
なのに、なんとなく「ダメ」だったり、「役に立っていない」と思うと、「こんな自分が生きてちゃダメなのでは?」と頭をもげてしまう。
しかし、当たり前だが生きる事は無条件に肯定されるべきものだ。
「生存」は褒美であってはならないし、「許可制」であってもいけない。
というような理由から、私は自分や他人の「ダメ」なところを積極的に肯定しているのである。
どうでしょうか?、なかなかいい言葉でしょ?
「生存」は褒美であってはならないし、「許可制」であってもいけない。
ぜひ、覚えていてほしい言葉です。
あなたは仕事が遅いのかもしれないし、人間関係が下手かもしれない。
でも、それがどうした?、だからって、命がけで悩んだり、苦しんだりする必要はないんですよ。
繰り返しますが、もう一度、言います。
「生存」は褒美であってはならないし、「許可制」であってもいけないんです。
忘れないで!
共に、自分や他人のダメを肯定して行こうではないか?!