認められたいなら、まず他者を認めろ!、自分をアピールするほど評価は逃げて行く理由
人に認められたいか?と聞かれたら、「もちろん」と、答える人が多いでしょう。
しかし、多くの人が認められたいと思いながら、「まだまだ人に認められていない」と、感じている。
それは、なぜなのか?
私は思うんです。きっと、人に認められる方法を勘違いしているんじゃないでしょうか。
多くの人は、自分を認めさせるために、自分をアピールしなければいけない、と思い込んでいます。
しかし、それが勘違い。本当は、自分を認めてもらうためには、まず他者、相手を認めるほうが先だ、と私は思うんですよ。
これは、プライベートだけの事ではなく、仕事をして行くうえでも言える事です。
なぜ、そんなふうに思うのか?、ちょっと説明しましょう。
愛されたいと願う人で、どこも順番待ち
私はミュージシャン・斉藤和義のファンなんです。
斉藤さんが歌う『月光』という曲があります。
- アーティスト: 斉藤和義
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2012/05/02
- メディア: CD
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その曲に、こんな歌詞が出て来るんですよ
愛されたいと願う人で、どこも順番待ち
ドキッとする、鋭い歌詞ですよね。
この記事を読んでいるあなたも覚えがあるんじゃないですか?
もしかしたら、朝起きて寝るまで、一日中、人に認められたい、愛されたいと思っていた事があるかもしれない。
私が「人に認められたいなら、まず他者を認めるべきだ」、と訴える理由が、斉藤さんのこの歌詞に隠れています。
考えてもみてください。
愛されたい、認めれたいと願う人が順番待ちしている状態で、自分をアピールした所で意味がないんです。
だって、そうでしょ?、みんな人の話しよりも、自分の話しを聞いてほしいんだから笑
「じゃあ、自分が認められる事なんて、あり得ないじゃん」と、ガッカリしたかもしれない。
でも、絶望感を感じる事はありません。
あなたには愛されたい、認められたいと願う人達の話しを聴くという需要があるからです。
あえて、愛されたい、認められたいと願う人の順番待ちに並ばない。
「自分は認めますよ、愛しますよ」と、宣言して、認める側になるんです。
もちろん、嘘をつく必要はありません。相手の長所をみつけるクセをつけるんです。
大袈裟な事じゃなくてもいい。人を認めるハードルを上げなくてもいいです。
「それじゃ、こっちのストレスが溜まるだけじゃないか!」と、批判したくなりました?
そこは、ちょっとの我慢です。
その我慢が必ず報われる時がやって来ます。
それは、どんなかたちで報われるのかは解りません。
もしかしたら、「いつも話し聴いてもらってるから、今度はこっちが聴くよ」と言ってくれるかもしれないし、「いつも助けてくれるから、困った時は何でも言ってね」と、言って来る人が現れる場合もある。
しっかりと予想は出来ません。が、何らかのかたちで、お返しが返ってくる可能性が高い。
また、お返しが返って来なかったら、そんな人とは関わらなければいい(笑)、ただ、それだけの事です。
こんなふうに考えて行くと、愛されたい、認められたいと願う人で順番待ちの時代だからこそ、その順番に並ばずに、逆に人を愛する、認める側になってみる。
そうやって、はじめて他者に認められるようになる事が解ります。
ぜひ、参考にしてみてください。
共に、他者に認められるような人になろうではないか?!