脱貧困ブログ

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記録的な大雪に社員を出勤させるのは、ナンセンスです!

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皆さ~ん、雪、大丈夫でしたか?

大丈夫じゃないですよね、「まさか、こんな降るとは思わなかったよぉ~」と、叫び出したくなった人もいるのではないでしょうか?

きっと、皆さん、雪が降る前日に、長靴を買ったり、車にチェーンをつけたり、会社に行けなくなることを予想して、ホテルに泊まったなんて人もいるんでしょうね。

ご苦労様です。

 

雪が収まった事を記念して、ここで一つ、考えてみたい事があります。

それは、『記録的な大雪の時ぐらい、仕事を休んじゃいけないの?』という素朴な疑問です。

 

もはや日本には、雪だろうと、親友が危篤だろうと、よほどの理由がない限り、仕事は休んじゃいけないものとして定着しています。

どんな時でも休まない思想は、常識なんですよね。

僕は、どうしても、この思想について行けません。

昔、雪のため、いつもより、ゆっくり走る電車の中でサラリーマンが、「すいません、雪で、遅れます」と、会社に電話しているのを目撃した事があります。

正直、ゲンナリしました。そもそも、何で謝るんですか?

雪の責任でしょ?どんなに早く出ても、下手すると今回みたいな大雪は始発で会社に向かったって、遅刻した可能性が高いはずなんですよ。

でも、今回みたいな大雪でも、きっと、「すいませーん、雪で遅れます」と、謝っちゃう人いると思うんです。

 

もうそろそろ、会社絶対主義やめましょう!

そして、会社絶対主義に合わない人達を、非常識な奴らとか甘えている奴らと評価するのもやめましょう。

会社絶対主義に合わない人達が、我々、貧困男子、貧困女子なんです。

皆さん一人、一人が勇気を出して、新しい価値観を提案する必要があるんです。

 

たとえば、大雪の日に重要な会議があるとします。

そんな時は、シンプルに、スカイプ(Skype)でいいと思うんですよ。

年配の方なんかは、まだスカイプ(Skype)の使い方を知らない人もいると思うので、その場合は若い方が教えてあげれば良いわけです。

これは、マジで実現できると思うんですよ。

日本の会社には、同じ方向を向いてない奴らは、わが社の社員じゃないみたいな風潮があります。

でも、本来、仕事の喜びは、自分の意見が反映されて、それがお客さんに喜んでもらう事のはずなんです。

日本は、長い間、それを忘れてしまっています。

 

自分とは違う意見を聴く余裕を持つ事を、2014年、我々、働く日本人の目標にしましょう。

また、忘れてほしくないのは、『大雪なのに、出勤するのって、おかしくない?』と、思うあなたの感覚は、正しいという事です。

実際に、「いいや、仕事休んじゃえ!」と思い、本当に休んじゃった人は、正しいを通り越して、偉い。

マイノリティ側の意見を大事にできない組織は、速さ、効率性はいいかもしれません。

でも、窮屈です。いつかウツや心の病となって、自分を苦しめてしまう可能性がある。

 

「雪でも行かなきゃいけない仕事があるんだよ!」と言うのなら、それは、どんな仕事なんでしょうか。

確かに、本当にその日のうちに、終わらせなければいけない仕事はあるのかもしれません。

しかし、盲目的にもくもくと仕事をやるんじゃなくて、「俺(私)は、みんなが来るから仕方なく来たんじゃないのか?今からやる仕事は明日や明後日でもいんじゃないのか?」と自問自答する事は重要です。

 

皆さんも、ぜひ考えてみてください。