うつから抜け出すためには、ナルシストになる必要がある、と断言する理由
昨日、興味深い2つのツイートを発見しました。
初めて抗鬱剤を飲んで効き始めた時、「普通の人ってこんなに楽なのか」と衝撃を受けた事は今でも覚えている。
心理学実験で自己認識能力を試験したら、精神的に健康な人より鬱病者の方が正確な認識を持っていて、「正常とは、ある程度の自惚れがある状態である」と本で読んだ時も衝撃を受けた。
抗鬱剤で根拠のない自信が湧いてくるの、つまり鬱でない正常な人はそんな根拠のない自信で常に満ちあふれてるということになると思うと正常な人ってかなり恐ろしい存在かそれともナルシストか何かに見えてくる
どうでしょうか?、すごく勉強になりますよね。
このツイートを見ると、つぶやいた方は、うつの当事者である事がすぐ解ります。
また、「抗うつ剤を飲むと根拠のない自信」が湧いてくる、つまり、鬱でない正常な人はそんな根拠のない自信で常に満ちあふれてるということになると思う、という部分がこのツイートのポイントです。
確かに、そうかもしれないと思いませんか?
今、これを読んでいるあなたに自信があるとしたら、その根拠は何ですか?
それなりの会社に勤めていること、結婚して家族がいること、税金を払っていること。
いろいろと思いつく限りの根拠を挙げると思います。
が、きっと、うつにならない人は、それらの根拠が無くなったとしても、また新しい自信の根拠を探すんだ、と思うんです。
つまり、ツイート内にもあるように、うつにならない人はナルシストなんですよ
逆に言えば、うつの予防は、ナルシストになること、と言ってもいい。
ナルシストとは、自己愛に陶酔(とうすい)する人のことです。
うつにならないために、どうやったら自己愛に陶酔(とうすい)する人になれるのか?
私は、今のところ、ガチのうつになった事がありません。なので、そんな私がオスススメするナルシストになる方法をご紹介しましょう
生存を全力で肯定する
当ブログのテーマは貧困問題です。
そして、貧困問題解決に最も必要なのは、生存の肯定なんですよ
たとえ、経済的に役に立たなくても、生存は認められなければいけません。
私の好きな作家、雨宮処凛さんがご自身の本の中で、こんな事を言っています
生存は、無条件で肯定されなければならない。
生存は「褒美」であってはいけないし、「許可制」であってはならない。
この思想こそが、貧困問題解決には必要なんです。
そして、実は、生存を肯定するこの思想こそ、私の生きる自信の根拠なんですよ
生存の肯定は、私のナルシストパワーの源です。
ですので、皆さんにもオススメします。
べつに特別、何かの役に立っていなくても、とりあえず生きている自分を肯定してほしい。
生きる事に図々しくなって、ナルシストになってください。
仕事ができる、結婚している、税金払ってる、などの根拠はまだまだ弱い。
無条件に生存を肯定する以上のナルシストパワーはありません。
共に、生存を肯定して、ナルシストになろうではないか?!
親の介護、マジでどうする?、高齢者の貧困と向き合うために必要なたった一つの心得
年末年始や親戚の集まりで、久しぶりに実家に帰ると、実感する事があります。
それは、両親の高齢化です。
たまに家族に会うと、「うわぁ~、お母さん、お父さん、歳取ったなぁ~」と、思わず感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
多くの人が感じる、その実感は、けして間違いではありません。
実際に、あなたの両親は歳を取っています。
という事は、あなたの親が認知症、自動車事故をしてしまう可能性、詐欺の被害、ちょっとした事で転んで怪我をしてしまうリスクも高まっている、という事なんです。
「そんな事は解ってるよ」と、言いたくなった人がいるかもしれません。
しかし、本当に解っていますか?
頭で解っている事と実行に移す事は、まったく別ものです。
久しぶりに両親に会って、親の高齢化を実感した時、あなたが親と向き合う絶好の機会なんですよ。
恥ずかしいとか、普段、話していないからなんて理由は、この際、捨てて、親と今後の事についてじっくり話し合うべきです。
もし、今、親の老後の事を家族で話さないと、手遅れになる事が出て来てしまうかもしれません。
「なぜ、そんなふうに脅すの?」と、ムカッとした人がいるかもしれませんね。
理由は簡単です。
親の高齢化を見て見ぬふりするという事は、同時に、当ブログのテーマである貧困問題を見て見ぬふりする事と同じだからなんですよ
どういう事か、説明しましょう。
親と子供の疎遠が貧困を生む
今は少子高齢化の時代です。
お年寄りが多くて、子供が少ない。そうなると、シンプルに考えて、国の経済力は弱まって行きます。
当然ですね、働ける若者が減って、働けない高齢者が増えて行くんだから。
働けない高齢者が増えて行くという事は、社会に大きな問題が浮上して来るということ。
それは、働けない高齢者は誰が面倒をみるの?、という問題です。
「そりゃ、子供でしょ?」、「家族が面倒みればいいじゃん」と思った事でしょう。
しかし、問題はそんな簡単じゃありません。
なぜなら、本来、親を支えなければいけない子供も自分の生活でいっぱいいっぱいになっているからです。
考えてみてください。
私は先ほど、少子高齢化で働ける若者が減っているという話しをしました。
という事は、一人一人がやらなければいけない仕事が増えて行く、という事です。
これも当然ですね、働ける人の数が少ないんだから、一人がたくさんの仕事を抱えないと、会社が成り立たなくなります。
今お話ししたような「人が足りてない問題」が、ブラック企業、サービス残業を生んでいる根元の原因だと思うんです。
さぁ、そうなると、高齢の親を持つ子供達は、こんなふうに考え始めます。
「親の高齢化はもちろん気にしているけど、でも、忙しくて今は考えられない」
こんなふうに考えるようになるんですよ。
独身なら、まだましです。でも結婚して、小さい子供がいたりすると、ますます、親の事を後回しにしがちになります
んで、残酷なのは、他ならぬ親自身が子供の忙しさに気がついている、ということ。
なので、親自身が娘、息子に迷惑にならないように、何かあっても連絡しないようになります。
そうなると、いよいよ、貧困が静かに忍び寄って来る。
まず、認知症の初期段階を見逃します。または、詐欺にあっても、黙っているかもしれない。
最近、話題になっている高齢者の自動車事故だって、親族が親の高齢化に気がついて、車に乗らないように注意するしかありません。
そして、上記の問題、すべてに莫大なお金がかかって来ます。
認知症は治療費、介護施設費、詐欺は被害額、自動車事故ももろもろのお金がついてくる。
これらの問題を長年、放置していれば、子供達の貯金額ではとてもまかないきれません。
私が親の介護の問題を見て見ぬふりする事は、貧困問題を見て見ぬふりする事と同じ事だと言ったのは、そういう理由からだったんです。
そして、お気づきのように、介護離職の問題も、ここにあります。共倒れの可能性が出て来るわけです
どうすればいいのか?
解決策は一つだけです。
実家に帰ったら、親が話せるうちに今後の話しをしておくこと。
子供である自分はどこまで出来てどこまでは出来ないのか、をしっかりと親に伝えておくこと。
しっかりと話し合う。それが高齢者の貧困を防ぐ最初の一歩であり、子供である私達にしか出来ない事です。
共に、親と高齢者の貧困に向かい合って行こうではないか?!
年越し派遣村は終わってない!、ふとんで年越しプロジェクトにご協力ください
年越し派遣村を覚えていますか?
ちょっとWEBサイトから引用してみましょう
2009年、リーマンショックなどの影響で、派遣切りされた労働者らに年末年始の食事と寝泊まりできる場所を提供しようと、労働組合や支援団体「反貧困ネットワーク」など約20団体が12月31日〜1月5日、東京の日比谷公園に派遣村を設置した。
想定を上回る人が集まり、実行委員会によると5日朝までの「入村者」は約500人。2日には厚生労働省が省内の講堂を緊急開放した。生活保護の相談などにも応じた。
思い出しました?
現在、私は35歳ですが、2009年当時は、まだ20代でした。
自分と年齢が近い20代の若者が派遣村を訪れているのをテレビのニュースなどで観て、「もしかしたら、自分も派遣村に行っていたかもしれない」と思ったのを覚えています。
考えてもみてください。
あなたが今、普通に生活出来ているのなら、ご自身の努力ももちろんありますが、半分は運が良かっただけです。
「いや、いや、それは嘘だ、俺(私)は努力したから、今の生活が出来ているんだよ」と、訴える人がいるかもしれない。
しかし、それは楽観的な考えです。
「もしかしたら」の、「もし」を真剣に考えてみてほしい。
もし、親に虐待されていたら?
もし、家族にお金が無かったら?
もし、自分や家族が大きな病気を抱えていたら?
そんなふうに考えて行くと、自分の運の良さに気がつくはずです
「そんな事を言われても、自分にはどうする事も出来ない。派遣村に行っていたような人達に何が出来るの?」と、思う人がいるかもしれませんね。
出来る事はあるんです。
ぜひ、ふとんで年越しプロジェクトを知ってください。
派遣村は終わってない
派遣村の精神は、ふとんで年越しプロジェクトという名に変わって、今も受け継がれているんです。
現在、クラウドファンティングを行っています
「もしかしたら、自分も派遣村に行っていたかもしれない」と少しでも思う人は、もう一人の自分を助ける気持ちで、クラウドファンティングにご協力ください。
よろしくお願いします。
最後に、ふとんで年越しプロジェクトのプレゼンターである大西連さんの言葉を紹介しておきます
いつ・誰が・どのような理由で生活に困っても支援を受けることができるように、各自治体に常設の窓口が置かれています。
しかし、そこはお役所ですから、平日は9時~17時(12時~13時は昼休み)のみ、土日と祝日などは、「閉庁」といってお休みになってしまいます。
特に年末年始は、年によって違いますが、概ね1週間弱、そういった行政機関の窓口が閉まってしまい制度が利用できない期間になります。
3日くらいなら何とか野宿で耐えられるという人も、極寒のなか1週間だとちょっと厳しい。
年末年始は「仕事」がなくなる!
また、年末年始は役所だけでなく、さまざまな会社、事業所も休業期間に入ります。例えば、日雇い労働などの不安定な働き方をしている場合などは、そういった状況ですと仕事を失ってしまい、生活ができなくなってしまいます。
ですから、より不安定な働き方、生活を送っている方ほど、「年末年始」は仕事を失いやすく、かつ制度も窓口が閉まっていて利用できない、という事態に直面しやすくなってしまいます。
(引用元・「年越し派遣村」から5年 今年は?(大西連) - 個人 - Yahoo!ニュース)
だからこそ、ふとんで年越しプロジェクトのような活動が必要になって来ます。
共に、ふとんで年越しプロジェクトを応援しようではないか?!
悪口を言われても、全然、気にしない人は何を考えているのか?
人は生きていると、怒りたくなる事があります。
とくに、誰かに悪口を言われると、カチンと来る。
人は怒ると集中力を無くしてしまうもの。なんとかして、怒りをコントロールしたいですよね。
そこで、私、普段からあまり怒らない人を観察してみたんですよ。
観察をする事で、怒りをコントールする方法を勉強したいと考えたわけです。
数日間、観察をしていたら、ある事に気がつきました。べつに、普段から怒らない人は、悪口を言われてないわけじゃなかったんですよ
ちゃんと、陰口を言われたり、悪口を言われたりしているんです。
でも、全然、気にしていない。完全にスルーして、いつも通りに仕事をしている。
どういう事なんでしょうか?、なぜ悪口を言われて怒る人と悪口を言われても気にしない人がいるのか?
お答えしましょう。
悪口を言われて怒る人は、自分で自分を悪口に値する人だと認めちゃっている。
でも、悪口を言われても気にしない人は、自分の評価が高いから気にしないでいられる。
要するに、悪口を言って来た側のほうが間違っている、と自信を持っているんです。
どういう事か?、ご説明しましょう。
結局、自分で自分をどう思うか
馬鹿と言われて怒る人は、自分を馬鹿だ、と思っている。
こんな事を言ったら、反論しますか?
しかし、事実です。だって、そうでしょ?
たとえば、誰かに「おまえは、無能な奴だな!」と嫌味を言われても、自分で自分を無能じゃないと思っていれば、「おまえ、何言ってんの?笑」と、相手の言葉を鼻で笑う事が出来ます。
つまり、自分を信じているんです。
しかし、ここで、こんなふうに言いたくなった人がいるかもしれない。
「実力がないのに、自分を信じていたら、単なるおめでたい奴なだけじゃん!」
確かに、その通り。でも、そんな人に一言言いたい!
人の価値観じゃなくて、自分の目標、自分のものさし、で判断しましょうよ、と。
どんな時でも、上には上がいます。
だから、仕事や自分の活動で良い結果が出ても、「自分より上がいるから喜べない」、と思っていると、結局、いつまで経っても喜べません。
だから、ちゃんと、自分の目標を決めて、クリア出来たら、しっかりと自分を褒めて行きましょう。
べつに、周囲の評価に惑わされる事はありません。それだと、相手の悪口を自分で信じてしまう事になります。
どうでしょうか?
1・馬鹿と言われて怒る人は、自分を馬鹿だ、と思っている
2・自分の目標、ものさしを決めて、クリアして行けば人の悪口を気にしなくなる
以上の事を忘れないで行きましょう。
シンプルだけど、大事な事です。
共に、人の悪口に振り回されない本当の自信を手に入れようではないか?!
「いつかやる」の「いつ」っていつだ?、目標を確実に達成するたった一つの方法
「いつかやってみせる!」
飲み会でこんなふうに宣言している人を見た事ありませんか?
しかし、だいたい「いつかやる」と宣言した人がいつかやる事はありません笑
ほとんど、やるやる詐欺で終わって行く。
今、この記事を読んで、ドキッとした人はいませんか?
何を隠そう、私もドキッとしている一人です笑
私も毎年、毎年、「今年こそこれをやる」と思っていても、やらないで終わって行く。
どうして人は目標を決めても、やらないで終わって行くのか?
今回、一緒に考えてみましょう。
みんな、やらない原因は解っている
多くの人が、なぜやるやる詐欺で終わってしまうのか?、の答えを知っています。
簡単ですよね。期限を決めてないから。
何年何月までに、これをやると決めて、逆算的して目標に向かって進んで行けば必ず達成できるはずです。
当たり前の事ですね。
けれど、それも出来ない。いつまでに決める、という期限を決めても、かなりの確率で期限を超えてしまう。
そして、「あぁ~、期限を決めたのに、目標達成できなかったぁ~、俺(私)って駄目だなぁ~」と、自己嫌悪を感じてしまう。
この問題、覚えのある人もいるでしょう。
どうすればいいんでしょうか?、この問題は、当ブログのテーマである貧困問題と深く関わっている問題でもあるんです。他人事ではありません。
脱貧困するために目標達成が重要
たとえば、低収入な若者が、「このままだと深刻な貧困になってしまうから、貯金を貯めよう」と考えます。
そこで、若者は、さっそく目標貯金金額といつまでに達成するかの期限を決めました。
しかし、最初は、順調に貯金して行きますが、だんだんと雲行きが怪しくなって行く。
しだいに、「ちょっとぐらいなら使ってもいいだろう、次の日に今日使った分のお金を節約をすればいい」と、思ってしまうようになるんです。
んで、結局、目標の期限が決ても達成出来ずに、誘惑に負けた自分を嫌いになって行く。
何が問題だったのか?、私の意見を言いましょう
目標は低くていい、小さいほうがいい
答えは、またも簡単です。
目標が高すぎるんですよ。だから、期限を決めても失敗するんです。
私の好きな本に地雷屋さんという人が書いた「脱ニート完全マニュアル」という書籍があります
元ひきこもりニートがリアルに教える! 脱ニート完全マニュアル
- 作者: 地雷屋,石原まこちん
- 出版社/メーカー: メタモル出版
- 発売日: 2012/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 22回
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この本の表紙には、石原まこちんさんのこんな推薦文が書いてあるんです。
ニートに限らず、私を含めた「心の虚弱体質さん」すべての方におすすめです。
背中を押してくれる本は、この世にあふれています。
しかし、立ち上がってもいない人間の背中を押されても・・・という感じですよね
この本は、まず布団から出ることを教えてくれる本です
これだ!、と思いました笑
長年、ニートをやっている人に、いきなり「仕事をみつけろ!」とか言っても、目標が高すぎる。
だから、まずは、ニートに「布団から出る」事を呼び掛けているわけなんですよ
「いや、いや、レベルが低すぎるでしょ?」と、つっこみたくなっているかもしれません。
が、うつやニート経験が長い人だと、本当に布団から出るだけでも一苦労なんですよ。
ですので、ニートにとって、「布団からとりあえず出よう」という目標は、とても現実的で達成しやすい目標なんです。
私もこの感覚を見習う事にしました。
変に高い目標を目指すのではなくて、自分にあった小さい目標を立てる。
そして、一つ一つ達成感を感じて行く。
これこそが、目標を達成する一番の方法です
どうでしょうか?、あなたの目標は自分にあった目標ですか?、大きな目標を立てて、挫折する可能性はありませんか?
共に、一歩一歩進んで、小さい目標をクリアして行こうではないか?!
人を助ける時は、裏切られる覚悟を持つべき理由と生活保護の重要性
当ブログは、貧困問題をテーマにブログを書いています。
人と会った時に、私が貧困問題をテーマにブログを書いている事を言うと、たまに、こんな答えが返ってくる事があるんです。
「貧困の人達とは、関わらないほうがいいですよ、痛い目に合いますよ」
なぜ、こんな意見を言うのか?
話しを詳しく聞いてみると、「貧困の人達と関わるな」、と忠告してくる人は、実際に貧困状態の人に会った事がある、と言うんです。
それも、ただ会っただけじゃなくて、貧困状態の人を助けよう、と試みた事がある人なんですよ。
不思議に思いますよね。
なぜ、貧困状態の人達を助けよう、と思った人達ほど、のちに「貧困の人達とは関わるな」と、忠告するようになるのか?
答えは意外に簡単です。
それは、「助けた恩を仇で返される」経験をたくさんしているからなんですよ。
どういう事か、説明しましょう。
社会的弱者のSOSをあなたは受け取りますか?
たとえば、ツイッタ―などで生活に困窮している人から連絡が来た、としましょう。
ここでは、A子さん(30代、女性)からSOSが来たと仮定して、話しを進めて行きますね。
A子さんは、彼氏と同棲中です。つき合い始めは、楽しく生活していましたが、やがて彼氏からDVを受けるようになります。
さらに、A子さんは、自身の発達障害の影響で、なかなか仕事が上手く行かずに、うつになってしまいました。
家族とも絶縁状態で、友達もいないA子さんは、頼る人がいません。
そうなると、同棲中のDV彼氏に経済的に援助してもらうしかない。
しかし、A子さんの心は限界です。もう我慢の限界に来ています。
どうすれば、いいのでしょうか?
もし、あなたがA子さんから「助けてください」と、連絡を貰ったらどうしますか?
この時点で、めんどくさい事に巻き込まれるのは嫌だ、という理由で、無視する人もいるでしょう。
べつに、それを非難するつもりはありません。なぜなら、実際にめんどくさい事になるからです。
Aさんを助けようとした後の展開を想像してみましょう。
社会的弱者がいい人とは限らない
もし、この記事を読んでくれている人の中に、正義感が強い人がいたら、迷わずに、「助けます」と、宣言するでしょう。
私も脱貧困をテーマにブログを書いているぐらいなので、ご連絡を頂ければ、支援団体を通じて、生活保護に繋げます。
しかし、ただ正義感だけでA子さんを救済しようとするのは、とても危険なんですよ
と言うのも、A子さんがだんだんとこちらを攻撃するようになる可能性があるからなんです
「もしかしたら、A子さんが自分を攻撃してくるかもしれない」という覚悟なしで、助けようとすると、こちらの心が崩壊するかもしれません。
その理由を説明しましょう。
最初は問題なく、A子さんとやり取りをしている。
しかし、だんだんとA子さんのこちらに対する依存度が強くなって行きます。
たとえば、夜中にLINEを30通ぐらい送りつけて来たりする。
それも、「本当に大丈夫でしょうか?」、「今、不安で眠れません」、「死にたいです」とか、ネガティブなメッセージばかりです。
こちらも仕事があるので、そのすべてのメッセージに返信していると、仕事に支障が出てしまう。ですので、申し訳ないけど、既読スルーをするようになる。
すると、A子さんの態度が急変します。
「てめぇ、何で無視するんだよ!」、「私を騙したのか?裏切り者」、「偽善者」などの暴言をガンガン送りつけて来ます。
こうなると、こっちの心が崩壊してしまう。あなたは、結局、A子さんをブロックしていまいます。
そうです、結局、A子さんを助ける事が出来なかった、という事になるんです。
このお話しは、私が作った架空のストーリーです。
しかし、現実に起こりうる限りなくリアルに近いお話しなんですよ。
冒頭で紹介した「貧困状態の人と関わらないほうがいいですよ、痛い目に合いますよ」と、忠告してきた人達は、こういう経験をたくさんしている人達なんです
だから、「貧困状態の人達と関わるな」と、忠告して来る。
気持ちは解る。実は、私も経験した事があります。
ここで、こんな意見を持った人達がいるかもしれない
「貧困状態の人達と関わるのは、確かに、大変だけど、なんか悔しい、なんとかならないのかな?」
この気持ちも、とても解る。私の意見を言いましょう。
なんとかなります、ただ、なんとも出来ない事もある。
結局、私達が出来る事は、生活保護、障害年金に繋げるところまでです。
なので、生活保護、障害年金、福祉に繋げるところまでは出来るけど、その先はご本人しだいなんですよ。
悔しいけど、それが現実です。
でも、誰かを助けたいと思ったら、その現実をちゃんと理解しておくこと。それが、最初のステップであり、基本ではないでしょうか。
そして、もしかしたら、助けようとした人が自分を攻撃してくるかもしれない可能性を覚悟しておく。
この二つが重要になって来るんです。
出来る事と出来ない事をしっかり理解して、出来る事を精一杯やる。
共に、出来る事をコツコツやって行こうではないか?!
恋愛することに疲れた人へ、異性に恋させる技術を捨てよう!
最近、恋愛する事に疲れている人が多い。
そんな事を思っているのは、私だけでしょうか?
みんな、心のどこかでドラマや映画で観るような素晴らしい恋愛を現実の世界でもしてみたい、と願っている。
でも、現実は想像通りには行かないみたいです。
女性なら、好きになった人が身体目的でガッカリしたり、二股、三股されて悔しくて、悲しい想いをしたかもしれない。
男性だって、めちゃくちゃ好きだった彼女がいつのまにか他の男に寝取られて、ふられたり、「捨てられたくない」という気持ちが強くなって、彼女の我儘を必要以上に聞いてしまって、心が疲れてしまった事があるかもしれない。
んで、そんな事を何度か味わううちに、「恋愛は、もういいや、疲れるだけだから・・・」と、つぶやいてしまう。
今はこんなふうに恋愛に絶望している人が急増していると思えてなりません。
最近、若い女性たちで話題になっている「パパ活」も、「彼氏とかめんどくさいから、お金を支援してくれるパパでいいじゃん!」という恋愛に対する絶望感から来ているのではないでしょうか。
でも、不思議ですよね。恋愛って、本当はもっと楽しい事だったはずです。
学生時代のワクワク感は、どこへ行ってしまったんでしょうか?
今回は、恋愛に疲れてしまったあなたと一緒になぜ私達は恋愛に絶望するようになったのか?を考えてみたいと思います。
恋愛テクニックが疲れさせるんじゃない?
結論から言うと、巷にあふれる恋愛テクニックが疲れさせているんじゃないか?、と思うんです。
もっと言うと、異性に恋させる技術ってやつですよ。
たとえば、男性目線で言うと、「LOVE理論」とか「恋愛工学」で紹介さているテクニック、技術がその代表です。
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- 作者: 藤沢数希
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「女性の話しを徹底的に聴いて、とにかく褒めましょう」とか「アメとムチを使いわけましょう」とか、そういうアドバイスをよく聞きますよね。
私も20代前半の頃、モテたくて、美人とエロい事がしたくて、そういうテクニックを追いかけた時期がありました。
でも、だんだんと疲れて来ちゃった、むなしくなっちゃったんですよ。
なぜ、疲れちゃったのか?、それは、相手の事を見ているようで、見ていないからです。
結局、相手を支配、コントロールするための技術でしかないからなんですよ
べつに、私はここで綺麗ごとを書きたいわけじゃない。
さっきも書いたように、美人とエロい事をしたいし、モテたい。でも、そのために異性に恋させる技術に頼るのは辞めにしよう、と提案したいんです。
べつに、私のように疲れちゃったり、むなしくならないなら、引き続き、異性を口説くテクニックを勉強して頑張ってほしい。
でも、むなしさを感じちゃったり、疲れちゃったりしたら今から提案する事を考えてほしいと思います。
仲の良い異性の友達をつくろう
仲の良い異性の友達をつくる。これです。
当たり前すぎて、拍子抜けしました?
でも、この提案は原点回避ってやつなんですよ。
学生時代、クラスメイトと友達になって、自然と恋愛関係になって行った。
あの自然な感じをもう一度、目指すんです。
あの頃は、「LOVE理論」も「恋愛工学」も知らなかったけど、楽しい恋愛をしていたりしませんでしたか?
何で昔は楽しい恋愛が出来たのか?、と考えると、余計な事を考えないで、ただ相手とコミュニケーションを楽しむ事だけを考えていたからだ、と思うんですよ。
口説くとか、惚れさせるとかを一旦忘れて、ただ純粋に、相手とのコミュケ―ションを楽しむ。
恋愛に疲れている今だからこそ、最も基本的なコミュニケーションの定義を思い出しましょう。
共に楽しい恋愛を思い出して行こうではないか?!