ひきこもりの子供を持つ親御さんに告ぐ、「このままじゃダメになるよ」と、言っちゃダメです!
最近、日本の教育が脅し型だって事に気がつきました。
「こいつ突然、何を言い出すんだ?」と思ったかもしれませんね。
でも、幼少の頃や学生時代を思い出してみると、確かにそうだったなって事に気がつくと思うんですよ。
「こんな成績じゃあの学校へは行けないよ」
「将来のために、ちゃんと勉強しておきなさい」
これって、脅しですよね?
こんな言葉を多かれ少なかれ言われ続けて来たのが、僕らの人生だったように思うんです。
でも、これは、本当は異常事態です。
だって、つねに、「この先を心配しろ!不安になれ!」って言われているようなものなんですから。
何でこんなにも、『この先、いろいろ楽しい事もあるよ、やれるだけやってごらん』と、アドバイスする人が少ないのか?僕は子供の頃から不思議で仕方なかったんです。
「将来を心配されるって事は、人より歩みが遅い奴らなんでしょ?、だったら、希望を持たせたら可哀そうじゃん、現実を見なきゃ!」と、大人のあなたは思うかもしれない。
しかし、僕は違うと思うんです、はっきりと。
なぜか。それは、世の中には、プレッシャーや悔しさをエネルギーに変える人と楽しさ、喜びをエネルギーに変える人がいると思うからです。
プレッシャーや悔しさをバネに出来る人は、脅し型の教育でいいでしょう。
でも、楽しさ、喜びだけをエネルギーに変える人は、脅し型は逆効果なんです。
楽しさ、喜びを求める人達とは、ニートや心の虚弱体質さん、そして、ひきこもりの人達です。
僕は、彼らに脅し型の教育はもったいないと思っています。
教育の仕方、アプローチの仕方を変えれば、彼らは一気に開花する可能性があるからなんですよ。
それは、歴史が証明しています。
たとえば、トーマスエジソン。
彼なしでは、20世紀の科学は成り立たたないほど、偉大な科学者です。
しかし、かなりの変わり者でした。学校では落第生。
でも、母親の教育の仕方、アプローチの仕方が良かったから、エジソンは歴史に名を残す偉人になる事が出来たんです。
エジソンの母親は、脅し型の教育じゃなかったんですよ!
もし、この記事を読んでいる人の中に、子供がひきこもりで悩んでいる親御さんがいたら、ぜひ脅し型の教育、アプローチを辞めてみてください!
あなたは、『追いつめてこそ、力が発揮できる』と思っているかもしれません。
それは、違います。
ニートや心の虚弱体質さん、ひきこもりの人達は、『失敗してもいい』、『何度でもやり直せる』と思うから、前に進めるんです。
この事を忘れないでください。
そして、貧困男子、女子予備軍である彼らが生きやすくなれば、自ずと、貧困に寛容な社会が生まれるのではないか?と思っています。