脱貧困ブログ

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貧困当事者をかわいそうだから助けると思うのは危険な発想です!道徳感は役に立たない!

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@Tuncay

東洋経済オンラインで連載されているルポライター・鈴木大介さんの記事を読みました。 

toyokeizai.net

ちょっと長い記事ですが、僕らが今後、生きて行くうえで考えなければいけない問題提起が書かれているので、ぜひ読んでみてください。

さて、僕がこの記事を読んでみて思ったシンプルな感想は、以下の二つです。

「貧困問題を道徳感で語らないほうがいい!」

「貧困当事者をかわいそうだから助けると思うのは危険な発想である」

この二つです。

 

「んっ?どうして道徳感じゃダメなの?何でかわいそうと思っちゃダメなの?貧困状態の人達は、苦しい想いをしているかわいそうな人達なんだから、道徳感で判断するのは正しいでしょ?」

もしかしたら、この記事を読んでいる方達は、こんなふうに思ったかもしれません。

 

でもね、それは危険な発想なんです。

今日は、鈴木さんが書いた記事を引用しながら、「なぜ、貧困問題を道徳感で語らないほうがいいのか?!」、「なぜ、貧困当事者をかわいそうだから助けると思うのは危険な発想なのか?」を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

 

加害者の像を持つ貧困当事者

ルポライター・鈴木さんは、記事内でこんなふうに言っています。

貧困者とはそもそも「見るからにかわいそうで助けたくなるような人々ではなく」、その真の像が見えてくるまでに長い取材と記者と取材対象者との人間関係の構築が必要だ

 

きっと、この文を読んで、「見るからにかわいそうで助けたくなるような人々ではない」とは、どういう事なんだろう?と思った人もいるでしょう。

それについても、鈴木さんは説明しています。

 

当事者の中には社会や対人関係の中で濃厚な「加害者の像」を持つ者も少なくない。

「なんとか力になりたいんです」とアプローチした結果が、夜中にLINE100本とか、それで突き放したら「だましたな呪い殺してやる」の呪詛に転じたり、ふと気づいたら財布を持ってドロンだとかといったことは、貧困者支援の現場ではよくあること

 

貧困者支援の現場ではよくあること、という鈴木さんの言葉を聞いて、驚いた方もいる事でしょう。

しかし、事実です。僕も何度か貧困当事者を支援するNPO団体のボランティアとしてお手伝いをさせて頂いた事があります。が、そこで、当事者の方に逆ギレされたり、怒鳴られたりする体験を味わいました。

はっきり言って、正義感が強い人、道徳感が強い人は、鈴木さんが言うところの貧困当事者が持つ「加害者の像」を目の当たりにするとすぐに支援団体のボランティアを辞めてしまいます。

これはもう、驚くほどあっさり辞めちゃうんです。

なぜ、強い志を持って、正義感、道徳感を持った人達ほど、すぐにボランティアを辞めてしうのか?皆さん、解ります?

それは、正義感、道徳感を強く持った人達には、貧困当事者に対する確立されたイメージが出来あがっているからです。

そのイメージとは、こんな感じ。

 

二十歳の可愛いらしい女の子Aさん

Aさんはいい人なんだけど、生まれながらにある発達障害などの影響で、仕事が遅く、人間関係は上手くいかない。家族関係も悪い。

さらに、いい人が災いになって、多くの人から利用され騙され、心身ともにボロボロになっている。

それでも、いつもニコニコ愚痴を言わずに、キャバクラや風俗などをかけ持ちして働いている。

 

どうでしょうか?いい人なんだけど、というのがポイントです。

上に書いた可愛らしい女の子Aさんなら、皆さん、助けたいと思うでしょ?

「どうして、そんないい子がこんなひどい目に合わなければいけないんだぁ!」と、憤りを感じた事でしょう。

しかし、次に紹介する女の子ならどうでしょうか?

 

二十歳のブサイクで肥満体型な女の子Bさん

Bさんは生まれながらにある発達障害などが原因で、仕事が遅く、人間関係が上手く行かない。家族関係も悪い。

いつも愚痴ばかり言って、周囲の人達の悪口ばかり言っている。

時に、気の弱い友達を虐めたり、パシりにしたりして、ストレス解消している。

風俗で働いていたが、遅刻が多いためクビになり、今は路上で身体を売っている。

 

さぁ、どうでしょうか?

前に紹介した可愛らしい女の子Aさんと同じように助けたいと思いましたか?

きっと、「気の毒にとは思うけど、何でそんな人を助けなきゃいけないの?正直言うと、Bさん、ムカつく!」と、感じたと思います。

このポイントが、僕が「貧困問題を道徳感で語らないほうがいい!」と思う理由なんです。

 

道徳感は人を選別する

道徳感で貧困問題を語ると、Aさんはかわいそうだから助けるけど、Bさんはムカつくから知らないという事になってしまうんですよ

なぜなら、Bさんは道徳感から大きく外れる存在だからです

要するに、Bさんは気の毒だと思うけど、ムカつくからかわいそうじゃない存在なんですよね。

でも、それだと、この国の貧困問題を解決する道は永遠にみつからない。当然のことですね。

みんな、Aさんのような人ばかり注目するんだから。

 

とてもじゃないけど、かわいそうとは思えない貧困当事者がいる。

でも、本当に貧困問題をどうにかしたい思うなら、Aさんのような人だけじゃなく、Bさんのような人にも注目しなければいけないんです

僕が、「貧困問題を道徳感で語らないほうがいい!」、「貧困当事者をかわいそうだから助けると思うのは危険な発想である」と訴えるのは、そんな理由があるからなんですよ!

かわいそうだから助けるは、逆に言えば、かわいそうだと思えない人は助けなくていいという事になってしまう

もう一度、言います。それは、危険な発想です。

鈴木さんはこの問題を『貧困問題の安易なコンテンツ化』として、さらに詳しく突っ込んで書いています。が、僕は読者の方々にまずは「かわいそう」から始まる貧困当事者への視線は危険である事を伝えるのが基本であると考え、こんな文章を書いてみました。

 

それにしても、鈴木さんの東洋経済オンラインの連載、勉強になるので、今後も引用させて頂きたいと思います。

共に、貧困問題を考えて行こうではないか?!

自立とは、依存しない事じゃない!、自立とは、何に依存しているか理解する事です

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僕の友人には、中年ひきこもり、30代でもフリーターという人が多いんです。

彼ら、彼女らは年収が低いため、いつまでも実家に暮らしていたりします。

 

そのため、強いコンプレックスを抱えているんですよ。

彼ら、彼女らは、以下の愚痴、嘆きを頻繁につぶやくようになります。

「僕(私)は、何の能力もないダメ人間だ」

「いつまでも実家にいる自分は自立できない社会不適合者だぁ」

「どうせ面接に行っても落ちるだけだし、正直、働くのが怖い!」

 

要するに、自信がない。あまりにも長くひきこもっていたので、今さら社会に出て働くのは無理なんじゃないか、と思ってしまっている。

でもね、僕はそんな人に一言言いたい。それは、勝手な思い込みなんですよ、と。

 

実際に、会ってみると、ちゃんと自分の考えを持っているし、PCの知識だって豊富な人も多い。

そりゃ、大金持ちにはなれないかもしれないけど、ちゃんと税金を払って、家賃を払って暮らして行く事ぐらいは出来ると思うんですよ。

しかし、こっちが見たら普通に働けると思える人でも、必要以上に働く事を怖がっている。

なぜ、何でしょうか?皆さんは、この問題、どんなふうに考えてます?

 

僕はですね、こんなふうに考えてます。

きっと、長年、ひきこもったり、働く事を怖がったりしている人は、自立を勘違いしている、と。

どういう事か?解りますか?

ちょっと説明させてください

 

自立とは、依存先を意識すること

これは、会社で働いている正社員の人も勘違いしているかもしれません。

「自信満々に俺(私)は、自立している」と、宣言する人ほど自分が就職した会社に依存している事に気がついていないんです

もっと、はっきり言ってしまえば、本当の意味で、完全に誰にも頼らないで自立している人なんて、この世に1人も存在しないんですよ。みんな、意外にその事を忘れちゃっている。

 

たとえば、会社員は会社に依存している。

フリーランスでバリバリ働いている人だって、結局、頻繁に仕事を依頼してくれるクライアントがいたりして、その人に依存している。

プロブロガーだって、そうですよね。完全に、Googleに依存している(笑)

だって、そうでしょ?、自分の書いた記事を検索上位にするために工夫している時点で、間違いなくGoogleに依存しているわけですよ。

だから、自立する、大人になる、社会人になるって事は、ちゃんと自分が何に依存して生きているのか?を確認できる人になる事だと思うんです。

けして、何かに依存しないようになる事じゃない。むしろ、逆で、何に依存しているか確認する事が重要なんです。

 

もちろん、考え方を変えるだけで、一気に中年ひきこもりの問題が解決できるとは思えません。

しかし、自立に対する考え方を変えること。それが、一歩踏み出すために必要だと思えてならないんですよ、僕は。

そうすれば、働く事の恐怖を少しずつ取り除く事が出来ると思うんです

「依存してない人なんていないよ」というメッセージを自分にも他者にも送り続けたいと思います

 

自立とは依存先を増やすこと

皆さん、この言葉知ってますか?

新生児仮死の後遺症により脳性まひの障害を持つ熊谷晋一郎さんが言った言葉です。

熊谷さんは、インタビューでこんな事を言っています。

一般的に「自立」の反対語は「依存」だと勘違いされていますが、人間は物であったり人であったり、さまざまなものに依存しないと生きていけないんですよ

 

まさに、その通りですね。

僕は、熊谷さんのこの言葉をこんなふうに解釈しています。

人間は、何かに依存しないと生きていけない。だったら、依存先は多いほうがいい。一つの場所にいる事で安堵しないで、どんどんと依存先を増やして行こう!

 

自立とは、依存しない事だと勘違いしている人は、無意識に依存先を一つに絞ってしまいがちです

でも、それは逆に危険なこと。

共に、依存先を増やして行こうではないか?!

ブログサロンを楽しむ方法はたった一つ!待つな、動け!

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今、多くのブログサロンがあります。

有名なものをちょっとリストアップしてみましょう。

synapse.am 

www.jimpei.net

yossense.com

laugh-raku.com

www.inoueyuuki.com

www.meguminimal.com

 

どうでしょうか?パッと思い出しただけでも、これだけあります。驚きですね。

これだけブログサロンが流行ると、SNSを通して様々なブログサロンの感想を目にする事があります。

 

たとえば、こんな感想。

「レベルが高すぎて、全然、学べなかった」

「講師が忙しすぎて、しっかりと教えてくれなかった」

「サロン内の交流がない!」

などの意見をたまに目にする事があるんですよ。

 

でもね、僕はこういった感想、意見を聞いて、いつも疑問に思うんです。

「あれ?全部、受け身じゃないか?」、と。

「いや、いや、お金を払ってるんだから、サービスを要求するのは当然でしょ?」と、思われたかもしれません。

しかし、当たり前の事を言いますが、サロンやセミナーなどは受講する人たちが何かを学ぶためのきっかけにする場所だと思うんです

そう、あくまで、きっかけなんですよ。

 

自分から動く事で鍛えられるものとは?

考えてみてください。

サロンやセミナーを受講すれば、手取り足取り教えてくれて、あ~んと口をあけてれば、いつのまにか人気ブロガーになっているなんて事はありませんよね

たとえば、ブログの事で疑問に思う事が出て来て、サロンやセミナーで講師の方にアドバイスを貰ったとします。

そこで、貰ったアドバイスをもっと理解するために、自分なりにネットや本を読んで調べて、だんだん解って来る。

でも、ネットや本を調べても解らない事が出て来るので、もう一度、講師の方に質問する。

それでもよく解らなかった場合は、ブログやネットに詳しい友人や知人に聞いてみて、やっと理解する事が出来る。

 

きっと、まったくの素人がブログに関するSEOやデザインを学ぶためには、上に書いたような流れで勉強して行くと思うんです。

もう一度、確認しますよ

 

その1・ブログサロンやセミナーを受講する。解らない事を講師の方に質問して、アドバイスを貰う

 

その2・アドバイスを貰っても解らない部分があるので、ネットや本で調べる。

 

その3・そうすると新たな疑問が出て来たので、もう一度、講師の方に質問する。

 

その4・さらに、また解らない部分が出て来たので、ブログに詳しい友人、知人に聞いて、やっと理解する事が出来る。

 

だいたい、この流れだと思います。

しかし、冒頭で紹介した受け身の感想を持っている人達は、その1で諦めてしまっているのではないか、と思うんですよ。

はっきりとお伝えします。

せめて、その4まで自分でやりましょう。僕は頭がいいほうじゃないので、その4までやっても、完全に理解できないかもしれない。

けれど、その4までやった人とその1で諦めてしまった人とでは、はっきりとした差が出ます。

それは、何か?質問力です。

 

人に質問する時の質が違って来るんですよ。明らかに、違って来ます。

むしろ、この質問力を鍛えるために、ブログサロンに入る!、という気持ちでいいと思えるぐらいです。

どうでしょうか?もしブログサロンやセミナーを受講するのなら、その1からその4を意識してみてください。

待たないで、自分から動く事が重要です。

共に、待たないで、動いて行こうではないか?!

弱小ブロガーよ、ブログで稼げなくても気にするな!、続けていれば奇跡がおきる

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今日は、ブログ論をお伝えします。

皆さん、下の記事、読みました↓

「やぎろぐ」「まじまじぱーてぃー」はブログで稼ぎたいなら必読。 : まだ東京で消耗してるの?

プロブロガー・イケダハヤトさんが書いた記事です。

記事内で紹介されている八木さんが運営する『やぎろぐ』とあんちゃさんが運営する『まじまじぱーてぃー』は、ブロガーなら知らない人がいないと言っていいほど、有名になって来ました。

ただ、僕はお二人のような天才型ブロガーが登場すると、いつも心配する事があるんですよ。

 

それは、天才ブロガー達と比べてしまって、ブログを書く事を辞めてしまう人が多くなるのではないか?、という心配です。

「4か月で37万PVとか絶対に無理だ、書くの辞めちゃおうかなぁ~」とか「ブログ飽きたから、消す事にする」と、思う人が続出するのが、天才ブロガー達が登場する時期と一致する事が多いんですよ

まぁ、べつに、それで辞めてしまうぐらいなら、辞めてもいいと思います(笑)。

しかし、いつも楽しみにしていたブログがいつのまにか止まってしまうと、本当に寂しいものなので、今日は僕のような弱小ブロガーを応援するメッセージを書きますね

 

ブログは稼ぐだけがすべてじゃない!

まぁ、ブログ飯で稼ぐことが出来たら、それはそれで問題ありません。

でも、稼げないからって、気にする事はないんです。

たとえば、僕のような月5万PVの弱小ブロガーでも様々な奇跡を起こす事が出来るんですよ。

 

たとえば、こちら↓

生活保護受給者に自己責任論を訴える人は、鈴木大介氏『最貧困女子』を読んでみろ! - 脱貧困ブログ

ヤフーニュースの関連記事に掲載された記事です。

自己責任論 昔は生活保護にも(2015年1月26日(月)掲載) - Yahoo!ニュース

今でも、検索から流入が続いていて、多くの人に読まれています。この記事だけで9万PVでした。

 

次に、こちらの記事↓

就職せずにフリーターを選んだ君へ、夢と目標は違う事を知ったほうが良いと思うたった一つの理由 - 脱貧困ブログ

当ブログの過去最高のはてブ記事。

これも、今も検索流入から読まれていて、未だにコメントがついたりするんですよ。

 

あと、思い出深いのが、こちらの記事↓

低収入で実家を出られない若者にどんなメッセージを送ればいいのか?ちょっと考えてみませんか? - 脱貧困ブログ

これは、プロブロガー・イケダハヤトさんのブログに寄稿させてもらって、多くの人に読んで頂きました。

まだ実家で消耗してるの?「低収入」で「実家をでられない」若者に送る4つの選択肢。 : まだ東京で消耗してるの?

 

どうでしょうか?このように、時々、バズったり、有名ブロガーのブログに寄稿させてもらったりすると、多くの人に自分のブログを知ってもらう事が出来ます。

そうすると、思わぬ奇跡がおきるんですよ。

たとえば、先日、こんな事がありました。

 

読者と偶然、会った日

友達が経営するBARに遊びに行った時の事です。

そのBARは、7人座ると満席になってしまう小さなお店なんですよ。なので、よく満席になると、自己紹介タイムが始まって、他のお客さんとの交流を楽しむ事が出来るんです。

 

その日も、自己紹介タイムが始まりました。

僕が自己紹介する順番が回って来て、僕は話し始めます。

「皆さん、はじめまして、フリーライターをやっているケンタロウと申します。脱貧困ブログというブログを書いています」と、ここまで話した時、隣の席の女性から大きな声が聞こえて来ました。

「えっ!、脱貧困ブログのケンタロウさんですか?!うわっ、、すごい!」と、握手を求めて来るんです。

僕は何がなんだか解らなかったんですが、とりあえず握手しました。

そして、その女性はこんなふうに話してくれたんです。

「実は、脱貧困ブログの記事で紹介されたシェアハウスに連絡して、ちょっと前まで住んでたんですよぉ~」

今度、大きな声を出したのは、僕のほうでした(笑)

「えっ!そうなんですか?!、ありがとう、めちゃくちゃ嬉しいです!」

 

その女性が読んでくれたのは、こちらの記事です↓

家が無いならここへ行け!駆け込み型シェアハウス6選 - 脱貧困ブログ

駆け込み型シェアハウスを紹介した記事なんですが、実際にその女性は記事内で紹介されたシェアハウスに連絡して、住民として住むことにしたと言うんですよ。

もうね、泣きそうになりましたよ(笑)、ブログ書いていて、心の底から良かったと思いましたね

 

べつに、自慢したいわけじゃありません。

僕のように、たかが月5万PVのブロガーでも読者の人生を変えるような記事を書くチャンスがあるんだ、という事が言いたいんですよ

でも、もし僕が「やぎろぐ」や「まじまじぱーてぃー」のようなモンスターブログと比べて、ブログ書くのを辞めてしまったら、「駆け込み型シェアハウス」の記事を書いてなかったかもしれません。

そうなると、BARで会った女性の人生がちょっとだけ変わったかもしれない。

 

弱小ブロガーの皆さん、あなたのブログ記事が誰かの人生を変える事があるんです

ブログ飯で稼げないからって、ブログを辞めてしまうのは、はっきり言ってもったいない

 

ぜひ、書き続けてください。そうすれば、奇跡がおきます。本当です。

ただし、書く時に次の二つの事を忘れないでください。

一つは、自分の伝えたい事を確認すること

二つ目は、読者目線で書くこと

 

この二つだけです。本当にこの二つだけなんですよ。

文章を上手く書く必要もありません。この二つを意識すれば、たとえPVがヘボくても、読者の心を動かす記事を書く事が出来るんです。ぜひ、やってみて。

 

最後に、ブログを書くモチベーションが下がったら、読んでほしい記事があります。

それが、こちら↓

自分には才能や能力が足りないと思っている人がやるべきたった1つのこと : 好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライターかさこのブログ

月30万PVの人気ブロガー・かさこさんの記事です。

この記事を最初読んだ時、ちょっと感動して、ウルッとしてしまいました(笑)

 

どうだったでしょうか?

大事なのは、続けることです

毎日更新が無理なら、週一更新、週一更新が無理なら、二週間に一回更新にする。とにかく辞めない事が重要です。どうか忘れないで。

共に、ブログで奇跡を起こそうではないか!?

努力しても低収入の若者が増えて行く現実は、個人の努力で止める事は出来ません!

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前回、こんな記事を書きました

kentaroupeace.hatenablog.com

  

内容を簡単に説明すると、こんな感じ

低収入同士の結婚は、立派な貧困対策になっていると思う!

そのために必要な心得を4つ考えてみた

 

まぁ、具体的な内容は、ぜひ読んで頂くとして、上のような内容を書いてみたんです。

そうしたら、女性読者の方から、いくつかご批判を頂きました。

一番、多かったのが「低収入でいるために結婚するみたいに思える!、女性に甘えるな!、もっと努力しろ!」というものです。

次に多かったのが、「男性側が低収入を維持するために結婚するみたいで、けしからん!」というご意見。

どちらのご意見も、低収入を前提に書かれているところにムカッとしたようなんですよ

 

なので、前の二つの意見をふまえて、こんな提案もありました。

「5つ目に、低収入を脱出するために努力する!という心得を追加すればわかる!」

言ってる事は、よく解ります。おそろく、簡単に言うと、「おまえは、ヒモ予備軍になりたいのか!?」というふうに誤解されたんだと思います。

 

しかし、それは、やっぱり誤解なんです。

僕は自分の好きな人を守るためには、お金が必要である事ぐらい解っています

自分の彼女が病気になった時に、助ける事が出来るのは自分が持っている貯金です。

そんな事は解っています。

今、「じゃあ、なぜ解っていながら、おまえは低収入を前提に結婚を考えてみたの?」と、不思議に思われた方がいるかもしれませんね。その答えは意外にシンプルなんですよ。

前回、書いた記事の目線が「努力しても、低収入のままでいてしまう男性」に向けて書かれているからです。

そう、「努力しても低収入のまま」という所がポイント

そういう男性たちに、ちょっとしたエールを贈る気持ちで書いてみたんですよ、前回の記事は。

 

今、また「はぁ?努力しても低収入でいる奴なんているわけねぇだろ?それは、まだ努力が足りないんだよ!」と、思った人がいるでしょ?

きっと、「5つ目に、低収入を脱出するために努力する、という心得が追加されれば解る!」と、コメントしてくれた方も同じような考えだと思います。

 

しかし、本当にそうでしょか?

今、この国で生きる人達は、みんな努力すれば低収入から脱出する事が出来るのでしょうか?

また、100歩譲って、努力すれば低収入から誰でも脱出する事ができるとして、その努力はちょっとやそっとの努力じゃありません。

解りやすく言うと、命がけの努力をしなければ、低収入から脱出できないのではないか?、と思うんですよ。

おおげさに聞こえますか?僕はおおげさではないと思うんです。むしろ、現実的な感覚だと思うんですよ。

ちょっと、一緒に考えてみましょう。

 

努力しても上手く行かない人達が増える時代

以前、「ナリワイをつくる」という本を書いた伊藤さんがこんな事を書いてました。

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

 

仕事と言えば、就職。

つまり、会社で一つの仕事をする、という考え方が常識だ。

さらに、現代では「生活を犠牲にしてやるのが仕事」という定義も半ば常識になってしまっている。

仕事は、自分の時間と健康を切り売りして、マネーと交換するものであると

 

でも、それがしんどくなって来た。体を壊して、会社を辞める人は少なくないし、私の知人友人でも「うつ」や過労で会社を辞めた人が10人以上出てしまった

私自身も小さなベンチャー企業で日夜働いていた時には、家での生活と会社での生活が完全に分離していて、当時の記憶があまりない。

ストレスなのか、寝る前にハーゲンダッツを食べないと眠れない事もしばしばであった。

睡眠時間を削って稼いだお金が、睡眠不足のストレスを解消するためのアイスクリーム代に消える。

どうもこれは、おかしい。

いまだに、キャリアコンサルタントと名乗る人がメディアで「人生の大半を占める仕事なのだから、ちゃんと選びなさい!」と、就活生へのアドバイスを送っている。

だが、その前に考えてほしい。

人生の大半を、人生から垂離した仕事に占領されてしまっていいのだろうか?

 

どうでしょうか?僕は思うんです。

引用の文章にも書いてあるように、仕事をバンバンして、年収を上げて行くためには、3つの覚悟が必要です。

一つ目は、「生活を犠牲にする覚悟」、二つ目は「自分の時間と健康を切り売りする覚悟」、三つ目は、「うつ」になったり、過労で倒れる覚悟」。この3つです。

 

今の若者の中には、「この3つの覚悟を待たなきゃ年収が上がらないなら、低収入でいい」と、考える人もいると思うんです

もっと言うと、3つの覚悟を持てない人は、低収入を選ぶしかないんですよ。低収入を維持したくてしてるんじゃなくて、維持せざる得ない人達がいるという事です

そんな事を考えて行くと、僕は今後、ますます低収入の若者は増えて行くと思う。それも男性だけではありません。女性もです。

いや、もっと素直に言うと、女性のほうが深刻だと思います。

「だから、やっぱり女性は、金持ちと結婚したほうがいいよね?」と、反論するかもしれません。が、今やずっと家庭を支えてきた男性側が努力をしても非正規や低収入に追い込まれています

年収200万円~400万円ぐらいの人達が多くなって来ている

共倒れの時代なわけです。

 

そして、「3つの覚悟」を要求される社会の中にいる限り、個人の普通の努力ではどうすることも出来ない。

僕が「命がけの努力」をしなければ、年収を上げる事は出来ないと表現したのも、おおげさではないと理解して頂けたでしょうか?

僕は、今書いた事を考えた結果、低収入同士の結婚は、むしろ、現実的なアイディアではないか、と考え、前回の記事を書いたわけなんですよ。

 

もっと言うと、この先の未来も、夫が働きに出て、妻が専業主婦という結婚生活が成り立つと思っているなら、それは古い価値観です、と言わざる得ない!、そんな結婚生活は、3つの覚悟を持った戦闘能力が異常に高い男達だけのお話しです

僕はそんなふうに思えてなりません。

どうでしょうか?、もちろん、僕の未来予想とは別のものが見えていて、「今後、アベノミクスが成功して、一億総中流社会がもう一度来る!」と思っている人もいるでしょう。

それなら、それで別にいい。ただ、ただですよ。昨日、WEBニュースを見ていたら、こんな記事をみつけたんです。

働く人として尊重されない 疲弊する非正規社員 - Yahoo!ニュース

「一億総下流時代」到来!? 若者が「下流老人化」を防ぐために今出来ること――NPO法人「ほっとプラス」代表・藤田孝典さんに聞く (1/2)

一つは、非正規雇用の実態をレポした記事、もう一つは、年金では食べていけない高齢者が増えていく事を危惧する記事です。

これらの記事を見ていると、やっぱり低収入同士が協力して、知恵を出し合って、生きて行く道を模索していく方が現実的である、と思えてなりません。

皆さんは、どう感じましたか?共に、生存戦略を考えて行こうではないか?

低収入でも結婚するために男達が知らなければいけない4つの心得

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ちょっと前に、プロブロガー・イケダハヤトさんが面白い事をつぶやいていました。

 

 

この一連のツイートは、一番最初の『低賃金の若者ほどパートナーと暮らした方がいい』というつぶやきから始まっていると思うんですよ。

僕も、イケハヤさんの意見に基本的に賛成です。

たとえば、年収200万円の男性と年収200万円の女性が一緒に暮らすようになったら、合計年収400万円になります。

まぁ、だからって、一気に生活が楽になるとは思いません。が、生活用品代をシェアしたり、家賃をシェアしたりすることで、お金の節約になる事は間違いないでしょう。

だから、イケハヤさんの言うように、低収入の男女が一緒に暮らすことは、それだけで立派な貧困対策になっているんです。

 

しかし、ここで、疑問に思った人も多いはず。

その疑問とは、「あなたは低収入だけど、結婚してもいいよ」と、思ってくれる女性はどれだけいるの?、というものです。

まぁ、これは、相手によるでしょうけど、世間の感覚で言うと、やっぱり女性は結婚する時に、男性の年収を意識するような気がするんですよ

なんだかんだ言って、年収は高いほうがいいと思っている。

どうでしょうか?

 

ただ、ただですよ。とは言え、「べつに年収とか気にしないよ」と言う女性だって、きっといるはずです。

では、どうすれば、そんな女性にOKを貰える男になれるのでしょうか?

けっこう真面目に考えて(笑)、4つにまとめてみました。

完全に自分に言い聞かせるために書いてます(笑)

 

低収入でも魅力的な男になるために必要な4つの心得

 

出会いの総量を増やす

これは、イケハヤさんのアドバイスにもありましたね。

そもそも、「低収入でも気にしないよ」という女性はいるだろうけど、そんなに多くないと思うんです。

だから、そんな女性に会うために、どんどん出会う回数を増やしていかなければいけないと思うんですよ。

女性の目線から見ても、ただ待っている男っていうのは、ダサいはずです。

男達よ、どんどん動こう!

 

ギラギラしないで明るくなろう!

どんどん動く、どんどん女性にアタックするのは、大事です。

しかし、それはギラギラする事じゃないんですよ

ギラギラしていると、女性の皆さんから単純に要注意人物として認識され、誰も話してくれなくなります(笑)

飲み会に行って、女性としか話さないとかやっちゃダメですよ(笑)

ギラギラする事と明るくなる事は別ですからね。

 

誠実な男と重い男は紙一重

「低収入でも気にしないよ」という女性は、男性に誠実さを求めているような気がします。

しかし、それは、「重い男」でもOKという事じゃない

「あなただけを見ています」という言動を喜ぶ女性はいると思いますが、それが

長く続くと、「たまには、女友達とかと飲んで来いよ、重いよ」と、言いたくなるでしょう。

このバランス感覚を忘れないようにしましょう。

 

誠実さとは話しを聴くこと

では、その誠実さとは何でしょうか?

ズバリ、相手の話しを聴く事です。そもそも、男女関係なく、自分の事をベラベラ喋るだけの人というのは、めんどくさくて、ウザいだけです

女性に限定せずに、男性が相手でも話しを聴く事を面白がれる人になりましょう

 

どうだったでしょうか?なかなか難しいと感じた人もいるでしょう。

でも、簡単だったら、みんな結婚したり、同居したりしてますよね

場数、練習あるのみです

共に、魅力的な男になろうではないか!?

貧乏でも楽しい生活を選択すると、結婚、子供をつくるを諦めなくてはいけないのか?!

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貧乏でも二つの事を意識して行けば、楽しく生活をしていく事が出来ます

一つ目は、人とのつながり

二つ目は、支出を減らす事です。

 

これはね、本当なんですよ。

たとえば、有名な元プロニート・phaさん。

phaさんを知らない方は、こちらをご覧ください↓

活躍する「スーパーニート」のPhaさんについてまとめ - NAVER まとめ

僕もphaさんについて書いたので、こちらもどうぞ↓

人生に絶望している人よ、ヤケになる前に、pha氏「ニートの歩き方」を読んでくれ!頼む! - 脱貧困ブログ

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

しないことリスト

しないことリスト

 

  彼は、年収150万円ぐらいの生活をしながら、仲間と共に楽しい貧乏生活をしています

 

または、「20代で隠居」で有名な大原さん。

大原さんを知らない方は、こちらをどうぞ↓

20代で隠居生活!? 週休5日を実現した究極の暮らし方とは | マイナビニュース

私も感想文を書かせて頂きました↓

最強のミニマリスト発見!大原扁理氏「20代で隠居」を読んで、生きづらさから脱出せよ! - 脱貧困ブログ

20代で隠居 週休5日の快適生活

20代で隠居 週休5日の快適生活

 彼も年収で言えば、100万円ぐらい。それでも、本を読むと楽しく暮らしている事がよく解ります

 

お二人のような生き方は、今一つのブームになっていると言っていいと思うんですよ。

なぜ、貧乏でも人とつながって楽しく生きて行く事がブームになっているのか?

それは、今、この国の働き方が崩壊しているからです

 

あなたの友達で「今勤めている会社が大好きで、ぜひ定年まで働きたい!」と、言っている人がどれだけいるでしょうか?

また、あなた自身は、今の働き方に満足していますか?

おそらく、「今の会社が好きなわけないじゃん!、でも辞められないからいるんだよ!」とか「定年まで働くなんてあり得ない、会社を辞めるために貯金してるよ」と、訴える人が多いと思うんです。

 

ごく一部の大金持ちは別として、みんな以下のような働き方をしています。

朝早く起きて、満員電車に揺られながら出勤し、「この会議、こんなに長時間やる意味ある?」と、思いながらも会議をそれなりにこなし、夜遅くまでボロボロになるまで働いて、また満員電車に揺られながら帰って行く。

これで、年収400万円。割に合わない夢がない(笑)

こんな働き方をやっていたら、いつかウツになるかもしれない。いつもイライラしている状態で、自分が好きになれない。

みんな、そんな危機感を感じているから、冒頭で紹介したphaさんや大原さんの生き方を模索しているんじゃないか、と思うんです。

 

 べつに、いいですよね?

個人の自由だから、問題ない。この社会の競争、資本主義に疲れたなら、離脱したっていい!

逆に、「いや、俺(私)は、まだまだ戦う!」と、やる気満々だって問題ありません

さっきも言ったように、個人の自由だから問題ない。

 

でもね、僕はここで、ちょっと疑問に思うんですよ

なぜ、働くことがほぼ崩壊している事を知っているのに、それでも楽しい貧乏生活のほうを選択しないで、頑張って働く方を選ぶ人達がいるのか?という疑問です。

僕は20代から完全に脱資本主義派だったので、なぜ今もガンガン働こうとする人達がいるのか理解できなかったんですよ。

しかし、答えは案外、簡単でした。実に単純な理由だったんです。

みんな、結婚して、子供を作って、幸せな家庭を作る事を諦めきれないんですよ

 

20代の若い頃は、友達もいるし、老後の孤独な人生なんて考えません。

でも、30代、40代になって来ると、ある不安が頭を過るんです

「あれ?、俺(私)の老後って、このまま行くと一人ぼっちじゃないの?孤独死とか絶対に嫌だぁ~」

要するに、老後という二文字が現実的になって来るわけなんですよ

 

家族をつくるために、やっぱりお金が必要なの?!

「一人ぼっちで老後を過ごすのは嫌だぁ!やっぱり、結婚して、家族をつくりたい!」

そうなると、自分の家族をつくるために、結婚するために、バンバン働いて、合コン行ったり、婚活したりして、出会いの場に出掛けて行かなければなりません。

支出を減らした生活なんて、出来なくなる。

実際に、冒頭で紹介したphaさんは、こんな事を言っています。

 

僕は基本的に怠情で貧乏なので、結婚とか家族とかはなんだかんだでお金がかかるし、あれはお金のある人向けの贅沢品だな、という感じがしている。

 

そうなんですよ、今の社会の中では、結婚って贅沢品なんです

で、そうなると、「phaさん、あなた寂しくないの?」と、疑問に思う人もいるでしょう。

だから、彼は自分の寂しさ対策のために、シェアハウスをやっているんですよ

でも、血縁関係ほど深いつながりじゃない!、そこにこだわっている人達、とくに男達が結婚するために、一生懸命働いて、年収を上げようとしている。

それが働き方がほぼ崩壊しているのにも関わらず、働く事を辞められない人の心理じゃないかと思うんですよ

まぁ、単純に、男達は女性が大好きで、男は異性のパートナーを求めているっていうだけかもしれませんけどね(笑)

 

田舎に行って、結婚しよう!

なんだか絶望的になって来ましたけど(笑)、一つ解決方法があります。

ヒントは、このブログでもたびたび登場する尾道に住む漫画家、つるけんたろうさんです。

つるさんを詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ↓

タダで空家をもらって東京脱出、尾道移住。移住生活のあれこれを聞いてみた | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【HOME'S PRESS】

 

彼は、年収200万円でも結婚し、夫婦で楽しく暮らしています

それは、漫画のタイトルにもあるように、「0円で空き家をもらった」からです。

だから、つるさんの生き方を参考にすると、もうちょっと年収を上げて、400万円ぐらいを目指して、ちゃんと貯金もしていけば子供も作れるかもしれませんよね

まぁ、こればっかりは、実際に行ってみないと解らないので、七月ぐらいに尾道に行ってみようと思います。

その前に、相手をみつけますね(笑)

共に、新しい生き方を模索して行こうではないか?

0円で空き家をもらって東京脱出!

0円で空き家をもらって東京脱出!