脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

貧乏だってパリピになりたい!、貧乏人が渋谷のクラブに行ってきたよ♪

貧乏になると、節約して生活を切り詰めなくてはいけません。

そうなると、どんどん生活に華やかさが無くなって行きます

お金を持っている人達は、パリピを満喫していて、楽しそうですよね。

パリピとは、パーティーピープル(party people)の略。 パーティー、クラブ、派手なイベントなどを好みノリよく楽しむ人達です。

貧乏な私は、なんとかお金を使わずに、一度でいいからパリピを味わいたい、と日頃から思っておりました。

 

そんな時、千載一遇(せんざいいちぐう)のチャンスがやって来たんですよ♪

そのチャンスがこちらです↓

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CLUB camelot | EVENT | NEW YEAR PARTY

はい、そうです、クラブの新年パーティーイベントです。

今、各地のクラブイベントは新年向けイベントをやっています。

私のような貧乏人+パリピ初心者が行くには、うってつけです。

という事で、男友達三人で新年会をした後に、行って来ましたぁ~

 ここで、もしかしたら、つっこみたくなっている人がいるかもしれない。

「いや、いや、パリピを味わいたい気持ちは解るけど、結局、お金が掛かるし、やっぱり初心者にクラブは敷居が高いでしょ?」

確かにそう思うのも無理はない。しかし、実際は違います。

 

理由をご説明しましょう。

 

クラブイベントの料金は意外に安い

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今回、私が行った渋谷・クラブ「キャメロット」のイベントは、料金、1000円です。

意外に安いでしょ?

 

しかも、ワンドリンクつきです。

次にドリンクを頼むと、700円ぐらい掛かってしまいますが、それでも、1700円です。

それで、パリピ感を味わえるなら、けっこう安いでしょ?

クラブのパーティーイベントは、まぁまぁ安い!、ぜひ、覚えておいてください。

 

クラブ上級者にアドバイスしてもらう

私は今回が生まれて初めてのクラブでした。

初心者どころじゃない。初心者中の初心者、超初心者だったわけなんですよ笑

そうなると、いろいろ不安になってしまいます。

たとえば、「めちゃくちゃ怖そうな人が、『おまえみたいな初心者が来るんじぇねぇ!』」とか脅して来たり、「あぶない組織がまぎれ込んでいて、勧誘とかして来るんじゃないの?」とか、そんな不安が次々に頭を過って来る。

 

でも、そんな不安はクラブに何回も行っているクラブ上級者にアドバイスしてもらう事で、解消出来ます

私が頼ったのが、この人、クラブに何度も行っている上級者、ブロガーのココさんです。

cocoquet.hatenablog.com

 

人気ブロガー・姫姉様がクラブに行った時、アドバイスをもらったのがココさんでした。

minimote.hateblo.jp 

私も上記の記事を見て、ココさんに連絡して、アドバイスをもらいました。

おかげで、初クラブ体験めちゃくちゃ楽しめました。ココさん、ありがとう♪

 

あと、もう一つ、安心できる情報をお伝えしておきます。

クラブには、セキュリティ(英語)という文字のTシャツを着た、太った黒人のガードマンみたいな人がいました

最初は、ギャグかな?、と思ったんですけど、全然、笑わないので、ギャグじゃないと思います笑 

ちゃんと、セキュリティの人がいるので、安心ですよ

 

気の弱い人でも盛り上がると関係ない

「そうは言っても、私(僕)は気の弱い性格だから・・・」と、思ったかもしれません。

一緒に行った友達もガンガン前に出るタイプじゃありませんでしたが、結局、先頭で私と一緒に踊ってました笑

酒を飲んで、人もギュウギュウになって来ると、性格とか関係ありません笑

誰でも楽しめるのがクラブなんですね

 

クラブにはナンパのプロがいる

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男性が気になっていると思うので書いておきますね

ナンパは難しいと思います笑

と言うのも、クラブにはナンパだけをしに来たプロみたいな人がいるんですよ

 

私は、ココ師匠から、「DJの上手さも体感してほしい!」という指令を受けていたので、真面目に先頭で踊っていました。しかし、全然、DJの方を見ていないナンパだけをしている男性がいるんですよ。

あのナンパだけを目的に来る男性には、初心者は適わないと思いますよ

執念が凄いんですよ笑

 

プチアドバイ

まだ、一回しかクラブに行った事がないくせに、これから行く人にアドバイスしたいと思います。

まず、顔写真入りの身分証明書を持って行きましょう。これが無いと入れません

次に、財布はロッカーに入れないほうがいいです

絶対にワンドリンクじゃ終わらないので、財布は持っておきましょう。

三つ目、これは冬限定のアドバイスですが、コートはロッカーに入れたほうがいいです

 

「いや、自分はちょっと味わってみたいだけだから、コートは着ておくよ・・・」とか言ってる気の弱い人も、お酒を飲んで、深夜一時ぐらいになると、絶対に踊りたくなります、本当です笑

なので、素直に最初から、コートはロッカーに入れましょう。

 

さぁ、どうでしたでしょうか?、楽しそうでしょ?

もう、この記事読んだら、クラブに行っちゃえばいいんじゃないですか?笑

共に、貧乏でもパリピを味わって行こうではないか?!

教育とは知識と教養の違いを教える事です

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昨年、以下の記事を読みました

sirabee.com

簡単に内容を説明すると、こんな感じ。

エリート大学生の女性に対する暴行事件が相次いだ。

なぜ学力の高い大学生たちがこんな過ちを犯すのか?

今後、再犯を防ぐために、教育と法律を変えて行く必要がある

 

皆さんもニュースなどで、東大生、慶応大生、千葉大生のわいせつ事件を知って、きっと、以下の疑問を持った、と思うんです。

「なぜ頭のいい人達がこんな事をするの?」

 

こういう意見、本当に多い。みんな、エリート男子学生の暴行事件を知るたびに、「頭はいいのに、どうして?」という意見を持つ。

しかし、私に言わせれば、「頭はいいのに、どうして?」という意見そのものが、日本教育のミスリードを反映したコメントだと思えてなりません

 

どういう事か?

それは、多くの人が知識と教養を勘違いしている、事と深く関係しています。

そして、知識と教養を勘違いしている事で、あのようなエリート大学生たちの暴行事件を引き起こしているのではないか、と思うんです。

ちょっと、説明してみましょう。

 

知識と教養はどこが違うのか?

まず、はっきり言っておきたい。

あのような暴行事件をしてしまう男子学生たちは、バカです。それも、単なるバカじゃない。超がつくほどのバカなんですよ。

 

これは、あくまで、私の想像ですが、あのような暴行事件を起こしてしまう男子学生達は、きっと、調子にのっていた、傲慢な奴らだと思うんです。

また、その傲慢さはどうやって作られて行ったのか?、を考えてみました。

 

私が思うに、きっと、小さい頃から勉強をやって来て、成績も良かった。

そして、勉強ができる事で、多くの人達にちやほやされ、やがて、こんなふうに自画自賛するようになったのではないでしょうか?

「俺は頭のいい教養のある人間だ!」

 

いや、いや、そこが違うんです。私はそんなエリート男子学生に一言言いたい。

あなたはけして、教養のある人じゃありません。単に知識を知っているだけです、と。

 

私にとって、知識は、単純に物事を知っているということ。

しかし、教養とは、その知識をどんなふうに使うか?を考え、自問自答すること、なんです。

 

そういう意味で、事件を起こしてしまうエリート男子学生達は、教養がない。

自分が知っている知識を使って、自問自答しようする姿勢がないからです。

 

だからこそ、あなたはバカなんだ、と声を大にして言いたくなるんですよ。

しかし、知識と教養を勘違いしている人を生んでしまうのは、世の中の雰囲気が原因だ、とも言えます。

そう、冒頭に紹介した無意識に、「頭はいいのに、どうして?」と言ってしまう、私達にも責任があるんです。

学校の勉強やテストの点数が良いだけでは、けして頭がいいとは言えない。

知識と教養は違うんだ、という事を今後も伝えて行きたいと思います。

もっと言えば、知識と教養の違いを教える事が教育だ、と言ってもいい。

共に、知識と教養を理解して行こうではないか?!

生活に困ってる人がいるのは解っている。でも、自分には何も出来ないと思っている人へ

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著作権者・Anvica

明けまして、おめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

さて、年末にこんな記事を読みました。

bylines.news.yahoo.co.jp

bylines.news.yahoo.co.jp

 

一つは、NPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹さんの「ふとんで年越しプロジェクト」を応援する記事。

もう一つは、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表・大西連さんの「年末年始、生活に困っている人のための支援先リスト」です。

 

ふとんで年越しプロジェクトとは何か?

ちょっと、ご説明しましょう。

年末年始は、行政が閉まったり、派遣、請負の仕事が発注されない事などが原因で、路上で生活せざるえない人達(ホームレス)が増えてしまう事が問題になっています。

そこで、貧困問題解決に取り組む各NPO・活動団体が協力して、路上で生活している人達が凍死や深刻な病気になったりしないように、寝泊りできる場所を提供できるように動き始めました。

それが、ふとんで年越しプロジェクトです。

詳しくは、私が書いた記事とWEBサイトをお読みください。

年越し派遣村は終わってない!、ふとんで年越しプロジェクトにご協力ください - 脱貧困ブログ 

ふとんで年越しプロジェクト on Strikingly

さぁ、大西さん、駒崎さん、お二人の記事もヤフーニュースの記事なので、きっと、読んだ方も多いのではないでしょうか?

そして、おそらく、記事を読んで、こんなふうに思った人がいるはずです。

 

「年末年始に生活に困窮している人達がいるのは解ってる。

でもさぁ、自分に何が出来るの?、正直、NPO団体の人達みたいに、意識高い系にはなれない!」

NPO団体の人達は偉いと思うし、自分も何かしようと思った事もある。

他人事じゃない、とも思ってる。でもさぁ、素直に言うと、仕事で疲れてるし、年末年始は家でゆっくりしたい」

 

この二つの意見が多いのではないでしょうか?

その気持ち解ります。もうぉ、本当に痛いほど解る。

私もふとんで年越しプロジェクトは知っていましたが、「家で休みたいなぁ~」という想いが先行し、ボランティアに参加しませんでした笑

 

ここで、私は心配になるんです。

それは、ボランティアに参加できない事や自分には何もできないという想いに負けて、貧困問題そのものの興味が薄れてしまうのではないか?、という心配です。

要するに、ひらきなおる。

「どうせ、自分には何も出来なかったんだから、貧困問題は気にしなくてもいいや!」という気分になってしまう事を心配しているんです。

はっきり言います。

 

あなたが少しでも、年末年始、生活に困窮している人がいる事に注目したなら、それは物凄く意義のあることです。

ぜひ、引き続き、注目してほしいと思う。

べつに、NPOや支援活動団体のようにやれなくてもいいんですよ。

 

前置きが長くなりましたが、今回はその理由をご説明します。

 

愛の反対とは?

マザーテレサの有名な言葉を知っていますか?

 

愛の反対は憎しみではありません。

愛の反対は無関心です

 

この言葉に私の言いたい事がすべて詰まっています。

ちょっとでも、大西さんや駒崎さんの記事に刺激を受けたら、それは関心があるということ。

無関心じゃない、ということ。

まずは、その想いを大切にしてください。

 

大きな事をやる必要はありません。

たとえば、先ほど紹介した、ふとんで年越しプロジェクトにほんの少しの金額を支援するだけでもいい。

ふとんで年越しプロジェクト2016 ~誰もが暖かく年を越せるように - クラウドファンディングのMotionGallery

また、私のようにブログ記事を書いたり、facebookやツイッタ―で大西さんや駒崎さんの記事をシェアするだけでもいい。

そんなちょっとの事が世の中をちょっとずつ変えて行く力になります。

 

愛の反対は憎しみじゃない。無関心です。

どうか、忘れないで

共に、今年も貧困問題に目を向けて行こうではないか?!

2017年やりたいことは、AdSenseとアフィリエイトです

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さぁ、2016年も、そろそろ終わりです。

読者の皆様、今年もありがとうございました。

 

現在、私が使っているはてなブログでは、「2017年やりたいこと」というお題が出ています。

今回は、そのお題に乗っかって、脱貧困ブログ2016年、最後の記事にしたいと思います。

 

さて、2017年、私がやりたい事とは何か?

それは、記事タイトルにもある通り、AdSenseとアフィリエイトです。

簡単に言うと、自分のブログに広告を貼れるようにして、広告収入を目指すという事ですね

 

「えっ?、AdSenseとアフィリエイト、まだやってないの?」と、驚かれた方がいるかもしれませんね笑

ブログ仲間にも、「まだやってないの?」と、よく驚かれます。

 

また、「逆に、ブログで収益が無いのに、よくブログを続けられるよね?」と、質問される事もあるんです。

今日は、「なぜ、AdSenseとアフィリエイトをやって来なかったのか?」

そして、「なぜ、今になって、AdSenseとアフィリエイトをやろうと思ったのか?」

 

この二つにお答えしたいと思います。

 

ブログは伝えたいことを伝えるために書くもの

私がブログを書く理由は二つだけです。

一つは、「日本の貧困問題の現状と問題点を伝えたい」ということ。

二つ目は、「生きづらさを感じている人がちょっとでも楽になれるメッセージを伝えたい」という事です。

 

んで、この二つを伝え続けられれば、べつにお金はいらなかったんですよ。

逆に私は疑問に思っていました。

「お金を稼ぎたい」という理由だけで、よくブログを書き続けられるな、と。

だって、そうでしょ?、伝えたい事が無いのに、書く事が浮かんで来るわけがない。

 

やっぱり、長い間、プロブロガーとして活躍している人達は、伝えたいことがはっきりしているように思うんですよ

それに、ブログでお金を稼ぐのは、簡単じゃない。だったら、最初から、ブログでお金を稼ぐことを考えないで、淡々と自分の伝えたい事を書き続けたいと考えていたわけです。

今までは・・・・

 

ブログの最終段階は、ブログ飯に挑戦すること

約3年間、ブログを書き続けて来ました。3年間もブログをやっていると、だいたいの事は経験します。

自分が書いた記事がヤフーニュースに載ったり、スマートニュースに載ったり、はてブも毎回つくようになったし、はてな読者も1000人を超えました。

 

他にやってない事と言ったら、あとはブログ飯に挑戦する事ぐらいしかない笑

なので、2017年はAdSenseとアフィリエイトに挑戦しようと考えたわけです。

おそらく、当ブログは、ブログ界で一番、ブログの収益を考えていないブログだと思います笑

そんな当ブログが、本気になってAdSenseとアフィリエイトをやって、どれだけ成長できるのか?

自分自身が楽しみになって来ました。

もちろん、純粋にお金が欲しくなっちゃった、という理由もあります笑

 

という事で、2017年はブログ飯に挑戦する年にします。

とは言うものの、検索を意識するだけで、やる事はたいして変わりません。

引き続き、貧困問題、ライフハック記事を書き続けて行きます。

2017年もよろしくお願いします

共に、来年もブログを楽しんで行こうではないか?!

今週のお題「2017年にやりたいこと」

うつから抜け出すためには、ナルシストになる必要がある、と断言する理由

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昨日、興味深い2つのツイートを発見しました。

 

初めて抗鬱剤を飲んで効き始めた時、「普通の人ってこんなに楽なのか」と衝撃を受けた事は今でも覚えている。

心理学実験で自己認識能力を試験したら、精神的に健康な人より鬱病者の方が正確な認識を持っていて、「正常とは、ある程度の自惚れがある状態である」と本で読んだ時も衝撃を受けた。

 

抗鬱剤で根拠のない自信が湧いてくるの、つまり鬱でない正常な人はそんな根拠のない自信で常に満ちあふれてるということになると思うと正常な人ってかなり恐ろしい存在かそれともナルシストか何かに見えてくる

 

どうでしょうか?、すごく勉強になりますよね。

このツイートを見ると、つぶやいた方は、うつの当事者である事がすぐ解ります。

また、抗うつ剤を飲むと根拠のない自信」が湧いてくる、つまり、鬱でない正常な人はそんな根拠のない自信で常に満ちあふれてるということになると思う、という部分がこのツイートのポイントです。

 

確かに、そうかもしれないと思いませんか?

今、これを読んでいるあなたに自信があるとしたら、その根拠は何ですか?

それなりの会社に勤めていること、結婚して家族がいること、税金を払っていること。

いろいろと思いつく限りの根拠を挙げると思います。

が、きっと、うつにならない人は、それらの根拠が無くなったとしても、また新しい自信の根拠を探すんだ、と思うんです。

 

つまり、ツイート内にもあるように、うつにならない人はナルシストなんですよ

逆に言えば、うつの予防は、ナルシストになること、と言ってもいい。

ナルシストとは、自己愛に陶酔(とうすい)する人のことです。

 

うつにならないために、どうやったら自己愛に陶酔(とうすい)する人になれるのか?

私は、今のところ、ガチのうつになった事がありません。なので、そんな私がオスススメするナルシストになる方法をご紹介しましょう

 

生存を全力で肯定する

当ブログのテーマは貧困問題です。

そして、貧困問題解決に最も必要なのは、生存の肯定なんですよ

たとえ、経済的に役に立たなくても、生存は認められなければいけません。

私の好きな作家、雨宮処凛さんがご自身の本の中で、こんな事を言っています

 

生存は、無条件で肯定されなければならない。

生存は「褒美」であってはいけないし、「許可制」であってはならない

 

この思想こそが、貧困問題解決には必要なんです。

そして、実は、生存を肯定するこの思想こそ、私の生きる自信の根拠なんですよ

生存の肯定は、私のナルシストパワーの源です。

 

ですので、皆さんにもオススメします。

べつに特別、何かの役に立っていなくても、とりあえず生きている自分を肯定してほしい。

生きる事に図々しくなって、ナルシストになってください。

 

仕事ができる、結婚している、税金払ってる、などの根拠はまだまだ弱い。

無条件に生存を肯定する以上のナルシストパワーはありません

共に、生存を肯定して、ナルシストになろうではないか?!

親の介護、マジでどうする?、高齢者の貧困と向き合うために必要なたった一つの心得

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Kamil Porembiński

年末年始や親戚の集まりで、久しぶりに実家に帰ると、実感する事があります。

それは、両親の高齢化です。

たまに家族に会うと、「うわぁ~、お母さん、お父さん、歳取ったなぁ~」と、思わず感じてしまう人も多いのではないでしょうか?

 

多くの人が感じる、その実感は、けして間違いではありません。

実際に、あなたの両親は歳を取っています

という事は、あなたの親が認知症、自動車事故をしてしまう可能性、詐欺の被害、ちょっとした事で転んで怪我をしてしまうリスクも高まっている、という事なんです。

 

「そんな事は解ってるよ」と、言いたくなった人がいるかもしれません。

しかし、本当に解っていますか?

頭で解っている事と実行に移す事は、まったく別ものです。

 

久しぶりに両親に会って、親の高齢化を実感した時、あなたが親と向き合う絶好の機会なんですよ。

恥ずかしいとか、普段、話していないからなんて理由は、この際、捨てて、親と今後の事についてじっくり話し合うべきです。

もし、今、親の老後の事を家族で話さないと、手遅れになる事が出て来てしまうかもしれません。

「なぜ、そんなふうに脅すの?」と、ムカッとした人がいるかもしれませんね。

理由は簡単です。

親の高齢化を見て見ぬふりするという事は、同時に、当ブログのテーマである貧困問題を見て見ぬふりする事と同じだからなんですよ

どういう事か、説明しましょう。

 

親と子供の疎遠が貧困を生む

今は少子高齢化の時代です。

お年寄りが多くて、子供が少ない。そうなると、シンプルに考えて、国の経済力は弱まって行きます。

当然ですね、働ける若者が減って、働けない高齢者が増えて行くんだから。

働けない高齢者が増えて行くという事は、社会に大きな問題が浮上して来るということ。

 

それは、働けない高齢者は誰が面倒をみるの?、という問題です。

「そりゃ、子供でしょ?」、「家族が面倒みればいいじゃん」と思った事でしょう。

 

しかし、問題はそんな簡単じゃありません。

なぜなら、本来、親を支えなければいけない子供も自分の生活でいっぱいいっぱいになっているからです

 

考えてみてください。

私は先ほど、少子高齢化で働ける若者が減っているという話しをしました。

という事は、一人一人がやらなければいけない仕事が増えて行く、という事です。

これも当然ですね、働ける人の数が少ないんだから、一人がたくさんの仕事を抱えないと、会社が成り立たなくなります。

今お話ししたような「人が足りてない問題」が、ブラック企業サービス残業を生んでいる根元の原因だと思うんです。

 

さぁ、そうなると、高齢の親を持つ子供達は、こんなふうに考え始めます。

「親の高齢化はもちろん気にしているけど、でも、忙しくて今は考えられない」

こんなふうに考えるようになるんですよ。

独身なら、まだましです。でも結婚して、小さい子供がいたりすると、ますます、親の事を後回しにしがちになります

 

んで、残酷なのは、他ならぬ親自身が子供の忙しさに気がついている、ということ。

なので、親自身が娘、息子に迷惑にならないように、何かあっても連絡しないようになります

そうなると、いよいよ、貧困が静かに忍び寄って来る。

まず、認知症の初期段階を見逃します。または、詐欺にあっても、黙っているかもしれない。

最近、話題になっている高齢者の自動車事故だって、親族が親の高齢化に気がついて、車に乗らないように注意するしかありません。

 

そして、上記の問題、すべてに莫大なお金がかかって来ます

認知症は治療費、介護施設費、詐欺は被害額、自動車事故ももろもろのお金がついてくる。

これらの問題を長年、放置していれば、子供達の貯金額ではとてもまかないきれません。

私が親の介護の問題を見て見ぬふりする事は、貧困問題を見て見ぬふりする事と同じ事だと言ったのは、そういう理由からだったんです

そして、お気づきのように、介護離職の問題も、ここにあります。共倒れの可能性が出て来るわけです

どうすればいいのか?

 

解決策は一つだけです。

実家に帰ったら、親が話せるうちに今後の話しをしておくこと

子供である自分はどこまで出来てどこまでは出来ないのか、をしっかりと親に伝えておくこと

しっかりと話し合う。それが高齢者の貧困を防ぐ最初の一歩であり、子供である私達にしか出来ない事です。

共に、親と高齢者の貧困に向かい合って行こうではないか?!

年越し派遣村は終わってない!、ふとんで年越しプロジェクトにご協力ください

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年越し派遣村を覚えていますか?

ちょっとWEBサイトから引用してみましょう

 年越し派遣村に関するトピックス:朝日新聞デジタル

 

2009年、リーマンショックなどの影響で、派遣切りされた労働者らに年末年始の食事と寝泊まりできる場所を提供しようと、労働組合や支援団体「反貧困ネットワーク」など約20団体が12月31日〜1月5日、東京の日比谷公園派遣村を設置した。

想定を上回る人が集まり、実行委員会によると5日朝までの「入村者」は約500人。2日には厚生労働省が省内の講堂を緊急開放した。生活保護の相談などにも応じた。

 

思い出しました?

現在、私は35歳ですが、2009年当時は、まだ20代でした。

自分と年齢が近い20代の若者が派遣村を訪れているのをテレビのニュースなどで観て、「もしかしたら、自分も派遣村に行っていたかもしれない」と思ったのを覚えています。

考えてもみてください。

 

あなたが今、普通に生活出来ているのなら、ご自身の努力ももちろんありますが、半分は運が良かっただけです

「いや、いや、それは嘘だ、俺(私)は努力したから、今の生活が出来ているんだよ」と、訴える人がいるかもしれない。

しかし、それは楽観的な考えです。

 

「もしかしたら」の、「もし」を真剣に考えてみてほしい。

もし、親に虐待されていたら?

もし、家族にお金が無かったら?

もし、自分や家族が大きな病気を抱えていたら?

そんなふうに考えて行くと、自分の運の良さに気がつくはずです

 

「そんな事を言われても、自分にはどうする事も出来ない。派遣村に行っていたような人達に何が出来るの?」と、思う人がいるかもしれませんね。

出来る事はあるんです。

ぜひ、ふとんで年越しプロジェクトを知ってください。

 

派遣村は終わってない

派遣村の精神は、ふとんで年越しプロジェクトという名に変わって、今も受け継がれているんです。

現在、クラウドファンティングを行っています

motion-gallery.net

 

「もしかしたら、自分も派遣村に行っていたかもしれない」と少しでも思う人は、もう一人の自分を助ける気持ちで、クラウドファンティングにご協力ください

よろしくお願いします。

最後に、ふとんで年越しプロジェクトのプレゼンターである大西連さんの言葉を紹介しておきます

 

いつ・誰が・どのような理由で生活に困っても支援を受けることができるように、各自治体に常設の窓口が置かれています。

しかし、そこはお役所ですから、平日は9時~17時(12時~13時は昼休み)のみ、土日と祝日などは、「閉庁」といってお休みになってしまいます。

特に年末年始は、年によって違いますが、概ね1週間弱、そういった行政機関の窓口が閉まってしまい制度が利用できない期間になります。

3日くらいなら何とか野宿で耐えられるという人も、極寒のなか1週間だとちょっと厳しい。

年末年始は「仕事」がなくなる!

また、年末年始は役所だけでなく、さまざまな会社、事業所も休業期間に入ります。例えば、日雇い労働などの不安定な働き方をしている場合などは、そういった状況ですと仕事を失ってしまい、生活ができなくなってしまいます。

ですから、より不安定な働き方、生活を送っている方ほど、「年末年始」は仕事を失いやすく、かつ制度も窓口が閉まっていて利用できない、という事態に直面しやすくなってしまいます。

(引用元・「年越し派遣村」から5年 今年は?(大西連) - 個人 - Yahoo!ニュース) 

 

だからこそ、ふとんで年越しプロジェクトのような活動が必要になって来ます。

共に、ふとんで年越しプロジェクトを応援しようではないか?!