あなたを100%幸せにする生きづらさから逃れるための10か条
つい最近、本棚を整理していると、探していた一冊の本が出て来ました。
雨宮処凛さんの『すごい生き方』という本です。
「あっ、ここにあったのか?!」と、懐かしい気持ちが湧き上がって来ました。
本って、探している時にはみつからないのに、探してない時に出て来ますよね
これも何かのお告げだと思い、本棚整理を一時中断し、パラパラとページをめくってみたんです。
もぉ~、かなり癒されちゃいましたぁ~
本棚整理は完全に中止(笑)。そのまま、ガンガン本を読み進めて行きました。
で、読んでいるうちに思ったんです。
「この本は、生きづらさを抱えている多くの人達に読んでほしい!」
とくに、本に書かれている『生きづらさから逃れるための10か条』がめちゃくちゃワクワクする内容だったので、ぜひシェアしたいと思います!
まず、僕が作家・雨宮処凛さんのファンになったのは、この言葉がきっかけでした。
『生きることは無条件に肯定されるべきものだ。生存は褒美であってはならないし、許可制であってもいけない』
良い言葉でしょ?生きることが何かをした結果の褒美であるべきじゃないんですよ
仕事をして、人に良い事をして、はじめて生きる事を世間から認めれるのは、間違ってないか?
もちろん、仕事をしなければお金は無いし、何か生産的な事をしているわけじゃありません。
でも、命を取られる事じゃない。命がけでやるような事じゃない。
今からご紹介する10か条は、すべて、その精神が基本になっています。
では、参りましょう『あなたを100%幸せにする生きづらさから逃れる10か条』
逃げる
私はこのブログで、逃げることの重要性を何度も訴えて来ました。
学校で虐められている人、会社でパワハラを受けている人は、まず逃げることから考えてほしいと思うんです。
「逃げるな、戦え!戦ってこそ成長する」と、考える人もいるでしょう。
確かに、ある意味、正しい。でも、自分の身体や精神が病んでいるのに、戦っても自爆するだけです。
ぜひ、冷静になって、考えてみてください。
ここで、一つ注意点があります。
逃げることの重要性を訴えて来た私ですが、一つだけ逃げちゃいけない事があるんです。
それは、生きること。生きる事から逃げるのは禁止ですよ
雨宮さんは、『どうして死んじゃいけないの?』と質問して来る人に、こんなふうに答えています。
真剣に生きていればいるほど、そんな言葉を吐きたくなるのは当たり前だ。
言って楽になるなら、いくらでも言えばいい。いくらでもそのことについて必死に考えればいい。
ただ、死ぬ意外にも抜け道や逃げ方は無数にある。「普通」と言われる生き方より、普通じゃない生き方の方が多くのバリエーションがあるように、「死」以外にも、このいかんともしがたい状況を打開できる一発逆転の秘策は無数にあるのだ。
別に一発逆転しなくたっていい。
ただ、抜け道や逃げ方は、あなたが思っているよりもたくさんあることを覚えておいてほしい
当ブログは、今後もたくさんの抜け道、逃げ方をご紹介して行きます。
我慢しない
これは、ある意味、逃げる事と兄弟のように繋がっています。
が、逃げることよりも日常の感覚に近いと思うんです。考えてみてください。
自分が逃げるべきかどうかは切羽詰まった時にはじめて考える事です。
でも、自分は我慢しているのか?という問いは、わりと毎日のようにしているものじゃありませんか?
会社に行って、プレゼンを任されたとします。そのプレゼンを楽しいと思ってするのか、嫌々するのかでは仕事(プレゼン)の質が変わって来ます。
結局、楽しんでる奴には、どんな優秀な人も勝てません。
私の好きなミュージシャンに、斉藤和義という歌手がいます。彼の曲の歌詞に、こんな言葉があるんです。
「我慢ばかりじゃ誤魔化しばかりじゃ!」
そうなんです。我慢するっていうのは、結局、誤魔化しているだけなんですよ
これは、忘れちゃいけない大事な事です
楽しくないなら、楽しくなるように工夫しましょう
もし工夫出来ないなら、逃げましょう。
常識を捨てる
「~しなければいけない」という常識があなたを苦しめているのなら、常識をアップデートする必要があります。
方法はいろいろあります。最も簡単のは、環境を変えてみる。
これが一番、効果があります。
たとえば、あなたの会社には、よく解らない悪しき習慣があるかもしれません
でも、会社の外に出てしまえば、「それって異常じゃない」とか「よく、そんな環境に耐えられるね?」と思う人がけっこういると思います。
自分が今いる環境を変えてみると、また別の常識が見えて来るんです。
べつに、会社を辞めろという話しじゃありません。会社にいながらでもいいから、いろいろな場所に行ってみるという事です。こちらの記事もどうぞ↓
自分を責めない、自分が生きづらいのを社会などのせいにする
私達は、小さい頃から「人のせいにするんじゃない!」という教育を受けて来ました。
でも、実は、どう考えても自分の責任ではないと思える事が世の中にはたくさんあるんです。
まずは、その事をしっかり理解しましょう。
自分の職場が残業ばかりさせる会社だとします。責任感の強い人は、「私(僕)の仕事が遅いからなのでぇ~」と考えちゃうかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?仕事が遅いなら、みんなで教えてあげればいい。
「誰かを教えてあげる余裕なんてないんだぁ!」と、訴えるなら、そんな会社、世の中がおかしい!
『いばや通信』の坂爪さんが言っていましたね
「こんなにウツや自殺者がいる世の中で、おかしいのは適応出来ているほうじゃないか?」
それで、良し!ぜひ覚えておきましょう。
公的、民間の機関で使えるシステム(駆け込み寺や電話相談)を有効利用する
これも、かなり大事。
自分がブラック企業に入ってしまった時にどこに相談すればいいのか?
ウツになってしまって働けなくなったらどこにいければいいのか?
ぜひ元気なうちに調べておきましょう。路上脱出ガイドが参考になります↓
日頃から情報収集をしておく(逃げ場所や、的確な対処法など)
これは、前の『公的、民間の機関で使えるシステム(駆け込み寺や電話相談)を有効利用する』と繋がっています。こちらの記事が参考になります↓
同じ気持ちの仲間を探す
これは、公的、民間で使えるシステムや日頃から情報収集していると、自然に出会えると思います。
『我慢しない』でも書いたように、自分が今いる環境を変えて、今まで会った事のない人とコミュニケーションして行くと自然に道が見えて来ます。
たとえば、あなたはウツかもしれない。アル中かもしれない。不登校かもしれない。
借金があるかしれない。でも、それは、のちのち自慢になることなんですよ。
ウツ自慢、アル中自慢、不登校自慢、借金自慢、自分の駄目さは武器になるんです。
なぜなら、結局、体験した人、経験した人の言葉の重さには適わないからなんですよ
もし今、ウツの人がいたら、自分の経験を同じようなウツの人に伝えてほしい!
きっと、どんなカウンセラーよりも説得力のあるアドバイスを伝える事が出来ます。
これは、犯罪という大きな罪を抱えてしまった人に対しても言えるんです。
元犯罪者、元受刑者は、確かに罪を犯したと思います。簡単に許される事じゃない。
でも、だからこそ、犯罪再発防止の提案を出来るんじゃないか?と僕は考えています。
家族と離れる
『毒親』という言葉があります。毒になるほどたちの悪い親という意味です。
当ブログのテーマである貧困問題は、この毒親と大きく関わっています。
ウツになったり、病気になったり、何か問題があった時、頼りになる親、家族がいるのは、やっぱり大きい。
しかし、親と仲が悪いから頼れる人がいないと感じる人も多いのではないでしょうか。
いかに、毒親と離れるか?は生きづらさから逃れるために考えたい重要なテーマです。
そのための居場所づくりをやっておきましょう。
病院に行く、カウンセリングを受ける
もし自分の体調が悪かったら、病院、カウンセリングに行きましょう。
病院を嫌う人って、けっこう多いです。友人や知人の手助けを借りて、自分に合う病院を探して行きましょう。こちらの記事も参考にしてみてください↓
どうでしょうか?長文になりましたが、ぜひ参考にしてください!
共に、生きづらさを脱出して行こう♪