仕事は楽しくない、の常識を変える時が来ていませんか?
先輩にこんな事を言われた事がありませんか?
仕事は楽しくないのが当たり前。
辛い事を我慢するからこそ、お金が貰えるんだ。
私は20代前半の頃、「確かに、そうかもしれない」と、思っていました。
しかし、30代になって、『仕事は楽しくないのが当たり前』、という常識では、この社会がそろそろ身動き出来なくなってしまっている、と思うようになったんです。
どういう事なのか、ご説明しましょう。
経済成長は限界に来ている
1960年代の高度経済成長期。
日本は、活気にあふれていました。
代理戦争の名のもとに、「戦争に負けたけど、経済発展では勝って、復讐する」という想いが先輩達の大きなモチベーションになっていました。
私は思うんです。
あの頃、日本特有の根性スタイル、我慢の美学が確立されたのではないか、と。
「徹夜して、仕事をやりとげる」、「ライバル会社に勝つためなら、どんな事でもやってやる」。それが働く男達のプライドだったんだ、と思うんです。
そして、そのプライドが良くも悪くも、今、働いている後輩達に受け継がれている。
しかし、その「根性スタイル」、「我慢の美学」がモチベーションとして成立するためには、明るい未来が見えている、という事が前提です。
考えてもみてください。
「この先、どんなに頑張っても無駄なんだ」、という絶望感が見えているなら、根性、我慢で乗り切って行こう、と思えません。
高度経済成長期は、「経済発展ができる」というワクワク感がありました。
だからこそ、頑張れた。しかし、今はありません。
政府は、「経済成長、この道しかない」と訴えていますが、どう考えても経済成長は頭打ちです。限界に来ている。
そんなふうに考えて行くと、「仕事は楽しくないのが当たり前」という常識の限界も見えて来るんですよ。
この先、我慢したら我慢しただけの楽しみがやって来ると思えないなら、何をモチベーションに辛い仕事を耐えたらいいのか解らなくなるのが、当然です。
競争から共有へ
今こそ、働き方を見直す時です。
ポイントは、いくつかありますが、ここでは重要なポイントを一つお伝えします。
それは、競争はほどほどにして、みんなで共有する生き方を模索して行くことです。
いくつか参考になる本をご紹介しましょう。
伊藤洋志さんの「ナリワイをつくる」
藤村靖之さんの「月3万円ビジネス」
この本では、支出を減らして、複数の仕事を持つ事を提案しています。
- 作者: 伊藤洋志
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- 作者: 藤村靖之
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一つの企業が一つの分野を独占するのではなく、一人がたくさんの仕事をこなす事で競争から共有を目指す働き方です。
月3万円稼げる仕事を10個待つと、月30万円になります。この考え方は、ますます必要になってくるでしょう。
守屋信一郎さんの「インタ―ネットに就職しよう!」
染谷昌利さんの「世界一やさしい ブログの教科書」
ネットビジネスの可能性は、まだまだ死んでません。
複業を目指すうえで、ぜひ、取り入れて行きましょう。
- 作者: 守屋信一郎
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- 作者: 染谷昌利
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つるけんたろうさんの「0円で空き家を貰って東京脱出」
伊藤洋志さん・Phaさんの「フルサトをつくる」
イケダハヤトさんの「まだ東京で消耗してるの?」
- 作者: つるけんたろう
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/11/28
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- 作者: 伊藤洋志,pha
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まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく (幻冬舎新書)
- 作者: イケダハヤト
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0円で空き家を貰って東京脱出、というタイトルからも解るように、地方は驚くほど、家賃が安く、または0円です。
ぜひ、以下の記事も参考にしてください
地方に行く暮らし方を模索して行きましょう。
何度も言いますが、経済成長は期待できません。ですので、我慢、根性の仕事スタイルを変えて、楽しい仕事の仕方を今から探して行くべきです。
共に、「仕事は楽しくないのが当たり前」という常識を変えて行こうではないか?!