うつになる「考え方」を変える4つの習慣
私は本を読むのが趣味です。
とくに、自己啓発本や心理学の本が好きで、今まで何百冊と読んで来ました。
なぜ、そんなにも自己啓発、心理学の本を読んで来たのか?
理由は簡単。うつになってしまう時の人の心、脳の働きを知りたい、と思っているからです。
考えてもみてください。人は、人間関係や仕事などで悩みが生まれます。
そして、最悪、その悩みが悪化すると、うつにまでなってしまう。
だったら、日頃から、うつにならない方法を知っておいたほうがいい。
そんな想いが、私に何百冊という自己啓発、心理学の本を読ませたんだ、と思うんです。
しかし、当たり前ですが、完全にうつを予防する方法なんてありません。
でも、日頃のちょっとした「習慣」を変える事で、自分の気持ちを少しだけコントロールする事ができるかもしれない。
今日は、私が何百冊という本の中から学んで来た、うつになる「考え方」を変える習慣をお伝えしたいと思います。
医学的な根拠はありません。が、すべて私が日常の中に取り入れて、効果が出ている「習慣」です。
ぜひ、参考にしてください。以下に、4つにまとめました。
「相手は変えられない」ことを受け入れる
相手の意思に反して、相手を変えようとすることを、選択理論心理学では「外的コントロール」と言います。
私は、この「外的コントロール」が大きな苦しみを生む原因になっている、と思うんです。
これを読んでいる人の中に、今まさに何か大きな悩みを抱えている人がいるかもしれない。
そんな人は、「相手は変えられない」ことを受け入れろ、と言われても、簡単には納得できないでしょう。気持ちは、よく解る。
「相手は変えられない」ことを受け入れてしまうと、自分が負けたような気がしてしまう、と思うんです。
しかし、負けた事にはなりません。
残酷な事を言うようですが、しっかりと自分の意見を言ったのにも関わらず、相手とまったく理解し合えなかったら、どれだけ話し合っても無駄です。
理解し合えない状態に勝ちも負けもない。そもそそも、お互いに理解しているルールが違うんです。
だから、その相手から離れるか、「相手は変えられない」ことを受け入れるかのどちらかなんですよ。
この現実を受け入れると、だいぶ楽になれます。習慣にしてみてください。
「義務」や「責任」で考えずに、「うれしい」で選んでみる
私たちは、すっかり「義務」や「責任」で考える癖がついてしまっています。
しかし、悩んでいる時、「義務」や「責任」は最も役に立たないものです。
もしかしたら、あなたは仕事や人間関係で迷っている状態かもしれない。
その苦しみから抜け出す最も簡単な方法は、「うれしい」と思う方を選ぶ事です。
遠慮したり、人の意見に振り回される必要はない。「うれしい」という感情を思い出しましょう。
自分にとって「居心地」のいい場所に行く
当ブログで何度もお伝えして来た事です。
自分の居場所を一つだけにするのは大変、危険です。居場所が学校しかない。居場所が会社しかない、と自分の意見を言い出せないという雰囲気になって行きます。
最低でも、自分にとって「居心地」のいい居場所を3つほど探しておきましょう。
後回しにできる事は後回しにする
本当に今やらなければいけない事なのか?
そんなふうに自分に問いかけてみましょう。
チエックポイントは、以下の2つです
他の人でもできることは、誰かにお願いする。
自分が出来ないと思うこと、はやらない。
この二つです。
もしかしたら、自分が出来ないと思う事でも、なんとかしてやるのが仕事だ、と訴える人がいるかもしれません。
しかし、そんな人は、「義務」や「責任」で考えずに、「うれしい」で選んでみる、を思い出してください。
あなたが頑張りすぎて、うつになってしまったら、結局、仕事を休まなければいけません。
ですので、自分で自分を守るために、自分が出来ないと思う事はやらないという習慣を身につけてください。
重要なのは、「うれしい」という気持ちです。忘れないで
共に、うつになる「考え方」を変えて行こうではないか?!