脱貧困ブログ

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人生が嫌になった人よ、人生を半分諦めて、とりあえず一年間生きてみよう!

かなり説得力のある本を読んでしまいました!

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)

 

 諸冨さんの「人生を半分あきらめていきる」です。

この本、タイトルに惹かれちゃったんですよね。なんか時代の雰囲気を表していると思いませんか?

ポイントは、タイトルにある「半分諦める」という言葉にあるんです。

 

現代は、生きづらさが蔓延しています。当ブログで何度もお伝えしているように、今後、経済成長を望む事は出来ないし、ブラック企業、ブラックバイト、高齢者の孤独死、そして貧困問題。

社会問題が山積みの中で、私たちがやらなければいけない事は何でしょうか?

僕は思うんです。僕らは、諸冨さんが本のタイトルで表したように、人生を半分諦めるべきなのではないか?!

こんな事を言うと、「えぇ~、嫌だよぉ~、人生を諦めたくないよ!俺(私)はまだ若いんだよ!」と、訴えて来る人がいるかもしれません。

気持ちは解ります。だから、この本のタイトルにある「半分諦める」という言葉が重要になるんですよ

 

要するに、「半分諦める」とは、自分にとって必要なものと不必要なものをちゃんと選択して生きていこう、という提案なんですね

人生をすべて諦めると、自ら死を選んでしまう可能性があります。

でも、半分諦めて生きる事なら出来るはず。

今日は、本をテキストにしながら、生きづらい時代だからこそ、半分諦めていきる生き方を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

 

とりあえずこの一年を生きる

生きづらさを抱えて、何かに悩んでいる人が多い。今は、そんな時代です。

「この先、このまま今の仕事をしていて、本当に安心した老後を手にする事が出来るんだろうかぁ~」と、将来を心配している人も多いと思います。

しかし、そもそも、先の事は誰にも解りません。一寸先は闇です。

誰も3、11のような大地震が来て、原発が事故を起こす事を予想した人はいませんでした。

いや、予想した人はいたかもしれませんが、みんな真剣に考えようとはしなかった。

だから、先の事を考えるのを諦める

考えたとしても、せめて、一年先を考える事にする。

そもそも、将来の事を考えて、行動出来なくなってしまうようなら、考えないほうがいい。

一年後にどうなっていたいか?を考えて、動き出してみましょう。

僕がこの本の中で、最もお気に入りなアドバイスです。

 

「まっ、いいか」、「仕方ない」と、つぶやいてみよう

何かに拘っていると、何もやらないで一日が終わってしまいます。

でも、解ってるけど、直す事が出来ない。

ですよね?今日は食べ過ぎないようにしよう、と思っても食べてしまうのが人間というもの。

そんな時、「何でいつもこうなんだろうぉ~」とか「自分との約束を守れない自分は、弱い人なんだぁ~」と、自分を責める。

自分が嫌いになったりしちゃうんですよね。

めちゃくちゃ解ります、その気持ち。

でも、そんな時は、強くなろうとする自分を諦める!

行動は変えられなくても、口癖から変えて行きましょう。

「まっ、いいか」や「仕方ない」を口癖にしてみてください

べつに極端に変わる事は出来なくても、自分にOKを出す回数がちょっとだけ増えて行きます。これもオススメです。

 

自分にも、他人にも「もっと」を求めない!

これは、ある意味、「まっ、いいか」と「仕方がない」が口癖になってくると自然に解って来ます。

これは、昔から当ブログがお伝えしている「他人に期待しない」、「変えられるのは自分だけ」という考え方に似ています。

「もっと」を忘れると、意外に感謝する事が多い事に気がつくんです。

これは、綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、何より自分が楽になるんですよ

自分の思考の中にある「もっと」を諦める。ぜひ、やってみてください!

 

自分や他人を無理に励まさない!

「頑張れ」とか「本気出せ!」とか、言われるとなんか落ち込む人って多いですよね。だから、僕はほとんど言いません。

ある意味、これは人に励まされたり、励ます事を諦めている、と言っていいでしょう。

僕はそのほうが楽だと思うんですよ。そもそも人を励ます事って、けっこう難しい。

「頑張れ!」とか言うと、「頑張ってないように見えたの?」とか言われるし、逆に「頑張って」を言わないと、「どうして頑張ってて言ってくれないの?」とか悲しまれたりする。

もう、どうすりゃいいのか分からない(笑)。だから、いっその事、励まさない。

そして、自分も励まさない。

何気ない日常の会話をして、なるべく機嫌良く振るまって、そして、ちゃんと側にいる

それで、いいんじゃないでしょうか?冷静に考えてみると、一人ではないんですよ

 

人生を半分諦めて、あえて本気で生きる

人生を半分諦めていきる、というのは、あとの半分は本気で生きる、という事です。

だからこそ、「諦めなくてはならないもの」と「諦めてはいけないもの」をしっかりと見極めなくてはいけません

皆さんは何を諦めていますか?何を諦めないで生きていますか?

これを考える事は、自分にとって一番大事なことをみつける重要な道しるべになります。

共に諦めていいこと、諦めちゃいけない事をみつけて行こうではないか?