脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

住み込み派遣は嫌な予感がする!まずは冷静になって、支援団体に連絡してくれ!

一昨日、請負のバイトが終わって、ドトールロイヤルミルクティーを飲んでいた時の事です。

「はぁ~、今日も疲れたなぁ~、消費税上がっちゃうから、260円でロイヤルミルクティー飲めるのも今日で最後だなぁ~、はぁ~」と、しみじみしていると、隣から怪しげな声が聞こえて来たんです。

 

「まぁ、一応、今日から仕事を始める事は出来ますよ!」

 

やけに猫なで声だったんで、チラッと隣を観察してみました。

すると、怖い感じのお兄さんとめちゃくちゃいい人そうな青年が向かい合って座ってたんですよ。

ちなみに、怖いお兄さんはこんな感じ↓

f:id:kentaroupeace:20140401005217j:plain

  

で、いい人そうな青年はこんな感じ↓

f:id:kentaroupeace:20140403000944p:plain

いや、実際は談笑したり、世間話しとかしたりしてた時もありましたよ。

でも、なんか話しの間があく時があって、そんな時、いい人そうな青年はなぜかお腹を押さえるんですよ。

やっぱり、緊張してたんだろうなぁ~ 

 

で、ちょっと気になったんで、そのまま耳を澄ましていたんです。

すると、怖い感じのお兄さんは、「今日、すぐ寮に入れますよ」、「家賃は8万円で、給料から引かれますからね」、「制服はこちらが支給しますが、その場合、その日だけは日払い無しです」、「一ヶ月までは日払いOKですが、一ヶ月を超えると日払い制度は出来なくなります」とか、よく解らない労働条件を淡々と話して来るんですよ。

なんとなく話しの内容から察するに、住み込み派遣の面接をやっている事が解って来ました。

僕は正直、「オイ、オイ、住み込み派遣の面接じゃねぇか?大丈夫か?」と思いながら聞いてたんです。

 

もちろん、ちゃんとした住み込み派遣もあるかもしれません。

でも、皆さん、住み込み派遣って、あんまりいいイメージしないですよね?

お金がなくて、誰も頼る人がいない状態の人が、藁(わら)にでもすがる思いで、住み込み派遣をやる。

そして、住むところがないので、どんなヒドイ労働条件でもOKしてしまったりする。

ちょっと昔に、ニュース番組でよく報道されていましたよね?

その時、僕、思わずツイッターで呟いちゃいました。

 

ツイートでも書いたように、僕は心の中で祈りました。

「頼むから、今すぐ行くのは辞めておけよ、落ち着いて、支援団体とかに連絡してくれ!」って。

と言うのも、怖いお兄さんは、しきりに「今日から寮に入れますけど、どうします?」って聞いて来るんですよ。

いい人そうな青年は、貯金が無くて携帯代が払えないこと、親と仲が悪くて実家に帰れない事をバラしちゃってるので、足もと見られてるんでしょうね。

「こいつは、ちょっと押せば、今日から仕事をやるな!」と、怖いお兄さんに思われちゃった可能性大なんですよ。

 

でも、僕の祈りは届かずに、結局、いい人そうな青年は、怖いお兄さんと一緒にどこかに行ってしまいました。

やっぱり、あの、いい人そうな青年を見てると、貧困を支援する団体があるって事が、まだまだ知れ渡ってないって事を実感するんですよね。

 

このブログでも、何度か出て来ていますが、生活が困窮した時に相談するNPOや支援団体を紹介しておきます。

まずは、自立生活サポートセンターもやい


特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター もやい - |ホームレス|路上生活|生活困窮|生活保護|生活相談|ネットカフェ難民|ワーキングプア|ハウジングプア|貧困問題

もやいさんの一番の特徴は、なんと言っても、「アパート入居時の連帯保証人を提供している」ところです。

他にも、生活に困っている方の相談を受け、生活保護申請同行などを行っています。

生活にお困りの際は、ぜひ連絡してみてください。

 

次は首都圏青年ユニオン


首都圏青年ユニオン

ユニオンは、あなたが運悪くブラック企業に入ってしまった時の相談相手になってくれます。

ホームページトップから引用

職場のトラブルで悩んでませんか?

将来に不安はありませんか?

そして、フリーターにも権利があることを知っていますか?

アルバイト、派遣、パートタイム、契約職、正社員、どんな職業、働き方でも、誰でも一人でも入れる、若者のための労働組合、それが首都圏ユニオンです。

 

他にも、たくさんの団体があります。

ぜひ、ヤケにならずに、連絡してみてください。

団体に連絡する気力さえおきないのであれば、このブログのコメントに書き込んでもらっても構いません。

とにかく、早まらないで、誰かに相談する事が大事ですよ。

忘れないでください。

 

あの、いい人そうな青年の幸運を祈る。

もはや、祈る事しか出来ない。