脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

貧困問題解決のために、ツッコミよりもボケになります宣言!

 

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「批判」できる人に憧れるだけの人生だった - ぐるりみち。

上の記事を読みました!

僕、この記事で救われたんです。

上の記事を簡単に要約すると、こんな感じ。

ツッコミよりもボケの要素が大事にされてもいいんじゃない!

けいろーさん、違かったら、すいません(笑)

実は、最近、当ブログの方向性で悩んでいました。

貧困問題解決のアイディアを書くはずのブログなのに、全然、書けてないなぁ~、と思ってたんです。

でも、ツッコミよりもボケを意識する事で、当ブログの方向性が見えて来たんですよ

けいろーさんの記事に感謝!

 

貧困問題につっこむ人は何人もいる

そもそも、社会の問題である貧困を解決しようと指摘する人達、つまり、つっこむ人はたくさんいるんです。

まず、長年、貧困問題解決に取り組んで来たNPO法人自立サポートセンター、もやいの稲葉剛さん、大西連さん。

派遣村で有名な湯浅誠さん。

生活保護のリアル』のみわよしこさん

『14歳からの生活保護』の雨宮処凛さん

『ひとりも殺させない』の藤田孝則さん。

『失職女子』の大和彩さん。

 パッと思い浮かべただけでも、これだけの人達が出て来るんです。

 もちろん、まだまだいます。

昔、芸人のキングコング・西野さんがトークイベントでこんな事を言ってました。

『お笑い界は、ツッコミが多すぎる!』

貧困問題をテーマに活動している人達も、つっこむ人が多いと僕は実感しているんです。

もう、渋滞状態です。

でも、べつに、非難しているわけじゃありませんよ

社会問題をつっこむ人は必ず必要です。

社会問題をつっこむ人がいるからこそ、問題が可視化されていくんですから!

問題は、それだけつっこむ人がたくさんいるのに、自分がツッコミ側になる意味があるのか?という事なんですよ

考えてみてください。

前に紹介した先輩達は、豊富な生活保護や法律の知識を持っています。

僕はここ数年、生活保護の知識を勉強し始めたところなので、前に紹介しているような先輩たちほどの知識がないんです。

だから、僕が生活保護や行政の貧困問題対策の問題点をつっこむ記事を書こうとすると、 必ず、僕が書くよりも早く先輩達が書いてしまうわけなんですよ

そこで、大きな問題点が出て来ます。

それは、僕が書く意味がないっていう問題です(笑)

だって、僕よりも生活保護の知識があって、経験豊富なら、先輩達が書いたほうが、より価値のある記事になるわけですから

そんな事を考えて、「どうしたもんかなぁ~」と、悩んでいる時にけいろーさんの記事を読んだわけなんです

もう、天の声だと思いました(笑)

「ツッコミ側が多くいるなら、ボケ側になればいいじゃないか!」

ボケだ、ボケればいいんだぁ~、と悟ったわけなんですよ

 

貧困問題をボケで解決するって何?

今、この記事をここまで読んで、「貧困問題をボケで解決するって何だよ?」と、イラッとした人もいるのではないでしょうか?

ご説明しましょう。

ポイントは、3つあります。

その1・自分で体験する事を書く

その2・ワクワク感を大事にする 

その3・自分でつくるセーフティネットを意識する

これが僕が考えるボケの要素です。

つまり、社会問題につっこむ人達がやってない事ですね。

 

前の3つの要素が入った記事を量産して行きたいと思うんです

たとえば 、こんな企画はどうでしょう?

見出しネットカフェ難民に贈る、住み心地の良いネットカフェOO選」

ネットカフェ難民の問題、住むところが無い問題は、多くの方が指摘しています。

たとえば、前に紹介した稲葉剛さんは、長年、住まいの貧困問題に取り組んでいる方なんです。

今年もつくろい東京ファンドを設立されて、住まいのない人のための活動を続けらています。

だから、僕が稲葉さんと同じ事をやっても仕方がない。というか、ポジションが無い。

もちろん、自分が出来る範囲で、稲葉さんの活動をお手伝いしたいという気持ちはありますし、ツッコミ系の記事も書いて行きたい。

しかし、それだけだと前に書いたように、自分もツッコミ側になるだけで終わってしまう。

ここは、一つボケ側になって、住まいの貧困問題解決に取り組んでみたいと思ったんです。

政治や行政に住まいの貧困に対する解決策を求めていく事は大事です、それは間違いない。

でも、すぐに解決が出来ないなら、やっぱりネットカフェに泊まって頂くしかない時もあるわけです。

だったら、せめて、住み心地の良いネットカフェを探して、当事者にお知らせするというのは、どうでしょうか?

前の企画は、そんな観点から、考えてみたわけです。

たとえば、洗濯機はあるのか?店員の態度は差別的ではないか?、広さはどうなのか? 路上脱出ガイドを追いてくれ、と頼んだら、追いてくれるか?

そのへんを検証したいんですよ

これは、稲葉さんや多くの先輩方が思いつかない視点ではないか?と思うんです

まぁ、思いついてもやらないと思いますが(笑)

 だからこそ、自分が書く意味がある。

さらに、実際に自分がネットカフェに行く事で体験する人だけが味わえる面白さ。

そして、実際に行ったらどうだったのか?というワクワク感をお届け出来るのではないか?と考えたわけです。

正直、貧困問題解決に関わる人達の頭を悩ましているのは、貧困問題に興味がない人達に、どうやって興味を持ってもらえるか?なのではないでしょうか

貧困問題解決に関わるNPOは、真面目な人達で自分達とは関係ない、そんなふうに思っている人も多いと思うんですよ

だから、もっと、ポップさ、ワクワク感が必要なんじゃないか?と、僕はつね日頃、思っていたんです

これからは、「あいつ、なんか面白い事をやってるなぁ~」とか「こいつ面白れぇ!」と言った感覚で、読んで頂ける記事を書いて行きたいと思います。

それが僕にとってのボケです。

他にも、「教会は本当に飯を奢ってくれるのか?を検証してみた」とか「坂口恭平氏『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』」を実際にやってみた」、「ホームレス小谷の付き人してみた」、「『素人の乱』代表・松本さんに会って来たよ」などの企画をご用意しております。

ご期待ください

尚、誤解がないように、以下の記事も読んで頂けると幸いです。

 

貧困と貧乏は違います!当ブログは貧困は否定していますが、貧乏は肯定しています! - 脱貧困ブログ