脱貧困ブログ

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私が「会社で頑張ります」と言う若者に「生きて帰って来いよ」と伝える理由

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私、先日、こんな事をツイッタ―でつぶやきました

[https://twitter.com/billywilder8/status/954506375333265408:embed#「僕(私)は会社で頑張るしかないんです!」と言う若者に会うと、「生きて帰って来いよ」という言葉を贈りたくなる

会社に身を捧げて、仕事をするのは、戦争に行くようなもんだから

会社の期待には答えなくていいし、自分の気持ち優先でいい。

仕事なんて、頑張ってやるもんじゃないよ、本当です]

 

↑これ読んで皆さん、どう思います?

きっと、「いや、戦争って言うのは大袈裟でしょ?」とか「命取られるわけじゃないんだからさぁ~(笑)」と思った人がいるでしょう

 

でもね、僕はどうしても大袈裟に思えないんですよ

正確に言うと、その若者(30)は、こんなふうに言ったんです

「自分が選んだ道なので、しょうがないから会社で頑張ります!」

 

はい、出ました、「しょうがない」。これはね、危険な言葉なんですよ

もしかしたら、今、「えっ?、仕事ってしょうがないからやるものでしょ?、嫌な事でも我慢してやるものでしょ?、普通じゃん」と思った人いるでしょ?

 

はい、確かに、我慢してやるものですね、生活のためにしょうがないからやるものですね

しかし、ここで大切な言葉を読者の皆さんと再確認したいと思います

 

我慢にも限度がある、という言葉です。

大事な事なので、太文字でもう一度、言いますね

我慢にも限度があるんですよ

 

そして、その限度、限界をちゃんと把握しながら、仕事をしているのか?、と僕はその若者に言いたかったんです。

だって、そうでしょ?

 

今、多くの人が我慢の限界、限度が解らなくなってしまっているじゃないですか?

我慢の限界、限度が自分で解らなくなってしまうからこそ、過労死やパワハラ、セクハラの問題が浮き彫りになっている

 

皆さん、以下の事件を忘れたわけじゃないでしょ?

www.excite.co.jp

www.itmedia.co.jp

電通のあの女の子もNHKの記者さんも死ぬ必要はなかった

不名誉な事ですが、世界的な有名な過労死って言葉は、日本が作った言葉なんですよ

日本は、他国の人が異常に思うほど、働き過ぎの国なんです

だから、この国では、仕事を中心に生きてしまうと、仕事に殺される事だってあるんですよ

 

そんなふうに考えると、僕が戦争に例えた気持ち、「生きて帰って来いよ」と言いたくなってしまった気持ちも解るでしょ?

「しょうがない」とか「仕方がない」という言葉で自分の素直な気持ちにふたをすると、自分の心が死んで行くんです

 

じゃあ、どんな気持ち、心構えで仕事をすればいいのか?!

それをお話ししますね

 

仕事はいい加減にやろう!

 いい加減にやる、という気持ち、心構えで仕事をしましょう

「はぁ?、いい加減にやってたら給料減っちゃうだろう?、おまえは馬鹿かよ?!」

こんなふうにキレた人がいるかもしれませんね

はい、確かに馬鹿なんですけど、じゃあ、質問させてくださいよ

 

心が病んで来ているのに、それでも仕事を優先しちゃう人だって、けっこう馬鹿でしょ?

どっちが人生を楽しんでる馬鹿かって言ったら、絶対に僕の方ですよ

 

いやね、もちろん、誰が見ても解るようにサボりましょう、と言っているわけじゃありません。

怒られない程度にやっておこうよ、と言いたいだけなんですよ

僕らのヒーロー、釣りバカ日誌」のハマちゃんを思い出してください。

釣りバカ日誌 98 (ビッグコミックス)

ハマちゃんは何のために仕事してますか?、大好きな釣り(趣味)と家族のためでしょ?

ハマちゃんは釣りと家族に会う時間を削って、仕事したりしないでしょ?

ハマちゃんのあの姿こそ、僕らが目指すところなんです。けして、仕事し過ぎで過労死するためじゃないですよね

 

あなたの職場にいませんか?、頼まれてもいないのに、自分からバンバン仕事しちゃう人。

で、結局、周囲に「あの人に頼めば何でもやってくれるんだなぁ」と勘違いされて、やらなくてもいい仕事を引き受けちゃうお人好し。

そういう人にくれぐれもならないようにしようね、と言っているだけなんです

いいですか?、いい人=都合のいい人ですからね、お忘れなく!

最後に、参考になりそうな本をご紹介しておきます

 「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

 

 ↑の本には、自分の我慢の限界、限度に気づかせてくれる言葉がたくさん書かれています。

とくに印象に残っているのは、「できないと頑張ってないはイコールじゃない、精神論だけで乗り越えられるものは多くない。頑張る事が目的になって疲れてしまっては意味がありません」という言葉。

ぜひ、覚えておいてください。

その若者は、「今後、仕事が忙しくなって、休日に軽く飲みに行く時間も無くなるかもしれません」、と言っていました。

やっぱり言いたい、「生きて帰って来いよ」

共に、いい加減に仕事をして行こうではないか?!