脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

いじめられっ子といじられキャラは違う!!

 

今、問題になっているパワハラや学校でのいじめ問題。

職場の上司とうまく行かなくて、嫌になり、そのまま家にひきこもるようになってしまう。そして、貧困状態になる。

学校に行っても、無視されるし、行っても楽しくない。

登校拒否になり、そのまま成人して、ずっと貧困状態になってしまう。

 

このように、貧困状態とパワハラ、いじめ問題は、実は根っこの部分で繋がっていると思うんです。

人とのコミュニケーションに恐怖を感じる事から、貧困状態の序章は始まっていると言ってもいい。

解決策は、簡単ではありません。

 

でも、パワハラやいじめで悩んでいる人に、もしアドバイスする事があるとするなら、僕の場合、最初の一言は至ってシンプルです。

「とにかく、逃げろ!」

これです、この一言しかありません。

 

実家でもいい、友達の家でもいい、行政がやっている施設、生活保護NPOのもやいやその他の生活支援団体に助けを求めたっていい。

「逃げるな、みんな経験している事だ!」とか「甘いぞ、これも修行だと思え」といった、訳の分からない根性論、一方的な正論を言う人は全員、無視です。

そうでないと、あなたの心が悲鳴をあげてしまいます。

パワハラ、いじめで悩んでいる人は、どこに相談したらいいのか?という課題は、今後、一つ一つ記事にして行きたいと思うので、参考にして頂ければ幸いです。

 

このように、パワハラ、いじめ問題は、まず、「逃げろ!!」という最初の一歩を示す事が出来ます。

が、やっかいな問題が新たに浮上して来るんです。

 

いじられキャラ問題浮上 

いじられキャラ問題です。

「えっ?いじめられっ子といじられキャラって同じでしょ?」と、あなたは思ったかもしれませんね。

違うんです。同じようで違う。そこが、いじられキャラ問題のやっかいなところなんです。

たとえば、殴られる、必要以上に罵倒される、学生さんなら教科書を隠されるとか、そういった事例は、はっきりと加害者がイメージ出来ます。

「それは、さすがにやりすぎだよ!」とか、「それは完全にいじめだね」とか、事例を見たり、聞いたりした人がパワハラ、いじめにあった人に共感しやすいんです。

 

ところが、いじられキャラは違います

一見すると、みんなの人気者のように見えるから、たちが悪い。

みんなにからかわれているようだけど、ふざけているようにも見えるんですよ、いじられキャラ

また、もっとやっかいなのは、いじられている当の本人が、自分がパワハラやいじめを受けている実感が持てなかったりする事なんです。

 

いじって来る人達が時々優しかったり、「友達だよね」とか「おまえと会えて本当に良かったと思ってるんだぁ」といった、嬉しく思える事を言って来るからなんですよ。

これは、本当に面倒くさいし、考えても解らないんです。

普段の友人関係で、殴られたり、罵倒されてるわけじゃないけれど、なんかイライラするし、居心地が悪いという人は、残念ながらいじられキャラの可能性大です。

 

この問題も解決策は簡単じゃありません。

でも、それでも、なんとかアドバイスを一つ示すなら、「友人、先輩と適切な距離を取れ」という言葉を贈りたい。

べつに、先輩、友人だからって、いつもベタベタする必要はありません。

ましてや、いじられキャラの役割を引き受ける必要もない。

 

付かず離れずの距離を取って、飲み会やイベントに誘われても適当な理由をつけて、断ればいいんです。

何を隠そう私も、長い間、いじられキャラをやっているので、距離を取った方が友人関係は上手く行くと断言できます。

 

ある起業家がこんな事を言っていました

「人間関係は、ツイッターのフォロワーぐらいの距離感がちょうど良い」

この言葉、なかなか好きな言葉なんです。

皆さんも距離感を大事にして行きましょう