あなたが人から甘くみられるのは、自分を好きじゃないからです!
よく日本人は、自分より目上の人にお土産を持って行く時に、こんな事を言います。
「これ、つまらないものですが・・・」
あれ、よく解らないですよね笑、「つまらないものを何で持って来るんだよ」と、つっこみたくなります。
理由を考えてみると、きっと日本には、「でしゃばらない」、「一歩下がる」事が美しいという文化が根づいていて、そこから来た謙虚な気持ちが「つまらないものですが・・・」という言葉を生んだのではないか、と思うんです。
ここで、私は提案したい。この謙虚な文化、辞めませんか?
いや、べつに、人と話している時に謙虚なのは、それはマナーとしてありだと思うんですよ
しかし、心の中まで自分を卑下したり、自分の長所があるのに遠慮する必要はありません。
「僕(私)はすごい!」、「僕(私)はできる」と思っていたほうがいい。
なぜなら、身も心も謙虚で自分を卑下する姿勢が身についてしまうと、自己否定が強まってしまうからです。
自己否定が強まると、どうなるか?
はっきり言って、人に舐められます、甘くみられます。
これは、べつに相手の問題じゃないんですよ、自分を卑下する、自己否定する癖がついてしまったあなたの責任なんです
どういう事か?、説明しましょう。
周囲から大切にされない人の特徴
結論から言います。
人から大切にされないという事は、自分を大切にしていないという事なんです。
たとえば、先ほどのお土産の話しで説明しましょう。
「これ、つまらないものですが・・・」と、渡したお土産を相手が「本当につまらないものですね、これ!」と言って来たらどう思いますか?
まぁ、実際には、そんな事を言って来る人はいないと思いますが(笑)、ちょっと想像してみてください。
ちょっとムカッとしませんか?、「せっかく買って来たのに、そんな事言うな!」と、思いたくなるでしょ?
でも、よくよく考えてみてください。最初に、あなたが持って来たお土産を「つまらないもの」と言ったのは、あなた自身です。
そうなんです、相手はあなたが「つまらないもの」と言うから、本当に「つまらないもの」ですね、とリアクションしただけなんですよ。
これと同じ現象が人間関係、仕事でも起きます。
「僕(私)は何も出来ない役立たず」と思っていると、周囲の人達も役立たずと思う。
「自分には魅力なんてない」と思っていると、周囲の人達もあいつは魅力がないと思う。
すべて、自分からスタートしているんです。
もちろん、自分を大切にしたら、すべての人に大切にされるわけじゃありません。
しかし、ちゃんと、自分を大事にしてくれる人、大切にしてくれる人に気づけるようになる。
自分を大切に出来ない、自分の事が嫌いな状態でも、ちゃんと大切にしてくれる人、好きでいてくれる人はいたんです。
でも、自分の事が嫌いすぎて、「こんな自分を好きなわけがない」と思ってしまい、人の好意をスルーしていただけなんですよ。
どうでしょうか?、ぜひ、覚えておいてください。
共に、自分を大切にして行こうではないか?!