知らないと絶対に損をする!イケダハヤト流「炎上を恐れない技術」初級編
人が貧困生活、貧乏生活に入ってしまう、きっかけって何でしょう?
たとえば、仕事が上手く行かずに、ウツっぽくなってしまって、ひきこもってしまう。
そして、親との関係も上手く行かず、家を出てホームレス生活に突入する。
実際、このパターンでホームレス生活になってしまった人って、けっこういるんじゃないでしょうか?
そもそも論で考えてみましょう。
そもそも、仕事が上手く行かなくなってしまった原因は何か?
そもそも、親との関係が上手く行かなくなってしまった原因は何か?
それを考えて行くと、一つの結論に辿り着きます。
それは、『人の批判、悪口に耐えられなくなってしまった』からだと思うんです。
仕事でミスしたとします。
職場や環境にもよりますが、ありとあらゆる批判、悪口を使って、かなりこっ酷く怒られるでしょう。
仕事を辞めて家に帰って来た、その日から、親に、「早く仕事をしろ!」、「なまけるな!」と批判という名のプレッシャーをかけられると思うのです。
「そこまで言わなくてもいいのにぃ~」と、叫びたくなる日々が続いた結果、どんどんと職場に行くのが億劫になって行く。
我々、心の虚弱体質さんが貧困男子、貧困女子にならないためには、どうやら、「批判、悪口を気にしない、恐れない能力」が必要になって来るようです。
それは、貧困男子、貧困女子に限らず、ふつうに生活する一般市民も一緒ですよ。
批判、悪口を気にした結果、心の虚弱体質さんの仲間入りする事だってあるんです。
他人事じゃありません。
もしかしたら、「言っている事が低レベルすぎないか?子供じゃあるまいし」と、思った方もいるかもしれませんね。
でも、本当に低レベルですか?本当に子供っぽい意見ですか?ぜひ自問自答してもらいたいんです。
上司に言われた悪口を気にして、あなたの仕事のパフォーマンスが下がった事はありませんか?
いかにして、「悪口、批判」を恐れないようになるか?
これは、我々にとって、けっこう大事な命題なんですよ
その命題に数年間、向かい合ってきた、プロ・ブロガーがいます。
イケダハヤトさんです。
今回、イケダさんは新刊、『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか?』を発売されました。
歯に衣着せぬ発言から多数の炎上(悪口、批判)を経験している人物です。
この本は、今まで僕が考えて来た、『批判、悪口を気にしないように、恐れないようになるためにはどうすればいいのか?』という疑問に答えてくれる本でした。
気になったところを引用させて頂きます。
「寛容な社会をつくるためには、ぼくらは理解できない相手を排除するのではなく、少なくとも対話しようと試みなければなりません。
対話の結果、何らかの合意が得られなくとも、それによってなるほど、こういう人もいるんだ、という事実をわかりあうことはできます」
「対話のない社会というのは、あなたが会社の中で他人のミスをなすりつけられ、その結果、上司があなたを一方的に間違った人間として断絶してくる状況に似ています。(中略)一方で、対話という選択肢が用意されていれば、あなたは自分への誤解を解く事ができるかもしれません」
「ぼくらが目指すべきは、多様性を認める、寛容な社会を作り上げる事です。
金子みすゞの詩にあるように、みんなちがって、みんないい、という価値観がほんとうに浸透するような社会です」
どうでしょう?まず、この事をしっかり理解しましょう。
「対話のある社会」、「みんなちがって、みんないいという価値観が浸透する社会」。
それは、つまり、あなたの「そこまで言わなくてもいいのにぃ~」という感情は間違ってないという事なんです。
なぜなら、あなたも多様性を認める、寛容な社会の一員だからなんですよ。
今回の初級編では、この事を理解するようにしましょう。
きっと、ここまで、読んでいくと、一つの疑問が出て来ると思います。
「みんなちがって、みんないいという価値観が浸透する社会の一員である事はわかった。でも、実際は違うじゃないか!社会は全然、寛容じゃないぞ!批判、悪口を恐れないなんて無理なんだよ!」
うん、解ります、その気持ち。しかし、イケダさんはその事にも触れていて、解決策を提示してくれています。
それは、ズバリ、「立場を築くこと」
明日は、中級編、「立場を築くこと」について、書かせて頂きます。
ご期待ください。