知らないと絶対に損をする!イケハヤ流「炎上を恐れずマッチョに生きる方法」中級編
さて、前回に引き続き、イケダハヤトさんの『なぜ僕は炎上を恐れないのか?』をテキストにしながら、「非難、悪口を気にしない、恐れない人になる技術」を学んで行きましょう。
前回は、「対話のある社会」、「みんなちがって、みんないいという価値観が浸透する社会」を目標にして行こうというお話しをしました。
そして、ひきこもり、ニート、心の虚弱体質さんなどの人達は、自分たちがマイノリティ側である事を誇りに思う事にしよう。
なぜなら、僕らはみんなちがって、みんないいという価値観が浸透する社会の一員なのだから。
そんな考え方が、非難、悪口を気にしない、恐れなくなるための基礎、ベースになって行く。
簡単に言うと、前回、そんな事を僕はお伝えしたかったんだと思います。
ただ、そこで、疑問が出て来ます。
『みんなちがって、みんないいという価値観が浸透する社会を目標にする事は解った。でも実際は、違う。
今の社会はみんな同じで、みんないいという価値観が浸透しているんじゃないのか?
そんな社会では、結局、非難、悪口を気にしない、恐れない生き方なんて不可能じゃないのか?』
当然、そんな疑問が出て来ると思うんです。
そこで、今日のテーマです。
みんな同じで、みんないいという、つまらない価値観が浸透している社会の中で、非難、悪口を気にせず、恐れないためにはどうしたらいいのか?
イケダさんの提案はシンプルです。
ズバリ、マッチョになる事です。
と言っても、よく解らないですよね?(笑)、以下、本文から引用です。
『たとえば、あなたが会社員であるとしましょう
あなたの上司は、すごく嫌な奴で、あなたが何かを発言するたびに、理不尽極まるダメだしをしてきます
上司はあなたのことを嫌っているのです
あなたは社内的な立場が強くないので、周りの社員はあなたに同情はしつつも、社内ではつねに上司の味方をします
(中略)そういう環境のなかでは、炎上を恐れない心を持つことそれ自体が困難です
(中略)では、どうすればそのような環境においても、あなたは炎上を恐れない心を持ち、自分の声を届ける事が出来るのでしょうか?
かなりマッチョな考え方なのは承知で申し上げますが、考えうるひとつの方法は、会社の中で圧倒的なスピードで、圧倒的な成果を出し、自由に発言できる地位を確立する事です』
どうでしょうか?
今、あなたは「ちょっと待てぇ~、それが出来たら苦労しないよぉ~」と、ツッコミたくなってしまったんじゃないですか?(笑)
実は、僕も最初に、この文章を読んだ時、「イケダさぁ~ん、それは、さすがに無理っすよ!」と、心で叫びました(笑)
やっぱり、僕らのような心の虚弱体質さん達は、勝った回数よりも、負けた回数のほうが多いです。
そんな負けた回数の多い人達に、「圧倒的なスピードで、圧倒的な成果を出し、自由に発言できる地位を確立すればいい」とアドアイスしても、ポカンとしてしまいます。
ただ、ここは一つ深呼吸して、冷静になりましょう。
ちゃんと、僕らのような心の虚弱体質さん達のためのアドバイスも用意されているんです。
以下、引用です。
『頑張るというのは、よし今日から俺は本気を出す、と自分を振るい立たせて、一念発起し、何かに取り組むことです
それはその時点で、どうしたって限界があります。頑張る必要がある時点で、もう自然体ではない。
頑張るというのは、今よりも無理をする事に相違ありません
それでは全然、ダメなんです』
『明らかに勝てない勝負を続けるのは苦痛で、楽しくありません
そうなると、どうしたって頑張る必要が出て来ます
一方で、ここは自分の居場所で、ここなら自分は勝てるんだと、自分の存在意義を感じる事ができる場所に身を置けば、自然とその場所が好きになり、いつしか情熱を抱けるようになります
純粋に好きでないことでも、誰もやらないニッチに移動することで、ある程度は情熱を抱くことができるようになる
そして、やはり情熱は必要です』
うん、いいですね、今度は納得なんじゃないですか?
とくに、『頑張る時点で、すでに自然体ではない』って、激しく同意しますね。
また、僕ら心の虚弱体質さんは、どうやら、誰もやらないニッチな場所に移動する事によって、圧倒的なスピード、圧倒的な成果で、自由に発言できる地位を確立する事が出来るような気がします。
そこで、参考書をもう一つ紹介させてください。
スキマ評論家入門という本です。
日本全国のマニアな評論家たちがのっている本なんです。
ぜひ、この本を読みながら、「自分だったら、どの分野の評論家になれるかな?」と、ワクワクしながら考えてみてください。
ぼくらのような心の虚弱体質さんは、誰もが狙うような大手の会社に入って、圧倒的な成果を上げるのは無理です。
しかし、誰もやっていない事に目を向けて、そこで成果を出そうとすることは、なんだかワクワクするものです。
自分たちでも、できます。
ぜひ、イケダさんの「なぜ僕は炎上を恐れないのか?」と「スキマ評論家入門」を読みながら、自分だけの場所、自分が勝てる場所を探してみてください。
ちなみに、今、有名なのはふんどしの中川ケイジさん、コンビニアイス専門家、アイスマン福留さんでしょうね。
イケダさんも、ブログでお二人を紹介しています。
さて、次回はいよいよ上級編、本の中でとくに好きな第七章、八章について語ります。
ご期待ください。