脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

ひきこもり70万人時代に就職はもう古い!ナリワイを作って、月3万円ビジネスを目指せ!

f:id:kentaroupeace:20150906181434j:plain

 突然ですが、皆さん、9月2日放送のNESZERO観ました?

日本テレビでやっている報道番組なんですが、その日の特集が「ひきこもり70万人」だったので、録画して観てみたんです。

まず、特集のタイトルに目が釘づけになりますよね?

ひきこもり70万人ですよ?今、ひきもりが70万人いる時代になってしまったんです

詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください↓

推計70万人、「引きこもり」になった理由と現状(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

正直、ひきこもりと貧困問題は無関係ではありません。皆さんも、ちょっと想像してみると解ると思います。

今、ひきこもっている20代後半の男性がいるとします。

彼は、貯金も無ければ、もちろん仕事をしていません。

そうなると、シンプルに考えて、このままひきこもり生活が続けば、将来、頼れるのは生活保護しかないと断言できます。

しかも、いつ生活保護を必要とする状態になるかは誰にも解りません。

現在、親の援助を頼っているひきこもりの方は、親がいなくなればすぐに貧困状態に突入してしまうからです。

番組でも、長年、ひきこもり生活をしている当事者の方が紹介されました。

以下に紹介しますね

 

33歳男性の場合

 中学時代に虐めにあってしまい、そこから登校拒否になった33歳の男性です。

虐めが原因で、人と話すのが怖くなってしまったといいます。

彼は、必死に勉強し大学まで進み、仕事に就きたかったものの、面接が怖くて就活が出来ませんでした

体調や気分が良い時に車で図書館に行くのが一番の気分転換だと彼は言います。

 

40代女性の場合

40代の女性は過去にリストラにあい、ひきこもりになった方が紹介されました

しかも、けして家族が裕福というわけではなく、父親が生活保護を受けている状態だと言います。

しかし、そんなひきこもり生活を10年続けた、ある日、彼女の人生を大きく変える出来事が起きます。

父親が亡くなったんです。

彼女は、父親の死をきっかけに、もう一度社会に復帰しようと努力している真っ最中です。

 

ひきこもりは、戦わない生き方を目指そう!

番組の後半では、紹介された当事者のお二人がなんとか社会復帰しようとする姿が描かれています。

30代男性は、PCが得意で、部品から組み立てられるレベルです。

彼は、その特技を活かして、自分で起業しようと考えています。

また、40代女性も現在、ネットで募集しているライター業を始めています。

今のところ、月一万円の稼ぎですが、「もう一度、仕事がしたい!」という静かな闘志を感じる事が出来ました。

が、僕は少し心配しているんです。

もしコツコツとやって来た努力が実って、就職出来たとしても、またひきこもり生活に戻って来てしまうのではないか?と思えて仕方がないんです。

資本主義社会で生きていくためには、競争、戦いで勝つことが重要ですよね

結果を出したとしても、認められる事はなく、今ある結果よりもっと大きな結果を求められるのが資本主義です。

そんな仁義なき戦いに、ずっとひきこもり生活をしていた人達が生き残って行けるのか?という疑問が出て来ます。

勘違いしないで頂きたいのですが、僕はけして、ひきこもりの方を馬鹿にしているわけではありません

むしろ、僕はひきこもり、ニートタイプの人間です

自分がひきこもり、ニートタイプの人だからこそ、今の競争社会の戦いに向いていない事がよくよく解るんですよ

では、どうすればいいのか?僕は一つ提案したいと思います。

 

ひきこもりは、ナリワイを作って、月3万円ビジネスをしよう! 

月3万円ビジネス

月3万円ビジネス

 
ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

 
『月3万円ビジネス』と『ナリワイをつくる』という本があります。 。

「月3万円ビジネス」とは何か?ちょっと引用してみましょう。

「月3万円ビジネス」というのは、月に3万円しか稼げないビジネスのことです。

いいことしかテーマにしません。このビジネスはたくさん有ります。

なにしろ月に3万円しか稼げないので、脂ぎったオジサンは見向きもしません。

つまり、競争から外れたところにあるビジネスです。だから、たくさん有るのです。 「月3万円では暮らせないぞ!」と思うかもしれません。

ならば「月3万円ビジネス10個」というのはどうでしょうか。月30万円の収入になります

支出が少ない生活を愉しむことを重ねれば、「月3万円ビジネスを5個」でもお釣りが来るかもしれません。

(中略)「月3万円ビジネス」は暇な時に空いた場所でやります。なにしろ「月3万円」ですから暇だらけです。上手に組み合わせればいくつものビジネスを併行できます。

「副業」ならぬ「複業」というわけです。 月に3万円しか稼げないビジネスには競争も生じません。だから仲間と協力して進めることができます。

みんなで生み出して、みんなで教え合う……「分かち合いのビジネス」が実現できるかもしれません

いいですねぇ~、とくに、「分かち合いのビジネス」という言葉がホッとしますね(笑

藤田さんが考える月3万円ビジネスは以下の通りです

・平飼いのニワトリの卵を1日20個売るビジネス(1個50円、月600個で3万円)

・車のバッテリーをリフレッシュするビジネス(月に6個@5,000円で3万円)

・籾殻断熱パネルの製造・販売 ・石釜づくりワークショップの開催

・有機野菜の朝市を月に2回開催 ・ツリーハウスでカフェを運営 ・顧客10人の買い物代行サービス

 

本当にどれも地味で派手さはありませんね(笑)

でも、戦わない生き方を模索する僕らのような引きこもりタイプには、チャンレンジしてみたいビジネスばかりです。

 

また、「ナリワイをつくる」も基本的な精神は、「月3万円ビジネス」と同じです。

これも、引用してみましょう。

ナリワイとは、生活の充実から仕事を生み出す手法である

作戦としては、守りを固めてから攻めるのが、基本である。 どういうことかというと、何よりもまず、支出をコントロールし、無駄な支出を減らす。

支出を減らすことで、むしろ生活が豊かになるような工夫を考えて減らす。

(中略) つまらん支出を見つけてはカットするという生活をしていると、世の中にある大規模な事業に対して矛盾を見つける感覚が磨かれていく。

矛盾を見つけたら、その鯨飲はだいたい専業で株式会社的に行っていることにあるから、専業ではない立場ならではの本質的に中身のあるサービスを掲示していく。  

 

これも、いいですねぇ~、なんだかワクワクして来ますね。

ポイントは、以下の部分です。

  •  専業ではなく、複業
  • ローリスク、ローリターン
  • 100%のサービスよりも80%のサービス+20%のお客さんの手伝い
  • ロボットとは戦わない
  • 値段は自分で決める(クライアントワークはしない)
  • 一億人を相手にはしない(共感する相手とだけ、仕事をする)
  • 個人で始められる
  • 頑張って売上を伸ばさなくてもいい
  • 即効性に期待はできない。徐々に、じわじわと。
  • 出来ないことはハッキリと断る
  • 企業などの大きな組織ではできないことをやる

どうでしょうか?とくに、頑張って売上を伸ばさなくていいって救いの言葉ですね(笑)

今回、ご紹介したナリワイを作って、月3万円ビジネスを目指す生き方はいかがだったでしょうか?

ゆっくりでもいい一歩一歩、戦わない生き方を目指して行きたいですね。

共に、ナリワイを作って、月3万円ビジネスをやって行こうではないか?!