脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

小さいことにくよくよしてしまうあなたへ

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人はなぜ小さい事にくよくよしてしまうのでしょうか?

友達から言われたちょっとした悪口を気にしたり、取り越し苦労で起きてもいない事を心配したり、仕事のちょっとしたミスをいつまでも気にしてしまったりする。

 

しかし、いつまでも、くよくよ、ウジウジしているわけには行きません。何か対策を考えなければ。

あなたは、くよくよした時、どうやって立ちなおっていますか?

 

食べる、寝る、遊ぶ事で、くよくよした気分を転換すると言う人もいるでしょう。

けれど、いつも、食べる、寝る、遊ぶ事でくよくよを撃退できるわけじゃない。

もっと、自分がくよくよした時に、すぐ気分を転換できる考え方のクセを身につけておかなければいけないと思うんです。

 

そこで、今日は、一緒に考えてみましょう。どうやったら、くよくよから脱出できるか、を。

 

すべては小さなことだ

くよくよからの脱出を考えるために、ぜひ、参考にしたい本があります。

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)

コミック版 小さいことにくよくよするな!

コミック版 小さいことにくよくよするな!

 1998年に大ベストセラーになった心理学者・リチャード・カールソンが書いた「小さいことにくよくよするな!」という本です。

当時、学生だった私は、この本をいつもバックの中に入れて、暇があれば読み返していた記憶があります。

この本は、シンプルでありながら、くよくよしないためのアイディアがたくさん書かれているんです

この本に書いてあるアイディアを紹介しながら、進めて行きましょう。

以下に3つにまとめました。

 

いま、この瞬間を生きる

リチャード・カールソンは言います。

かなりの部分、わたしたちの心の安定は、いまこの瞬間をどれぐらい生きているかにかかっている。

昨日や昨年起きたこと、明日起きるかどうかわからないことに関係なく、あなたが生きているのは、この瞬間なのだ、いつも!

 

いいこと言いますねぇ~、まさに、その通りです。

取り越し苦労や起きてしまった事にくよくよするのを辞めて、今に集中しましょう。

カールソンは、文の最後に、偉大な二人の言葉を読者に贈っています。

 

人生は、ぼくらが他の計画を練っている間に過ぎていくんだよ、byジョンレノン

わたしは人生の苦難を味わってきたが、実際に起きたのはほんの少しだった、byマーク・トウェイン

 

これも、いいこと言うなぁ~(笑)

 

人生は不公平、が当たり前

これも、この本の中で好きなアドバイスの一つです。

そして、いつも忘れないようにしています。

確かに、そうだ!、と思いませんか?

 

あなたが今持っているモノを想像してみてくだい。

仕事、家族、友達。

努力して手に入れたモノもあれば、努力しないで、まるで、誰かからの恵みのように、気づかないうちに側にあったモノがあるはずです

そして、あなたが気づかいうちに、側にあったものは、他の人から見れば、すごく羨ましいモノかもしれません

そもそも、日本は今、戦争をしていない。それだけで、内戦をしている国や戦争中の国から見れば、不公平です。

 

世の中は、不公平に出来ている

だから、「不公平じゃないか!」と、くよくよしてもしょうがない。もともと、不公平なんだから。

淡々と不公平である事を受け入れて、自分のやれる事をやりましょう。

 

思いを伝えるのは今日しかない

作家のスティーブン・レヴァインは言っている。

あと一時間しか生きられず、たった一人にしか電話ができないとしたら、誰に電話をかけて何を言いますか?

それに、なぜじっと待っているんですか?

 

いい!、痺れますね(笑)

この言葉を受けて、カールソンはこんなふうに言います。

私たちは何を待っているんだろう?

たぶん、私達は永遠に生きられると信じたがっているか、愛する人達に「いつか」そう言おうと思っているかのどちらかだ。

 

どうでしょうか?、これはすべての事に言えます。

やりたかった仕事や趣味、好きな異性への告白、会っていない友達と会うこと、それらのすべての事をやるチャンスは今日しかありません

死はいつ訪れても不思議ではない。だからこそ、今日しかないという気持ちで生きる。

そうすれば、くよくよしている暇はありません。

 

どうでしたか?まだまだ、面白いアイディアが書かれているので、ぜひ読んで確かめてみてください。

共に、くよくよから脱出して、楽しみを追求しようではないか?!

貧困問題解決を伝えているからって、左翼や意識高い系になるわけじゃない

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私は貧困問題をテーマにこのブログを書いています。

そして、時々、貧困問題解決を志すNPO団体にボランティアとして参加させて頂いたりしているんです。

 

そんな日々を送っているからか、学生時代の同級生は私の事をこんなふうに言います。

意識高い系って事でしょ?、おまえ、左翼になったんだね?なんか怖い(笑)」

 

これ、このブログを読んでくれている方も思ってる人いるんじゃないですかね?笑

左翼とは何か?、意識高い系とは?、ちょっと、ネットで調べてみました。

 

まず、左翼とは、「より平等な社会を目指すための社会変革を支持する層」。

そして、意識高い系とは、自分を過剰に演出するが中身が伴っていない若手、前向き過ぎて空回りしている若者という意味です

 

いろいろと書いてありましたが、上記の説明が一番、左翼、意識高い系を表していると思うんです。

確かに、私は貧困問題解決を通して、より平等な社会を目指してはいます。

そこが、周囲から見れば、前向き過ぎて空回りしている若者に見えるのでしょう(笑 

 

だから、結果的に、「おまえ、なんか怖い」と言われてしまうのかもしれない。

しかし、考えてみれば、当たり前ですが、私は自分から「左翼」や「意識高い系」を目指したわけではありません。左翼じゃないし、意識高い系じゃない。

結果的に、「左翼」っぽく、「意識高い系」っぽく見えているだけで、単純に楽しい社会を願っているだけなんです。

今回は、その事について、ちょっと語ってみます。

 

社会問題解決は楽しい

貧困問題が解決されるとはどういう事か?

簡単に言えば、生活に困っている人がいなくなるという事です。

きっと、「左翼」、「意識高い系」を怖がる人達は、あるイメージが頭にあるんだ、と思います。

それは、「自分達の言いたい事を通すために、反対する意見を倒して行く人達」という恐ろしいイメージです。

しかし、私は純粋に生活に困っている人達がいなくなればいいな、と願い、アイディアを提案しているだけで、自分の意見に反対する敵を倒せば、貧困問題が解決するとは思っていません。

ですので、過激な左翼ではないし、意識高い系でもないんです。

 

何度も言いますが、単純に生活に困る人達がいなくなれば楽しいと思い、そのためのアイディアを皆さんと考えたいだけなんですよ

なので、怖くないし、むしろ、楽しい事をやっていると思っています。

 

仮想の敵を倒しても意味がない

そもそも、敵を倒しても、貧困問題は解決しません。

と言うよりも、誰かを敵にして、その事で団結力を得て、組織として力を発揮して行く活動方針は賛成できないんです。

大事なのは、自分の意見に反対する人を倒す事ではなく、貧困問題を解決する事だから。

だから、よく、「君は自民党が嫌いなんでしょ?」と言われますが、自民党が嫌いなんじゃなくて、自民党がやっている事が嫌いなんですよ。

自民党に何にか恨みがあるわけじゃない。よって、民進党共産党が政権を取ったからって、貧困問題解決に取り組んでいないなら、文句を言うし、注意して行きます。

 

あくまで、貧困問題を解決して行ったほうが、みんなが楽しい社会になるんじゃないか、と訴えているだけなんです。

そこが重要なのであって、「左翼」とか「意識高い系」とか「反自民党」とか、そういうキーワード、称号は関係ない。意味がないんですよ。

 

時々、「左翼になったの?」、「意識高い系なの?」と聞かれる事があるので、書いておきました。

共に、貧困がない世の中を考えて行こうではないか?!

自分の中のかまってちゃんを暴れさせない3つの方法

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人は皆、心の中にかまってちゃんを飼っています

かまってちゃんとは、自分の事をかまってほしくて、「かまって、かまって」と、言って来る人のこと。

 

皆さん、かまってちゃんになる事ありません?、私は時々、あります。

たとえば、人気者の友達をわざと怒らせて、こっちに向いてもらう事を試みたり、モテる後輩に嫉妬して、その後輩を頻繁に呼んで、説教してみたりする。

 

最低ですね(笑)

まぁ、でも、そんな事をしてしまうのは、結局、自分に自信がないからです

だから、かまってちゃんになって、周囲の人達をふり回した後、強烈な自己嫌悪感がやって来たりする。

「あぁ~、自分って、何でこんなにダサいんだろう・・・」と、落ち込んでしまう

皆さんも経験があるのではないでしょうか?

 

自己嫌悪感いっぱいになるのが解っているんだから、なんとかして、かまってちゃんにならない方法、自分の中のかまってちゃんを暴れさせない方法を考えて行かなければいけません。

そこで、私、考えました。

自分の中のかまってちゃんを暴れさせない方法を。以下の3つにまとめました。

 

その1・暴れるのを許してあげる

これを読んでいる方は、こんなふうに怒るかもしれない。

自分の中のかまってちゃんが暴れない方法を知りたいのに、いきなり、それを許す、とは何事だ、と。

しかし、自分のかまってちゃんが暴れたら、許してあげたほうが、次に暴れる事を防ぐ事が出来ます。

 

「自分はダメだ」という自己嫌悪感に支配されると、ヤケになって、本当にシャレにならないレベル、犯罪者一歩手前のかまってちゃんになってしまう可能性があります。

ですので、一回は許してあげる。

 

「でも、周囲の友達に嫌われちゃったんじゃないか、と思って、顔を合わせられない。それが心配で、結局、落ち込んじゃう」

もしかしたら、こんなふうに訴えて来る人がいるかもしれません。

しかし、安心してください。一度や二度、かまってちゃんになったぐらいで、嫌われたりしません

もし嫌われてしまったら、最初から、そんなに仲が良くなかったんだ、と思って諦めましょう。

 

その2・人気者も辛い事を忘れない

人がかまってちゃんになってしまう時は、どんな時でしょうか?

それは人と比べて、嫉妬している時です。

人と比べて、あの人より自分は劣っていると感じてしまうから、自信が無くなり、かまってちゃんになってしまう。

 

だから、自分の中のかまってちゃんを静めるためには、嫉妬するのを辞めなければいけません。

そのために、人気者の辛さ、優秀な人達の辛さを想像しましょう

人より優れている人達は、多くの人に嫉妬され、批判や中傷を受けていたりします。

それは、芸能人を想像してみれば解ります。

あの人達って、本当にプライベートがありませんよね。ファンもいますが、アンチもたくさんいる。

それは、あなたが嫉妬する相手だって、同じなんです。

想像力を使いましょう。悩みの無い人はいません

 

その3・嫉妬をエネルギーにする

自分の中のかまってちゃんが暴れているという事は、誰かに本気で嫉妬しているということ。

だったら、その本気の嫉妬を利用しましょう

考えてみてください。

 

人が何かを勉強する時、学ぶ時、練習する時、必要なものがあります。

それは、成長したいというモチベーションです。

そして、その成長というモチベーションは、嫉妬ぐらいネチネチした気持ちがないと発揮できないんです。

三日坊主という言葉がありますが、すぐ飽きてしまうのは、結局、エネルギー不足なんですよ。

なので、せっかく嫉妬という強い気持ちが湧き上がって来ているんだから、それを利用する。

「ちきしょう、自分も追いつけてみせる、いつか勝ってみせる」

そんな気持ちになってみましょう。

ただし、犯罪はダメですよ、それは、かまってちゃんに憑依されています

くれぐれも気をつけて!

 

どうでしょうか?、3つのうち、どれかをやってみてください。

共に、かまってちゃんと仲良くして行こうではないか?!

文章で「伝えたい」事を伝えるために、憧れの文章を真似しよう

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ここ数年、文章を書く機会が多くなって来ました。

ライター、作家、エッセイスト、コラムニスト

などの、文章を書いてお金を稼いでいるプロの人達ではなく、会社員、OLなどの一般の人達が文章を書かなければいけない場面に遭遇(そうごう)するようになった、と思うんです。

 

たとえば、今では、メールを書く事は仕事に欠かせません。

企画書やレポートはもちろんのこと、メールマガジンや会社のブログ、SNSからツイッタ―まで、書く機会は格段に増えています。

これは、つい数十年前までは、あり得なかった事です。

 

なぜ、プロではない人達が、こんなにも、文章を書く機会が増えてしまったのか?

それは、皆さん、よくご存じのように、WEB、ネットが誕生したからですよね。

ツイッタ―、フェイスブック、ブログ、WEBサイトなどが登場し、企業がそれらに参入しなければ時代に乗り遅れるようになってしまった。

だから、文章を好きでもない人達が文章を書く機会が増えてしまったんですよね

 

そこで、ネットの発展と共に、文章術も変わって行きました。

どんなふうに変わったのか、ちょっと一緒に考えてみましょう。

 

伝える前に、読ませる

これを説明するには、プロブロガー・イケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を読むと、よく解る。

武器としての書く技術 (中経出版)

武器としての書く技術 (中経出版)

 本の冒頭には、こんな事が書いてあります。

これからの時代は、文章をWEB上に発表する事が多くなって来るでしょう。

意見を述べる、人を感動させるなど、何かを伝えるにはウェブを使うことが前提となります。

 

(中略)ウェブで文章を発表することは「ストリートライブ」に似ています。駅前などで若者が歌っている、あれです。

これからの文章術は、こうした、いわば「ゲリラ戦」に対応しなければなりません。

偶然通りかかった人の足を止めないといけないのです。主に、ウェブにおける文章は、これまでのテクニックだけでは通じません。

 

「てにをは」に気をつけたり、起承転結を重んじたり、臨場感のある描写をしたところで、そもそも読んでもらえなければ意味がないのです。

 

どうでしょうか?

最後の、そもそも読んでもらえなければ意味がない、という言葉が印象に残ります。

確かに、その通り。今、WEBで文章を書く人は、伝えたい事を伝えるために、読ませる文章を書かなければいけないんですね。

 

しかし、これが、なかなか難しい。なぜ、難しいと感じるのか。

それは、文章が好き嫌いは別として、どんな人にも無意識に文章のクセがついているからなんです

この文章のクセというのは、なかなか治せない。

もうね、右利きを左利きに変えるぐらい難しい(笑)

 

たとえば、よくWEBの文章術で言われるのは、起承転結を辞めて、結論から書きましょう、というアドバイスがあります。

が、私、あれ苦手なんです(笑)。どうしても、問題提起から入っちゃう

この記事も、「ここ数年の間に、どうして文章を書く機会が増えたのか?」という問題提起から始まって、「それは、WEBの誕生が原因だと思う」という推測が入って、さらに、「では、WEB特有の文章術を考えなければいけない。それって、なんだろう?」という展開になっています。

 

何度か、結論ありきの文章にチャンレンジしてみましたが、書きにくい。

やっぱり、自分の文章のクセを治すのは、かなり大変という事なんですね

 

皆さんはどうでしょうか?、文章を書こうとした時に、WEB特有の文章術に悩んだ事はありませんか?

解決策をお教えしましょう。気にしない事です(笑)

べつに、起承転結で書きたかったら書けばいい。自分が書きやすい文章でいいと思うんですよ。

しかし、それだと、ちゃんと読んでくれている人達に、伝わっているんだろうか。

それこそ、読ませる文章になっているか不安になりますよね

そこで、私から提案があります。

 

好きな文章を真似しよう

好きな文章の真似をするこれが、一番良い解決策です。

もっと正確に言えば、あなたが好きなライター、エッセイスト、コラムニスト、作家の文章を自然に真似が出来るほど読みこむんですよ

 

あなたが好きな文章は、あなたが読みやすい文章です。そして、読みやすい文章って事は、読ませる文章でもある。

だから、自分の好きな文章を真似しているうちに、いつのまにか読ませる文章をマスターしているのではないか、と考えたわけです。

頭の中や理論だけで、文章を考えようとすると、書く事が嫌になってしまいます。

そうならないためにも、好きな文章を読んで、身体に覚えこませましょう。

ちなみに、私が最も真似したい文章は、売れっ子ライター・上阪徹さんが書く文章です。

上阪さんの文章は、どんなに疲れている時でも、スイスイ読めてしまう。理想の文章です。

もし、好きな文章がないという人は、上阪さんの文章を参考にしてみてください。

以下に本を紹介しておきますね

書いて生きていく プロ文章論

書いて生きていく プロ文章論

文章は「書く前」に8割決まる

文章は「書く前」に8割決まる

職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

共に、読ませる文章を勉強して行こうではないか?!

悔しさがあるって事は、生きる意味があるって事でしょ?

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人が「死にたい」と思う時って、どんな時だろう?

私は思うんです。

きっと、何もかも上手く行かなかったり、誰も仲間がいないと思ったり、自分を好きな人なんて誰もいないと思ってしまう時なんじゃないか、と。

 

要するに、生きる理由が何もない状態

それが死にたい時なんですよね。

「どうして死んじゃダメなの?」と聞かれて、答えられない。そんな時、死が近づいて来る気がするんですよ。

 

だから、周囲の人間は、死なせないために、必死でその人が持っているモノを伝えようとします

「本当は仲間だっている」、「本当はたくさんの人に好かれている」、「本当は上手く行っている事もある」

こんなふうに、その人が実は持っているモノをアピールして、説得しようとします。

 

しかし、これが、なかなか難しい。

なぜなら、そもそも、自分が持っているモノを実感出来ないから、信じられないから、死にたくなっているからです。

だから、死にたいという気持ちをそう簡単に消す事はできない。

 

じゃあ、どうすればいいでしょうか?

 

悔しさを呼び戻せ!

解決策は、実はそれほど難しくありません。

最も簡単な方法は、自分の中に「何で俺(私)が死ななきゃいけねぇんだよ、ふざけんじゃねぇよ、死んでたまるか、この野郎」という気持ちを奮い立たせること。

これなんですよ。

 

悔しさを呼び戻すこと。これが自分を生かす最も簡単で強力な方法です。

これを読んでいる人の中にも、絶望感で死にたくなっている人がいるかもしれません。

そんな人に一言言いたい!

 

悔しがれ、やり残した事を思い出せ、納得するな

 

あなたも私も素敵な恋人と一緒に楽しい生活を送っていいし、美味いもの食べていいし、風呂入っていいし、面白れぇ仲間と飲んだり騒いだりしていいですよ。

楽しい事を望んでいいし、やったっていい!

素直になれ、本当に諦めたのか?、諦めたふりじゃないのか?

無いから死ぬんじゃなくて、無いからこそ生きる。無いって事は、これから手に入れる可能性があるって事なんだから。

 

絶望して死にたくなってるあなたは、もしかしたら、経済的に役に立たなくて、ダメ人間かもしれない。

でも、そんな人は楽しいことを求めちゃいけないって誰が決めたの?、仮に誰かが決めたとして、そのルールに何で従うの?

 

ダメ人間だって、楽しさを求めてもいいんですよ。ていうか、求めなきゃいつまでもゴールにたどり着けない。

ダメ人間、万歳です。

 

当ブログは貧困問題をテーマにしています。

実は、私が貧困問題に興味を持ち続けている原動力は、悔しさなんです

貧困になってしまう人は、確かに不器用で非生産的かもしれない。でも、だからって、貧困に追い込まれて、自ら命を落とす必要はない。

そんなのは、悔しい。悔しいったら、悔しい(笑)

 

だから、もしAという自分が「どうして死んじゃダメなの?」と質問して来たら、Bという自分を使って、こんなふうに答えてあげましょう。

「はぁ?悔しいからに決まってるだろう?!、悔しいまま死にたくないだろう?おまえ!」

 

死ぬときは心穏やかに行きましょう。悔しさを残しちゃダメなんですよ

少しでも悔しさがあるって事は、まだやる事があるって事なんです。

共に、悔しさを確認して行こうではないか?!

「これからの働き方」を考えるための10の質問

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今は働き方が崩壊している時代です。

こんなふうに言ったら、大袈裟でしょうか?

 

しかし、皆さんの記憶に新しい電通の過労死事件などもおきました。

電通の過労死問題と電通の正体!社長の通達文書には反省の色なし! | Light and Shade 〜 人生の光と陰 〜

ドンキホーテも労基法違反の疑いで書類送検されたし、最近では大手エステ会社のブラックぶりが社員によって暴露されました。

 

この記事を読んでいるあなたの会社は大丈夫ですか?

「キツイだけど、ブラック企業とまでは言えないので、なんとか続けて行こうと思ってる。このご時世、転職活動は大変だし、今の会社にしがみつくしかないよ」

こんなふうに言う人が多いかもしれません。

 

しかし、脅すわけじゃありまんせんが、今はブラック企業でなかったとしても、気づかない間に会社がブラック化していた、なんて事が起こりうる時代です。

そして、ブラック企業に勤め続けたら、うつになるか、最悪、過労死だってあり得ます。

じゃあ、どうすればいいのか。答えは簡単です。

つねに、自分が今、どんな働き方をしているのかを把握していればいいんですよ

そうすれば、自分の会社の変化に早めに気がつく事が出来ます。

うつになってから気づくのではなく、もっと前に気がつく事が重要なんですよ

 

そこで、最近、うってつけの本を発見しました。

 プロブロガー・イケダハヤトさんが書いた「旗を立てて生きる」という本です。

この本の中に、「これからの働き方」を考えるための10の質問がのっています。

今日は、この10の質問の答えを皆さんと一緒に考えながら、現時点での自分の働き方をもう一度、見直してみましょう。

以下が10の質問です。

 

その1・来月から給料が振り込まれないとしたら、どうしますか?

その2・社外のプロフェッショナルとのつながりがありますか?

その3・下積み3年なんて価値観を持っていませんか?

その4・「会社を辞める」という逃げ道を確保していますか?

その5・最低限の生活コストはいくらですか?

その6・働き方のロールモデルはいますか?

その7・死ぬまで低収入でも働けますか?

その8・仕事を通して解決したい問題意識はありますか?

その9・「会社が目指すこと」と「自分が目指すこと」は一致していますか?

その10・人生のプライオリティは明確ですか?

 

以上の10個です。

どうでしょうか?、イケダさんが考えた10個の質問は、単独ではなく、すべて連携しているように思えます。

すべて、会社を辞める時の準備は出来ているのか、という想いから、作られた質問のように思うんです。

とくに、気になった質問を考えてみましょう。

 

来月から給料が振り込まれないとしたら、どうしますか?

イケダさんは、本の中でこんなふうに言っています。

月収は生活の安定を約束する素晴らしいシステムですが、過度な安心感を与えてしまうという「副作用」があるように感じます。

(中略)十分な月収が滞りなく支払われる会社は、オアシスのようなものです。

しかし、オアシスのゆるーい環境に慣れきってしまうと、外で生き抜く力はなくなって行きます。

かつての僕がそうであったように、しばしば月給は危機感、向上心を失わせてしまうというう負の側面を持つのです。

 

どうでしょうか?

きっと、こんな事を書くと、「そんな事を言われても、しょうがないだろう!、俺(私)には、次の仕事がすぐみつかる能力なんて無いんだよ、今の会社にいるしかない」と、嘆く人がいるでしょう。

しかし、だからこそ、次の質問を考える必要が出て来るんです。

 

社外のプロフェッショナルとのつながりがありますか?

今の会社にいるしかない、と思っている人は、おそらく自分に自信が持てないんだ、と思います。

気持ちは、よく解る。私自身も争いが苦手だし、何事もスローペースです。

 

しかし、それは、社外の人達と交流する事でほぼ解決できます

社外の人達と会って、コミュニケーションする事で、別の視点が見えて来るんですよ

それは、今いる会社の常識がすべてではない、という視点です。

 

会社の中にいると解らないものですが、その会社ならではの常識というものがあります。

「どう見てもパワハラだけど、みんな我慢しているから、しょうがないのかなぁ・・・」

こんなふうに思っているうちに、いつのまにかパワハラが常識になってしまいます。

 

そうならないために、なるべく早い段階で、社外の人達と交流するようにしましょう。

実際に会う時間がないなら、SNSを通してコミュニケーションをしてみてもいい。

大切なのは、今いる場所の常識がすべてではない事を知る事です。

 

「会社が目指すこと」と「自分が目指すこと」は一致していますか?

そもそも、上司が厳しくても、残業続きでも、「会社が目指すこと」と「自分が目指すこと」が一致していれば、ワクワクしながら仕事ができるはずです。

 

私は思うんです。ブラック企業の最も残酷なところは、会社が目指している事に共感できないのに働かなければいけなくなることなのではないか、と。

あまりにも、会社が目指している事に納得できないのであれば、やはり、辞める事を考えるべきです。

 

仕事を通して解決したい問題意識はありますか?

忙しさで見失ってしまう時がありますが、そもそも、すべての会社は何かの問題を解決するために、存在しています。

たとえば、郵便局は手紙を届けるという問題を解決している。

警察は、治安を守るという問題を解決している。

病院は、病気を治すという問題を解決している。

 

すべて問題を解決する事で存在しているんです。

だから、今後、我々が仕事をして行くうえで、最も大事なのは、自分がどんな問題を解決したいのか、をしっかりと確認して行く事なんですよ

 

私の場合は、貧困問題解決

紹介した本の作者であるイケダハヤトさんは、「東京で消耗しないためにはどうしたらいいのか?」という問題意識ですね。

イケダさんは、今のところ、地方(高知)に行けば解決できるのではないか、と呼びかけているわけです。

そして、それが仕事になっている。

 

さぁ、あなたはどんな問題を解決したいですか?

共に、これからの働き方を考えて行こうではないか?!

みんな、頑張り限度を上げないために、不幸比べはもう辞めよう

つい最近、NPO法人自立サポートセンター、もやい理事、稲葉剛さんが書かれた「貧困の現場から社会を変える」が販売されました。

貧困の現場から社会を変える (POSSE叢書)

貧困の現場から社会を変える (POSSE叢書)

 稲葉さんのプロフィールを簡単にご紹介しましょう。

1969年、広島県広島市生まれ。

両親は原爆投下直後の広島に疎開先から入った「入市被爆者」であり、被爆二世として戦争や平和の問題に敏感な子どもとして育つ。
東京大学教養学部教養学科卒(専門は東南アジアの地域研究)。

在学中から平和運動外国人労働者支援活動に関わり、1994年より東京・新宿を中心に路上生活者支援活動に取り組む。
2001年、湯浅誠らと共に自立生活サポートセンター・もやいを設立し、幅広い生活困窮者の相談・支援活動を開始。

2009年、住まいの貧困に取り組むネットワークを設立し、住宅政策の転換を求める活動を始める。

また、2011年より生活保護制度の改悪に反対するキャンペーンに本格的に取り組んでいる。

そして、2014年、東京つくろいファンドを設立。

稲葉剛公式サイト » プロフィール

 プロフィールを見ただけでも、稲葉さんが貧困支援の現場に長い間関わって来た事が解りますね。

今回、出版された本には、そんな稲葉さんが「貧困の現場」で見て来たリアルな問題点が書かれています。

ちょっと、目次を見てみましょう。

第1章・私が取り込んで来た生活困窮者支援

第2章・権利としての生活保護

第3章・バッシングと差別

第4章・拡大する住まいの貧困

第5章・自立支援を問う

第6章・対談・藤田孝典×稲葉剛

 

どうでしょうか?、どれも、見逃せない問題のように思えます。

が、きっと、この記事を読んでいる皆さんの生活状況によって、注目したい章が変わってくる事でしょう。

私の場合は、第2章・権利としての生活保護と第3章・バッシングと生活保護です。

当ブログは貧困問題解決をテーマにしています。

で、貧困問題解決をテーマにブログを書き続けて思う事があるんですよ

それは、「どうして、貧困当事者に対するバッシングがこれほどまでに強くなっているのか?」、という素朴な疑問です。

考えてみれば、不思議じゃないですか。今の日本は、生活困窮者が増えています。

だから、普通に考えれば、お互いに生活に苦しんでいるんだから、お互いに気持ちを理解できるはずです、本当は。

しかし、報道やネットなどを見てみると、生活に苦しんでいる者同士で叩き合っているように思えます。

なぜ、こんな事になってしまうのか?、皆さん、どう考えていますか?

 

実は、先日、「貧困の現場から社会を変える」の出版記念トークイベントが行われました。

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私の素朴な疑問のヒントが聴けるのではないか、と思い、早々と予約をして行って来ました。

今回は、本を書いた稲葉さんとゲストの小説家、星野さんの対談で見えて来た、貧困当事者へのバッシング構造について考えてみましょう。

 

頑張り限度が上がって行く世の中になっている

今回のトークイベントで心に残っているキーワードをいくつかご紹介しましょう。

頑張り限度

不幸比べ

自立と孤立の違い

この3つです。

 

稲葉さんが言っていた印象的な話しがあります。

「自分は残業続きで、一日5時間しか寝ていない」と言うと、「何を言ってる!、俺(私)は3時間しか寝てないぞぉ」と怒る人達がいる

「自分は食費に一日1000円しか使ってない」と言うと、「甘えるな、俺(私)はもっと低いぞぉ」と怒る人達がいる。

 

こんな意見が世の中にあふれて行くと、頑張り限度が上がってしまうのではないでしょうか?

「そうか、一日3時間しか寝てない人がいるなら、俺(私)も3時間睡眠で我慢しなきゃ」と思ってしまう事によって、国民全体の頑張る基準が上がる。

そうなると、ますますブラック企業の思うつぼだし、貧困も広がって行ってしまう。

 

どうでしょうか?、稲葉さんの意見を聴いても、やっぱり、貧困当事者同士の不幸比べが起きてしまっている、と言えるでしょう。

では、どうすればいいか?、簡単にすぐ解決する方法はありませんが、まず最初の一歩として、自立と孤立の違いを理解する事なのではないか、と思うんです。

 

自立と孤立は違う

稲葉さんはこんな事を言っていました。

自立とは、困った時にSOSを出せる事だと思います。

しかし、国(政府)は、自立とは、一人で立つ事だと考えている

 

私は、長年、生活困窮者支援をして行く中で、自立と孤立は違う事を実感して来ました。

 

私は、こんなふうに考えています。

自立=SOSを出せること

孤立=一人で立つこと

 

私の素朴な疑問の答えもここにあるように思います。

少しでも貧困バッシングを無くすために、孤立ではなく、本当の意味での自立を目指して行くこと。

その道をコツコツと進んで行くしかありません。

共に、頑張り限度を下げて、本当の意味での自立を目指して行こうではないか?!