ミニマリストから学ぶ!誘惑に負けない人になる3つの方法
人生を変えてくれる本に出会ってしまいましたぁ~
ミニマリストの達人、佐々木典士さんが書いた「ぼくたちに、もうモノは必要ない」という本なんです
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: Kindle版
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まずは、ミニマリスト(必要最小限主義者)とは何か?その定義をご説明しましょう。
佐々木さんは、こんなふうに説明しています。
ミニマリストとは、「本当に自分に必要なモノがわかっている人」、「大事なもののために減らす人」
(中略)僕が思うミニマリストは、ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。
何が「必要」か、何を「大事」にするかというのは人によって違う。
「減らす」内容ももちろん違ってくる。ミニマリストに正解はないのだ。
いいですねぇ~、カッコイイ!
今日は、脱貧困に役立つミニマリスト思考を学んで行きたいと思います。
ミニマリストは、誘惑に負けない!
by:paolofefe
この本は、誘惑に負けない方法を私達に教えてくれます。
誘惑に左右されないこと。これは、当ブログのテーマである脱貧困にとって、とても重要です。
なぜなら、誘惑は、僕らのような貧困予備軍、貧乏人の命綱である貯金を虫食むものだからなんですよ
想像してみてください。
たとえば、コツコツとお金を貯めて、貯金300万円を目指している非正規社員(30代)がいるとしましょう。
「自分は未だに正社員になれないから、今は何かあった時の場合に備えて貯金を貯めておきたい!」
これが、彼が貯金300万円を目標にした動機です。べつに、悪いことじゃない、気持ちはよく解る。
しかし、彼は誘惑との戦いに苦戦しています。
皆さんも想像できると思いますが、ちょっと街中を歩くだけでも、ありとあらゆる誘惑が声を掛けて来ますよね。
居酒屋の客引き、コンビニのドーナツ、からあげ棒、本屋の新刊発売の広告、ツタヤの新作案内。
「買わないけど、ちょっと見てみるか!」と思ってしまったら最後、かなりの高い確率で買ってしまいます(笑)
しかも、今まで我慢していた分だけ、反動がでかい!、一回でも誘惑に負けてしまうと、「もう、いいや!」と思ってしまい、一気に欲しかった物を買ってしまう。
そして、どんどん自分が嫌いになって行く。「誘惑に負けてしまった自分は、何て弱い奴なんだぁ~」と感じて、ヤケになって行きます。
また、いつもより多く買っちゃった、ぐらいなら、まだ可愛いほうです。
ヤケになったのをきっかけに、パチンコ、お酒、男性なら風俗、女性ならホストにハマってしまう。いわゆる依存症と呼ばれる症状が出て来てしまうと、もう手がつけられません。
医者に行って、治療するレベルになってしまいます。
今の世の中、ストレスを感じる→誘惑に負ける→お金を使う→貯金が貯まらないという負のスパイラルが蔓延しています。
僕は思ったんです。この負のスパイラルを脱却するためには、ミニマリスト(必要最小限主義者)思考を学ぶしかない!
ポイントは、冒頭で紹介した言葉です。
「ミニマリストは、ただ他人の目線を気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なものがわかっている人」
これです!これ!、「欲しい」モノと「必要」なモノは違う。この感覚を理解する事が誘惑に負けない人になる第一歩です。
具体的に学んで行きましょう。3つに絞ってみました。
その1・モノを捨てる!モノを減らす!
この本のメインテーマであるモノを捨てること、減らすこと。
これは、捨てるという行為そのものよりも、先ほど書いたように、「欲しい」モノと「必要」なモノをゆっくり考える事に意義があると思うんです。
僕らがストレスに負けて、いろいろなモノを買っちゃうのは、そもそも「欲しい」モノと「必要」なモノをよく解っていないから、ではないでしょうか?
まずは、モノを捨てる、減らす行為の中で、そのことに気がつきましょう。
僕も、この本を読んで、さっそく、掃除を始めました。
本当に、「何でこんなの取っておいたの?」と、自分で疑問に思うモノが出て来たりします笑、必要なモノがわかっていないんですよ
その2・ミニマムライフコストを理解する
これは、まず佐々木さんの言葉を引用してみましょう。
ミニマムライフコストという言葉がある。
簡単に言えば、自分が生きて行く上で、最低限に必要なお金だ。
家賃に食費に光熱費に通信費、自分が生きていくのにどうしても必要なお金を把握しておくのは、一度やってみる価値のあることだと思う。
これも、めちゃくちゃ大事です。
そもそも、僕らがストレスを感じる→誘惑に負ける→お金を使う→貯金が貯まらないという負のスパイラルにハマってしまうのは、一番最初に感じるストレスに負けているからです。
だから、何がストレスを感じさせているのか?をじっくりと考えなければいけません。
おそらく、多くの人が仕事のストレスを一番に考えるのではないでしょうか。
そんな時、ミニマムライフコストを考える事は、とても役に立つんですよ。
自分が生活して行くうえで、本当に必要なお金が解れば、働き方を変えられる可能性が出て来るんです
ぜひ、考えてみましょう。
その3・人と比べるのを辞める
人と比べる事って、なかなか辞められないですよね。
でも、そこで、諦めたら試合終了です(←名言出ました!笑)
人が誘惑に負けてしまうのは、人と比べてしまうからです。羨ましいという気持ちが、余計なモノを買わせているんですよ。
佐々木さんは言います。
自分に必要なモノがわかるミニマリストになれば、比べる「誰か」ではなく、自分にフォーカスが写っていく。
これですよ、これ!
ぜひ、チャレンジしてみましょう。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、言っておくと、僕はミニマリストに憧れているマキシマリストです(笑)
欲望、誘惑にめちゃ弱い。しかし、ミリマリストから学び続けて行きたいと思います。
共に、ミニマリストから学んで行こうではないか?!