自分は不器用でダメ人間だと嘆く人よ、どうせなら素敵なダメ人間を目指してみないか?!
連続起業家・家入一真さんの本を読み返していたら、素敵な言葉に出会いました。
家入さんを知らない方は、こちらをどうぞ↓
東京都知事選に立候補した連続起業家・家入一真氏とは一体誰なのか?ホリエモンも供託金を支援 - NAVER まとめ
僕の好きな二種類のダメ人間
種類1
仕事ではミスばかり、労働意欲も無く、就職してもすぐ首になり、人見知りでまわりから素人童貞と罵られる。
そんな世間的にどんなに厳しい状況でも、他人を責めたり、自分の不運を世の中のせいにして不平不満を語ったりしない人。
種類2
お金がなくて毎日公園の公衆便所にお世話になり、家賃は滞納続き。
そんな経済的にどんなに厳しい状況でも、誰に対しても家族のように親切で困っている人を心配ばかりし、財布に残ったなけなしのお金を他人のために使ってしまう人。
そんなダメ人間に僕はなりたい
この言葉、いいですよねぇ~、僕もこんなダメ人間になりたい!
こんな事を言っていると、これを読んでいる読者は反論してくるかもしれません
「いや、いや、ダメ人間にならないように、努力しろよ!働けよ!」
確かに、仰る通りです。
でもね、世の中、器用でバリバリ仕事をこなす人ばかりではありません。
ブラックな職場で働いてウツになってしまったり、実家の親が毒親で精神的な暴力を受けていたり、そもそも傷つきやすく打たれ弱い人だっているでしょう。
当ブログのターゲットである貧乏人、貧困予備軍は、そんな超がつくほどの不器用な人ばかりです。
当たり前ですが、いつの世も優秀な人とダメな人は存在するんですよ
そして、ダメな人ほど、貧困状態になりやすい!
家入さんの言葉にもあるように、仕事ではミスばかり、労働意欲も無く、就職してもすぐ首になり、人見知りでまわりから素人童貞と罵られる。
お金がなくて毎日公園の公衆便所にお世話になり、家賃は滞納続き。
これは、まぎれもなく、我々のような貧乏人、貧困予備軍、貧困当事者の事を言っています。
もしかしたら、家入さんの言葉を読んで、生活が困窮している方々は、「ふざけるな、そんな都合のいい奴にはなれない」とか「理想論で、夢物語だな!」という感想を持った人もいるかもしれませんね
しかし、僕はそんな感想もよくよく解ったうえで、家入さんの言葉にあったダメ人間を目指すべきだと思うんです。
どうせダメ人間になってしまうなら、いい奴になりましょう。
他人を助けた事がある人は、他人に助けを求めて良い!
貧乏人、貧困予備軍には、プライドが高い人が多いんです。
「人に助けを求めるなんて、恥だぁ!」
「生活保護には頼らない。人様の世話にはならない。自分でなんとかする!」
「全部、自分の責任だ!」
そんなふうに思って、ギリギリの貧困状態でいるにも関わらず、我慢している人だっているでしょう。
解ります、凄く解る。でもね、それは生死の問題に関わって来ます。
だから、ここは一つ、自分に約束事を作ってみましょう。
他人を助けた事がある人は、他人に助けを求めて良い!
どうでしょうか?この約束事。ちょっと良いでしょ?僕は思うんです。
きっと、ギリギリの貧困状態にも関わらず、助けを求める事をしない人は、「自分だけ助けてもらうのは、申し訳ない」と思っていると思うんですよ。
「助け合うのはいいけど、自分だけ助けてもらうのは申し訳ないよぉ~」
もし、そんなふうに思って、SOSを出せないなら、少しだけ過去の事を思い出してほしい。
あなたが学生の頃、就職したばかりの新人時代、昨日の出来事でもいい。
今までの人生で人を助けた事はありませんか?よくよく思い出してみてください。
電車の中でお年寄りに席を譲ったり、人に道を聞かれて親切に教えてあげたり、風邪をひいた友達を心配してお見舞いに行ったりしませんでしたか?
人は忘れているだけで、けっこういろいろな場面で人を助けているものなんです。
ここで、さっきの約束事を思い出してください。
他人を助けた事がある人は、他人に助けを求めて良い!
きっと、あなたも助けを求めていいはずです!人を助けた事がない人はいません。
自分だけ助けてもらって申し訳ないと思うなら、どんどん人を助けて、手伝って、自分が助けられる理由を作っていくべきなんですよ。
困った時はお互い様。あの言葉は、真実です。
そういった意味で、家入さんのメッセージは僕の心にいつまでも染みわたっています。
たとえ、貧乏人、貧困予備軍でも人を助けよう、手伝おうとする事には意味があるんです。
仏教に、『徳を積む』という言葉があります。
意味は、「他人に対して「親切・誠実・奉仕・貢献」の姿勢を持ち、実践、行動した事が自分に返ってくる」ということ。
ある意味、僕が言っている事は、徳を積む感覚に似ているのかもしれません。
共に、素敵なダメ人間になろうではないか?