ポジティブを学ぶために必要な3つの心得
人間、ネガティブでいるのが当たり前です。
だから、ポジティブは学ばないと一生身につきません
こんなふうに断言したら、あなたはどう思いますか?
僕はこの考えに自信を持っているんです。
と言うのも、人間って、ちょっとした事で落ち込むじゃないですか?
朝起きて、雨が降っているだけで落ち込むし、電車に乗ったら混んでいる事にウンザリして、また落ち込む(笑
また、嫌な事があると、どうしても忘れる事が出来なくて眠れなくなっちゃったりする。
そんな事を考えてみると、人間って、実は落ち込んだり、ネガティブな感情を持つ方が得意なんじゃないか、と思うんです。
そして、ポジティブになったり、楽しい毎日にするためには、そのポジティブな感情や楽しみ方を日々、学び、勉強して行かなければいけないと思うんですよ。
実は、そんなふうに思ったのは、ある本をみつけたからなんです。
ポジティブの教科書―自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則
- 作者: 武田双雲
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: 新書
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大ベストセラーになった、武田双雲さんの『ポジティブの教科書』という本です。
皆さん、読みました?、去年、本を整理するためにかなり本を売ったんですけど、「ポジティブの教科書」は残していました。
なぜ残してしまったのか。それは、やっぱり、「ポジティブの教科書」というタイトルが僕の考える「人はネガティブでいる事の方が得意だ」、という事を証明してくれているからだと思うんです
だって、わざわざ教科書読まないと、ポジティブになれないんだから、武田さんもきっと僕と同じような考えなんじゃないでしょうか、勝手な思い込みですけど(笑)
という事で、今日は「ポジティブの教科書」から、僕が気になった心得、アイディアを僕なりの解釈を加えて、紹介したいと思います。
一緒にポジティブを学んで行きましょう。3つの心得にまとめてみました。
その1・あるものを数える
まずは、これです。悩んだり、落ち込んだりしている時って、やっぱり人と比べているんですよ。
でも、「人と比べるな」と言われても、比べちゃうのが人間ですよね。
ですので、ここは冷静になって、自分が今持っているものを確認しましょう。
あるものを数えるんです。あるものを確認して行けば、今より少しだけ嫉妬、妬みから解放されます。
もし、落ち込んだり、ガッカリした時は、こんなふうに自分に言い聞かせてください。
「本当に自分には何もないのか?持っているモノ、あるモノもあるんじゃないのか?」
そして、一つ一つ思い出しましょう。この記事を読みながら、ぜひ、やってみてください。
家族はいますか?友達はいますか?恋人はいますか?家はありますか?仕事はありますか?
あるものが見えて来るまで、やってみましょう。
その2・受け流す
私達は、つねに、ネガティブに振り回される危険性があります。
その危険を運んでくるのは、他ならぬ友人やあなたの家族です。そう、身近な人達なんですよ
先ほど、その1であるものを数えるという提案をしましたが、あるものを数えると今度はそのあるもの達がネガティブな感情を連れて来る可能性が出て来てしまうんです
厄介ですね。しかし、ご安心ください。
受け流すコツをお伝えします。それは、目的をはっきりさせる事です。
自分がどこへ向かっているか、をはっきりさせれば、その目的地に関係する事でなければ感情を振り回されないようになります。
たとえば、私の場合でご説明しましょう。当ブログは「貧困問題」をテーマにしています。
それは、貧困問題を解決する事が社会の生きづらさを無くす大きな要因になると考えているからなんです。
また、逆を言えば、私にとって、「貧困問題」以外の事は、ほとんどたいしたことがないように感じてしまう。どうでもいいと思えてしまうんです笑
だって、貧困問題は深刻になればなるほど、人の命に関わって来ます。
しかし、人間関係のちょっとしたもめ事で命を取られる事はほとんどありません。
なので、僕はスルー出来てしまうんですよ、それは『貧困問題』を伝えたい、解決したい、という目的がはっきりしているからなんです。
ぜひ、皆さんも自分の活動の目的を探してみてください。そうすると、受け流す事が上手になって行きますよ
その3・クレームの言い方を考える
その1とその2も自分が工夫して、ネガティブをかわす方法でした。
しかし、どうしても、相手が悪い、他者がネガティブな感情を押しつけて来る事もあるでしょう。
そんな時は、しっかりと「辞めてほしい」と、伝えるしかありません。要するに、クレームを言うわけです。
けれど、クレームを言うと、クレームを言ったこっちまで不機嫌になって、ネガティブになってしまうかもしれない。よくありますよね。
だから、クレームの言い方に気をつけましょう。
ポイントは、驚くほど冷静にクレームを言う事です。
感情的にクレームを言ってしまうと、こっちが何を伝えたいか、とか、何を話し合っているか、などが関係なくなってしまいます。
お互いに口論で勝つ事だけが目的になってしまうんです笑
皆さん、こんな経験ありませんか?、喧嘩が始まって、時間が経ったら、さっき、喧嘩していた内容とは全然、違う内容で喧嘩していたってこと。笑
あのパターンって、だいたい喧嘩の途中で、昔の事を思い出して、「ついでだから、前から思ってた事も言っちゃうけどさぁ」とか言って、余計な事を伝えちゃう事が原因ですよね。
だから、そんな事にならないように、驚くほど、冷静にクレームを言う。これが、大事になって来ます。
ぜひ、試してみてください。共に、ポジティブを学んで行こうではないか?!