うつから抜け出すためには、ナルシストになる必要がある、と断言する理由
昨日、興味深い2つのツイートを発見しました。
初めて抗鬱剤を飲んで効き始めた時、「普通の人ってこんなに楽なのか」と衝撃を受けた事は今でも覚えている。
心理学実験で自己認識能力を試験したら、精神的に健康な人より鬱病者の方が正確な認識を持っていて、「正常とは、ある程度の自惚れがある状態である」と本で読んだ時も衝撃を受けた。
抗鬱剤で根拠のない自信が湧いてくるの、つまり鬱でない正常な人はそんな根拠のない自信で常に満ちあふれてるということになると思うと正常な人ってかなり恐ろしい存在かそれともナルシストか何かに見えてくる
どうでしょうか?、すごく勉強になりますよね。
このツイートを見ると、つぶやいた方は、うつの当事者である事がすぐ解ります。
また、「抗うつ剤を飲むと根拠のない自信」が湧いてくる、つまり、鬱でない正常な人はそんな根拠のない自信で常に満ちあふれてるということになると思う、という部分がこのツイートのポイントです。
確かに、そうかもしれないと思いませんか?
今、これを読んでいるあなたに自信があるとしたら、その根拠は何ですか?
それなりの会社に勤めていること、結婚して家族がいること、税金を払っていること。
いろいろと思いつく限りの根拠を挙げると思います。
が、きっと、うつにならない人は、それらの根拠が無くなったとしても、また新しい自信の根拠を探すんだ、と思うんです。
つまり、ツイート内にもあるように、うつにならない人はナルシストなんですよ
逆に言えば、うつの予防は、ナルシストになること、と言ってもいい。
ナルシストとは、自己愛に陶酔(とうすい)する人のことです。
うつにならないために、どうやったら自己愛に陶酔(とうすい)する人になれるのか?
私は、今のところ、ガチのうつになった事がありません。なので、そんな私がオスススメするナルシストになる方法をご紹介しましょう
生存を全力で肯定する
当ブログのテーマは貧困問題です。
そして、貧困問題解決に最も必要なのは、生存の肯定なんですよ
たとえ、経済的に役に立たなくても、生存は認められなければいけません。
私の好きな作家、雨宮処凛さんがご自身の本の中で、こんな事を言っています
生存は、無条件で肯定されなければならない。
生存は「褒美」であってはいけないし、「許可制」であってはならない。
この思想こそが、貧困問題解決には必要なんです。
そして、実は、生存を肯定するこの思想こそ、私の生きる自信の根拠なんですよ
生存の肯定は、私のナルシストパワーの源です。
ですので、皆さんにもオススメします。
べつに特別、何かの役に立っていなくても、とりあえず生きている自分を肯定してほしい。
生きる事に図々しくなって、ナルシストになってください。
仕事ができる、結婚している、税金払ってる、などの根拠はまだまだ弱い。
無条件に生存を肯定する以上のナルシストパワーはありません。
共に、生存を肯定して、ナルシストになろうではないか?!