脱貧困ブログ

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ミニマリストから学ぶ!誘惑に負けない人になる3つの方法

人生を変えてくれる本に出会ってしまいましたぁ~

ミニマリストの達人、佐々木典士さんが書いた「ぼくたちに、もうモノは必要ない」という本なんです

 まずは、ミニマリスト(必要最小限主義者)とは何か?その定義をご説明しましょう。

佐々木さんは、こんなふうに説明しています。

ミニマリストとは、「本当に自分に必要なモノがわかっている人」、「大事なもののために減らす人」

(中略)僕が思うミニマリストは、ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

何が「必要」か、何を「大事」にするかというのは人によって違う。

「減らす」内容ももちろん違ってくる。ミニマリストに正解はないのだ

 

いいですねぇ~、カッコイイ!

今日は、脱貧困に役立つミニマリスト思考を学んで行きたいと思います。

 

ミニマリストは、誘惑に負けない!

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by:paolofefe

この本は、誘惑に負けない方法を私達に教えてくれます。

誘惑に左右されないこと。これは、当ブログのテーマである脱貧困にとって、とても重要です。

なぜなら、誘惑は、僕らのような貧困予備軍、貧乏人の命綱である貯金を虫食むものだからなんですよ

想像してみてください。

 

たとえば、コツコツとお金を貯めて、貯金300万円を目指している非正規社員(30代)がいるとしましょう。

「自分は未だに正社員になれないから、今は何かあった時の場合に備えて貯金を貯めておきたい!」

これが、彼が貯金300万円を目標にした動機です。べつに、悪いことじゃない、気持ちはよく解る。

しかし、彼は誘惑との戦いに苦戦しています。

皆さんも想像できると思いますが、ちょっと街中を歩くだけでも、ありとあらゆる誘惑が声を掛けて来ますよね。

居酒屋の客引き、コンビニのドーナツ、からあげ棒、本屋の新刊発売の広告、ツタヤの新作案内。

「買わないけど、ちょっと見てみるか!」と思ってしまったら最後、かなりの高い確率で買ってしまいます(笑)

しかも、今まで我慢していた分だけ、反動がでかい!、一回でも誘惑に負けてしまうと、「もう、いいや!」と思ってしまい、一気に欲しかった物を買ってしまう。

そして、どんどん自分が嫌いになって行く。「誘惑に負けてしまった自分は、何て弱い奴なんだぁ~」と感じて、ヤケになって行きます。

また、いつもより多く買っちゃった、ぐらいなら、まだ可愛いほうです。

ヤケになったのをきっかけに、パチンコ、お酒、男性なら風俗、女性ならホストにハマってしまう。いわゆる依存症と呼ばれる症状が出て来てしまうと、もう手がつけられません

医者に行って、治療するレベルになってしまいます。

今の世の中、ストレスを感じる→誘惑に負ける→お金を使う→貯金が貯まらないという負のスパイラルが蔓延しています。

僕は思ったんです。この負のスパイラルを脱却するためには、ミニマリスト(必要最小限主義者)思考を学ぶしかない!

ポイントは、冒頭で紹介した言葉です。

ミニマリストは、ただ他人の目線を気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なものがわかっている人」

これです!これ!、「欲しい」モノと「必要」なモノは違う。この感覚を理解する事が誘惑に負けない人になる第一歩です。

具体的に学んで行きましょう。3つに絞ってみました。

 

その1・モノを捨てる!モノを減らす!

この本のメインテーマであるモノを捨てること、減らすこと

これは、捨てるという行為そのものよりも、先ほど書いたように、「欲しい」モノと「必要」なモノをゆっくり考える事に意義があると思うんです。

僕らがストレスに負けて、いろいろなモノを買っちゃうのは、そもそも「欲しい」モノと「必要」なモノをよく解っていないから、ではないでしょうか?

まずは、モノを捨てる、減らす行為の中で、そのことに気がつきましょう。

僕も、この本を読んで、さっそく、掃除を始めました。

本当に、「何でこんなの取っておいたの?」と、自分で疑問に思うモノが出て来たりします笑、必要なモノがわかっていないんですよ

 

その2・ミニマムライフコストを理解する

これは、まず佐々木さんの言葉を引用してみましょう。

ミニマムライフコストという言葉がある。

簡単に言えば、自分が生きて行く上で、最低限に必要なお金だ

家賃に食費に光熱費に通信費、自分が生きていくのにどうしても必要なお金を把握しておくのは、一度やってみる価値のあることだと思う。

これも、めちゃくちゃ大事です。

そもそも、僕らがストレスを感じる→誘惑に負ける→お金を使う→貯金が貯まらないという負のスパイラルにハマってしまうのは、一番最初に感じるストレスに負けているからです。

だから、何がストレスを感じさせているのか?をじっくりと考えなければいけません。

おそらく、多くの人が仕事のストレスを一番に考えるのではないでしょうか。

そんな時、ミニマムライフコストを考える事は、とても役に立つんですよ。

自分が生活して行くうえで、本当に必要なお金が解れば、働き方を変えられる可能性が出て来るんです

ぜひ、考えてみましょう。

 

その3・人と比べるのを辞める

人と比べる事って、なかなか辞められないですよね。

でも、そこで、諦めたら試合終了です(←名言出ました!笑)

人が誘惑に負けてしまうのは、人と比べてしまうからです。羨ましいという気持ちが、余計なモノを買わせているんですよ

佐々木さんは言います。

自分に必要なモノがわかるミニマリストになれば、比べる「誰か」ではなく、自分にフォーカスが写っていく。

これですよ、これ!

ぜひ、チャレンジしてみましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

ちなみに、言っておくと、僕はミニマリストに憧れているマキシマリストです(笑)

欲望、誘惑にめちゃ弱い。しかし、ミリマリストから学び続けて行きたいと思います。

共に、ミニマリストから学んで行こうではないか?!