佐々木俊尚氏『自分でつくるセーフティネット』に感化され、2015年の目標は自分でセーフティネットをつくる事です
皆様、だいぶ遅れましたが、明けましておめでとうございます。
脱貧困ブログ管理人、ケンタロウです。
今年もよろしくお願い致します。
さて、新年を迎えて、今年の目標を立てた人も多いのではないでしょうか?
「今年こそOOやるぞ!」、「今年こそOOを達成する!」
そんなふうに意気込んでいる人も多い事でしょう。
しかし、残酷な事を言いますが、新年の目標って、未達成のまま終わる事が多いと思うんですよ
最初は目標達成に向けて、やる気満々です。
でも、いつもの日常が戻ってくると、だんだんとモチベーションが下がって来ます。
満員電車に揺られ、会社に行き、日々の忙しい雑務に追われ、人間関係のもめ事に巻き込まれないように注意して生きる。
そんな毎日を送るうちに、新年の目標を忘れていくんですよね
今、ドキッとした人いるんじゃないですか?(笑)
2014年の目標を思い出してください。
ほとんど未達成でしょ?
要するに、日常に流されてしまうわけですよね
僕らが日常に流されないで目標に向かって行くために、どんな事を心がければいいのでしょう?
ポイントは、自分が過ごしている日常をしっかりと理解する事なんじゃないか?と思うんですよ
僕の日常は、ワーキングプア生活である!
僕、ワーキングプアなんです(笑)
ここ数年間、年収はまったく変わってませんし、ギリギリの生活をしています。
だから、自分がワーキングプアである事をしっかりと理解したうえで、目標を立てなきゃいけない。
そんな事を考えて、パッと浮かんだのが、自分で自分のセーフティネットをつくる事でした。
正直、お金のある人達のような、「ハワイ旅行に行こう」とか「自分の店を出す」みたいな志の高い目標を立ててもしょうがない。
だって、お金がないんだから(笑)
ワーキングプアの目標を解りやすく言うと、死なない為の衣食住の確保だと思います
もう、生きていればそれでいい、という根源的な目標なんです(笑)
とても低次元な目標かもしれません。
が、さっき書いた自分の日常をしっかりと理解するって、別の言葉で言えば、自分の生活レベルを把握するって事だと思うんです。
そうすれば、たとえば、「サッカー選手になる」とか「年収1億円になる」みたいな夢物語を目標にする事はないと思うんですよ(笑)
生き方は、宗教や倫理を超えた、生存戦略
そこで、参考になるのが、この本です。
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は、去年、最も影響を受けた本の一つなんですよ
まず、表紙に書いてある言葉にシビれました
国と会社が守ってくれる時代はもう終わり
心の中で、「佐々木さん、解ってるなぁ~、よくぞ言ってくれた!」と、叫びました(笑
未だに、会社が守ってくれると思いこんでいる人って、けっこういるんですよ
それは、僕が請け合いのバイトで正社員を間近で見ているので、よく解るんです
もっと言うと、会社が守ってくれないことに気がついている。
けれど、その事に気づくのが怖いので気づかないふりをしているんじゃないか?と僕は思っています!
さらに、表紙には、こんな言葉も書いてあります。
「善い人」が信頼されるネット人格の時代
SNSでゆるーくつながる最強の生存戦略
いいですねぇ~、とくに、ゆるーくつながる最強の生存戦略って言葉が好き(笑)
そして、最後にこの言葉。
リストラされても、お金がなくても、会社がなくても誰かが助けてくれる!
もうぉ~、衝動買いでした(笑)
まんまと出版社の策略にハマってしまったわけです(笑)
でも、全国のワーキングプアは元気づけられる言葉ばかりじゃないですか?
で、具体的な内容は、ぜひ本を買って頂くとして、僕はこの本で書いてある生存戦略を衣食住の視点で考えてみました。
はじめに、住むところ。
これは、泊まり歩き生活を実践して行きたいと思います。
僕は、今、実家に住んでいるんですが、いつ実家を追い出されてもいいように、数人の友人宅やシェアハウスに泊まれるような人間関係を作っておく、という事ですね
他にも家賃が安いシェアハウスに住む事も検討しています。
次に、食。
これは、自分で節約レシピを覚えるのが一番ですね。
あとは、奢ってもらう事です(笑)
あいつには、奢ってもいいな、と思ってもらえる人を目指しましょう。
三番目に、衣服。
これは、清潔であれば、何でもいいや!(笑)
今年は、これらを意識しながら、自分で自分のセーフティネットを作って行きたいと思います!
そして、衣食住、職の確保のために、フェイスブック、ツイッターなどのSNSを幅広く使って行く予定です!
よろしく、どうぞ!